19日、民主党代表選の街頭演説が東京新宿で行われた。詰めかけた聴衆の手には「辞めろ」「ウソつき」などと書かれたプラカード。野田が登場すると「帰れ」「人殺し」と野次や罵声が飛び交い、最後は「辞めろ」コールの大合唱で演説がまったく聞こえなくなった。さすがの野田も涙目になっていたが、再選されると「私は心から国民を愛しています」。かかる確信犯は手の施しようがない。
街頭演説の映像を流した放送局は、日テレ、TBSのみ、フジは帰れコール等はすべて消音して放送。テレ朝とNHKは当然映像自体を流さない。
政調会長に起用された細野豪志環境相兼原発担当相は「原発利益共同体」の求めに応じて原発再稼働を主導した人物。幹事長代行には安住淳財務相を、国対委員長には山井和則国対副委員長を任命。安住は「四年間は消費税を上げない」との公約を翻し増税法案を強行。山井は政権交代の大きな要因となった後期高齢者医療制度の廃止を先送りした張本人。
海上保安庁は尖閣で台湾の漁船相手に放水による水遊びに興じている。水をかけるべきは首相官邸でなかったか。
追記
海上保安庁の巡視船が35ミリ単装乃至20ミリ多銃身機銃を装備しているのに対して、中国の海監船および台湾の巡視船は重装備の武器を装備していない。それゆえ、彼等の対応はあれしかなかったろうと思う。決して海上保安庁を揶揄しているのでない。