クレアチニンが二回に亘って上がり続けている。前々回が1.35、前回が1.45、今回が1.68である。ついでに白血球は9240から13750へ上がっている。
エコー、レントゲンによればサイトメガロは発症していない。下痢も微熱も浮腫もない、しかし血液検査によるとどこかに異常が出ている。異常どころか危険ですらあるが、現時点では理由が分からない。血液検査の回数と免疫抑制剤の量を増やし、様子見となる。
尿検査でのはなし。摂取している水の量が少なすぎると叱られた。心当たりあり、頻繁な排尿が面倒につき、昨今水分を減らしていた。おそらく1リットルも摂っていないのでないだろうか。最低2リットルは摂るように執拗く注意される。
体重がエスカレーターのように推移する。下痢が収まって増え始めたが、おそらくステロイド剤の服用による食欲増進が理由だろう。詳しくは合成副腎皮質ホルモン剤メドロール錠(メチルプレドニゾロン)の副作用である。これは防ぎようがなく、食事制限しか対処法はない。
手術の際、麻酔の管で声を喪ったと書いた。そしてそれが理由で鼻炎が癒ったとも書いた。本当に癒ったのかどうかは分からない。ただし、今のところは癒っている。酷いときは一日にティッシュペーパー二箱で足らないような日もあった。
もっとも、わたしが小学生のころはティッシュペーパーなるものは存在せず、従来のちり紙を全身のポケットに詰めるだけ詰めて出掛けたものである。日本初の箱入りティッシュが発売されるのは1964年、当初はとにかく高級品で手が出なかった。ちなみに、わが国の年間消費量は世界一。