ウィルスと抗体の双方が暴れているそうな。共に、わたしの体内にあったものだが、暴れ出すとの予測はなかったようだ。免疫抑制剤によって抗体が効かなくなり、ウィルスが飛び跳ねている。一方、ウィルスを殺そうとすれば、免疫抑制剤を減らさなければならない。そうすれば、腎臓が落ちる。
免疫抑制剤による副作用はすでに出ていて、手の震え、微熱、腎臓の腫れ、腎機能の低下などなどである。次回は14日の火曜日だが多量の血液検査を東京女子医大で行う。
15日以降、禍禍しい日を選んで再入院となりそうである。ちなみに、件の抗体は輸血の際に体内へ取り込まれたものらしい。
医師は「まずいなあ」を繰り返していたが、一人暮らしは駄目、完全看護の必要ありとのことだった。暫しの自由だったが、満足している。この先どうなるか、不安は感じていない。どうせなるようにしかならない。