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大場川   一考   

 

 みさと公園と水元公園を隔てる大場川について一言。大場川は埼玉県三郷市を流れる。細かくは吉川市川野付近の干拓地に端を発し、三郷市を南に流れ、中川の東側、二郷半領用水と江戸川のあいだを通る。葛飾区の水元公園付近を抜けるが、その端にわたしは住んでいる。この辺りは小さな河川や放水路、疎水が迷路のように入り組んでいて住んでいてもよく分からない。
 拙宅界隈から水元公園の突端まで大場川は小合溜と並行して流れ、その間を遮る形で細い土手がある。早いはなしが三郷と葛飾の県境である。徒歩乃至自転車でしか走られない未舗装の細い道だが、地元の釣り人のメッカのようになっている。葛飾区側は自然環境保全区域に設定されている。この後、大場川は二郷半領用水と共に八潮と葛飾との境を経て中川へ合流する。

 みさと公園には1.5キロのマラソンコース(自転車専用道かも)がある。他に外周道路が2キロほどあって、そこを自転車で日々五周は走っている。水元公園はその六倍以上あって、両公園の南端は木道が縦横に入り組んでいる。一帯が湿地帯で水生羊歯の宝庫である。サンショウモやデンジソウが浮遊し、昨今では珍しくなったミズニラやミズワラビが生えている。みさと公園側では子供が水生昆虫と戯れている。そして水元公園側にはオニバスやアサザの自生地が設けられている。季節柄、アサザは黄色い花を咲かせている。
 公園の此処かしこに釣り人がいる。場所が決まっているようで、毎日おなじ顔ぶれである。水元公園の北端はバードサンクチュアリーとして閉鎖保護されている。子供はそちらにはいささかの興味も抱かない。みさと公園は間伐が行き届いているが、水元公園の北端は意識して捨て置かれている部分があり、昼なお薄暗いところもある。
 みさと公園の南端と東葛クリニックは拙宅から等距離。テリトリーは一気には拡がらないが、先日は牛蒡、葱、白菜など、すき焼きの材料を買ってきた。久しぶりの自転車に惚けている。


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2011年10月28日 00:17に投稿された記事のページです。

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