血糖値が高まった状態が続くことを糖尿病という。糖尿病は合併症の病気だが、症状がないためそのまま放置することになる。他の合併症による症状が顕著になって、はじめて気付くのだが、受診した折には既に手遅れの場合が多い。そのようなことを書くのは新たに糖尿病の若い女性が透析治療に這入ってきたからである。肥満と痛風は糖尿病最大の症状である。
先日書いた入院透析に至った方は腸閉塞もしくは腸管穿孔を患ったようである。レナジェルの副作用でないかと思われる。かなり激しい腹痛や便秘など、自覚症状があったはずなのだが、不思議である。以上の理由によってわたしは窓際へ配置換えになった。病院まで窓際かと空を眺めて溜息をつく。
ニフェジピンからアダラートCR錠に薬品変更、もっとも同種の薬だが。医師によるとCRの方が効くそうな。最低血圧が130を超えているのだからとんでもなく高い血圧だと思うのだが、対応が少々遅いようである。収縮期血圧が180を超えた頃から再三云っていたのだが、200を超えてはじめてのニフェジピンである。当然のことだが、低血圧よりは高血圧の方がわたしには処理しやすい。どうあっても失神は嫌なのである。動悸や息切れがつづき、脳貧血で意識を失うなどの症状だけは勘弁してほしい。
一昨日はわたしだったが、今日は向かいと二人置いて右側の患者が痙攣を起こして失神していた。共に血圧の下がりすぎである。看護師がつきっきりで脚をマッサージし、大声で名前を呼び続けている。一年前のわたしを思い起こしていた。