透析時は六回以上血圧を計る。その血圧が昨日はじめて200を超えた。収縮期血圧が205、拡張期血圧が114だった。それが理由で昨日は終日臥せっていた。200超えははじめてだが、まず目が見えなくなる。ピントが合わなくなるのである。
降圧剤のニフェジピン(カルシウム拮抗薬)を処方され、ドライウェイトを63.5キロまで落とすように云われた。「減量」で書いたが、わたしは63キロを希望したのだが。
体重を落とせば血圧は下がる。血圧はカルシウムや塩分と密接な関わりを持っているが、今のところ他に異常はない。取敢えず63.5キロまで除水、降圧剤を飲んで170ー90にまで下がった。飲み続ければさらに下がるだろうが、医師は降圧剤をあまり奨めない。
食事、水分、体重が血圧を決める要因だが、こればかりは思うようにならない。それでなくとも一年前までは低血圧で困惑させられた。いずれにせよ、失神だけは避けたい。
「忙裏」で書いたように、水分制限の要はなしと云われた。為事中は1リットルを目安に、為事を止めてからは600ミリを目標にしていた。その制限が一挙に取り払われたため、体重が少々狂いはじめた。そしてその分、尿量が増えている。1.3リットルの尿量が1リットルにまで減っていたのだが、最近は1.3リットルを超えるのも屡々。心做しか勢いもよくなったようである。そのことも関係していると思うのだが。