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颱風   一考   

 

 和歌山、奈良が大きな被害を受けた。次は北海道である。北海道は車や二輪で何度も走り回っている。途次、二度颱風に出遇った。一度は室蘭でフェリーが欠航となって二日間待たされた。先日十勝で400ミリを超えたと聞く。きっと農産物は大きな被害を受けたと思うが、今一度はその足寄や陸別界隈を走っていて颱風と遭遇した。
 足寄の辺りは牧場経営のキャンプ場が多いが、掲示板1.0で書いたと思って検索したところヒットした。2005年06月09日に書いた「コバルトブルー」がそれである。
 「中標津町の開陽台の売りは「地球がまるいことが実感できる」、標茶町の多和平の売りは「今にも落ちてきそうなほどの星が、満天に広がる」。共にライダーなら必ず訪れるところだが、牧場はゴルフ場同様、保水能力はまったくない。ちょっとした雨でいたるところが川となり、地面をえぐって滝となる。台風が上陸すれば、河川の氾濫、土砂崩れが方々で起こり、道路は流され、水田や畑は泥に埋り、流木が家屋をなぎ倒していく。満天の星空にはなんの罪もないが、牧場はひどく環境を破壊している。反論を喰らうのを承知で言いたいのだが、それら根釧台地から積丹の海に至るまで、自然はひとの悪意を飽食してきたのだと思う。いまにそこら中が悪意だらけになって、死の匂いが充満し、日本全土が崩壊する日がくるのを一日千秋の思いで待っている」。
 和歌山、奈良方面も高野山から天川村、冬季通行止の道を経て大台ヶ原、谷瀬の吊橋から十津川村と走り回っている。国道はともかく、県道は未舗装、一車線でガードレールはない。乗り合いバスと出遇うと一キロ二キロとバックさせられる。今回崩れ落ちた道を引っくるめて、げに怖ろしき地域だった。


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2011年09月07日 11:13に投稿された記事のページです。

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