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遺伝   一考   

 

 心胸比が上がっている。透析をはじめた頃は37から39だったが、今は46.5。それに応じて血圧も上がっている。前収縮期血圧が160、前拡張期血圧が97平均。180を超えれば降圧剤を服用するように云われているが、もっかのところ160で落ち着いている。前収縮期血圧が100から160までが透析患者の正常値である。長く低血圧に悩まされてきたので、体調は良い。
 薬効あらたかで血液検査は万全である。何時ものことだが、尿素窒素が56でやや低い。尿素窒素は60から100が正常値だが、56以上に上がったことがない。食欲がないのだからこればかりはどうにもならない。
 ドライウェイトを一挙に1.5キロ減らされたのは参ったが、最近は徐々に減少している。今日から500グラム減らされることになったが、除水は100グラムから300グラムの間で安定している。従って500グラムの体重減なら納得がゆく。
 血便、血尿で常に検査を繰り返される。血便は憩室、血尿は結石だと思っているが、結石はともかく、憩室には最大限の注意を払っている。主たる死因になる可能性が高いからである。
 本日の医師は泌尿器科である。結石はどうなっているかと訊かれたが、わたしには応えようがない。透析に至ってから結石とはおさらばしている。医師からエコー検査を受けるように云われた。二十四日の予約だそうである。その後の腎臓がどうなっているのか、知るのも一興。

 歯科医師から電話があって、病院へ出頭。四回にわたって麻酔をかけての歯石除去は歯の根っ子の掃除(ルートプレーニング)だったと聞かされる。どうりで痛い筈である。残る一本の虫歯の治療に取りかかる。内部でかなり雑菌が繁殖していて、ちょいと面倒そう。それにしても巧い医師である。
 歯石には個体差があって、おっきーさんは半年に一度。わたしの場合は三箇月ごとだと一日で済むらしい。いずれにせよ、血中カルシウムが理由らしく、遺伝する可能性が高いと聞く。腎結石が遺伝するのをわたしは畏れている。


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2011年08月18日 16:51に投稿された記事のページです。

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