今日の第五グループ(松戸の一部)は十八時二十分から二十二時まで停電である。朝七時にはじめたとしても、十八時二十分までに二サイクルは終了しない。朝晩どちらかの透析の時間短縮を試みるしかない。時短となると今まで以上の厳密な体重自己管理が必要となる。
スタッフの皆さんは事前のミーティングの時間が取れなくて困っている。休憩などとんでもないとの状況だが、穿刺の瞬間、瞬間は気を張りつめないといけない。わたしが通うクリニックも満床となり、技師、看護師は気力だけで頑張っている。非常時である、患者は我が儘を控えなければならない。
某サイトで三時間に短縮されると四分の一ずつ尿毒素が溜っていくとの書き込みがあったが、それは一概に云えない。一週間透析を断つと身体中が浮腫んでくる。ぱんぱんに膨らんでくる。二週間断つと心不全や心筋梗塞で斃れる方が出てくる。しかし、透析の時短で死ぬようなことはない。罹災から一週間、被災地の透析患者は危険な状況に陥ってきた。電気もさることながら、透析時には多量の水が必要となる。電気と共に水道の復興を願いたい。