透析治療は時間が変更されるようである。どのように変わるかは担当スタッフにも分からない。東京電力が判然としないのに、病院のスタッフに分かる筈がなかろう。透析は中断が許されない、許されないと云っても、停電になればどうにもなるまい。
停電が理由で透析を断念もしくは短縮する医院が多いと聞く。わたしは除水が少ないので時間短縮が可能である。短縮した分を他の患者に回していただければありがたい。
五つのグループに別けての計画停電だが、そのグループは日々輪番制になっている。要するに停電の時間帯が毎日変わるのである。これでは治療の計画の立てようがない。透析患者は長期間にわたって東京電力に振り回されることになる。
原発の問題にしても、エンジンポンプを用いて海水を炉心に注水中、燃料が切れてポンプが停止したのに気づかず、再度燃料棒が露出したと、このようなことを発表する無神経さに呆れ返る。危機管理能力が皆無である。経営陣の責任が問われるべし。