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札付き   一考   

 

 小沢一郎の三人の秘書、石川知裕衆議院議員、大久保隆規、池田光智に対する裁判がはじまった。裁判の詳細についてはそちらで調べていただきたいが、吉田正喜元特捜副部長をはじめ、田代政弘、前田恒彦と札付きの検事が取り調べを担当しているのは強調しておきたい。冤罪だった村木厚子元厚労局長への取り調べと構図を一にする。
 そもそも小沢一郎の事件(事件かどうかは分からないが)は検察のリークとそれを鵜呑にしたマスメディアが主をなす。担当検事の一名は左遷、一名は退職、一名は獄中にある。
 虚偽記載とされた問題点は二点。その内、新政治問題研究会と未来産業研究会に関しては、検察側証人として出廷した西松建設元総務部長が二つの政治団体に実体があったと証言。また、検察側は水谷建設から一億円の裏金を受け取ったことを前提に論を進めるも、水谷建設元会長は裏金問題が検察による創作であると証言。自ら立てた証人により自らの論理が崩されてゆく。
 こうした重大ニュースをメディアが一切報道しない意味はどこにあるのか。立証もできない事柄をあたかも事実であるかのように吹聴する検察、小沢は悪者とのイメージ報道を繰り返すマスメディア、ここには一連の事件の異常さが明確に示唆されている。
 わたしは小沢一郎に首相を務めて貰いたかったが、もっとも大切な季節を検察の謀略によって奪われてしまった。彼が政治家として再登場できるかどうかは年齢的にみて難しい。だからこそ、今の彼に望みたいのは法廷闘争によって、検察の思い上がり、司法制度の矛盾、マスメディアの不正義を暴露し、陽の光のもとに晒していただきたいと、それだけである。怖ろしく難儀なこととは分かっている。しかし、彼なら可能である、小沢一郎にしかできないとわたしは信じている。


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2011年02月11日 16:19に投稿された記事のページです。

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