某移植外科医が拵えたデータ、他のブログからの無断引用です。
移植に関しては生着でなく生存ですから移植後、再度透析に戻った人も這入っている。
年齢 血液透析(平均生存年数) 移植(平均生存年数)
15歳〜19歳 男24.8年 女24.6年 男46.1年 女47.0年
20歳〜24歳 男21.5年 女21.6年 男41.9年 女43.0年
25歳〜29歳 男18.5年 女18.9年 男37.6年 女38.9年
30歳〜34歳 男15.5年 女16.3年 男33.3年 女34.7年
35歳〜39歳 男13.0年 女13.8年 男29.2年 女30.9年
40歳〜44歳 男10.8年 女11.8年 男25.3年 女27.3年
45歳〜49歳 男 9.0年 女 9.9年 男21.8年 女23.8年
50歳〜54歳 男 7.4年 女 8.1年 男18.5年 女20.5年
55歳〜59歳 男 6.2年 女 6.7年 男15.7年 女17.8年
60歳〜64歳 男 5.2年 女 5.6年 男13.2年 女15.2年
65歳〜69歳 男 4.4年 女 4.8年 男11.0年 女13.2年
透析や内シャントが治療法として確立されたのは1966年。翌年に人工透析装置が米国から輸入され、69年に国産第一号作製。下って72年身体障害者福祉法の対象となり、75年に現在の構造と同じ人工腎臓の登場によって急激に人工透析治療が普及する。この初期段階で透析をはじめた若人で、透析生活三十五年という猛者もいる。
人工腎臓、すなわちダイアライザーは無選択的な濾過機能を代行するに過きず、尿細管における選択的再吸収や分泌機能は行なわれない。すなわち、エリスロポエチン、プロスタグランディンというホルモンや、レニンなどの酵素は生成されない。