月曜日は検査日だった。胆嚢のポリープは直径八ミリで問題なし。十ミリを超えると悪性となって癌化するらしい。以降、四箇月ごとの定期検査を命じられた。大腸の方だが年内は店を休みたくないので明年一月に手術することにした。従って年内は検査のみ、八日に内視鏡と病理学検査、結果が判明するのは二十二日である。八日(月曜日)は憩室の出血も確認するので麻酔を打つ、車に乗られなくなるので、もしかすると店は休みになるかもしれない。
東葛クリニックは約一千人の透析患者を抱えている。その内の三人が大腸癌を患っている。わたしが四人目の患者である。手術中であれなんであれ人工透析は欠かせない、よって東葛クリニックですべてを処理することにした。入院設備を覗いたが知己の看護師がいる、少しは気が休まる。
透析患者は敷布、毛布、タオル等々は自前である。自宅で余っていたものを持参していたが夏物である。今日具合のよさそうなものを購入、これで洗濯が可能になった。
マンションの保温性と密閉生に驚かされている。このところの気温の変化が室内に居ると感じられない。室温は常に二十度を保っている。従って蒲団は薄い夏布団のまま。今年は暖かい冬を迎えられそうである。