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蒲団   一考   

 

 一日に二リッターの水分を補給している。水もしくは烏龍茶だが、医師から云われたとおり極力摂るように努めている。従って、眠っていても二時間か二時間半毎に小用に立つ。小用を終えてすぐ眠られればよいのだが、そうはいかない。全体としての睡眠時間が長くなる理由である。睡眠時間というよりは蒲団に臥せっている時間が長いのである。蒲団と書いたが、蒲団は遣っていない。板間へ毛布を二つ折りにしてくるまって寝ている。身体が休まらないのでは、と人は云うが、身体を休める必要などどこにあるのだろうか。本当は寝心地のよい敷き蒲団を頂戴したのだが、蒲団を敷くスペースがどこにもない。このところ寒暖の差あり、夏物だが掛け蒲団を引っ張り出した。暖かいとやはり安心して眠られるようである。
 その小用だが、透析をはじめれば一気に水分制限に陥る。自力で用を足すことができなくなるからである。そうなると、一日にコップ一杯の水しか摂られなくなる。一日三度の薬の服用にコップ一杯の水は必要である。よって水分の補給はほぼ断たれる。透析の主たる目的は尿毒素の除去、すなわち水分の除去にある。


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2010年06月15日 12:28に投稿された記事のページです。

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