週明けは忙しい。土曜と日曜の深夜にオークションが終わるように設定している。三週間で61点出品して売れ残りというか再出品は4点のみ。なかにはこのような高値で売れてよいのだろうかと小頸を傾げるようなものもある。
取り付けネジが枕頭式かナット止めかとの質問があって、どちらにでも対応できるが、現状を記載するようにしている。バイクを触っている方なら、ネジやナットぐらいは自分で作る。ちょっとした金具屋ならタップのたぐいは取りそろえている。どうして遣い勝手がよいように改造しないのかわたしには分からない。
ついこの間、植木屋さんの電気鋸が故障したので修理した。植木屋さん曰く「父がよく修理していたのを思い出す」。パソコンでも車でもなんでもそうだが、自分で修理できないものに乗ったり遣ったりするのがいまひとつ理解できないでいる。
自転車などその最たるもののひとつで、自分で組み立てが出来なければツーリングは止めた方がよい。スポークが折れる、チェーンが切れる、ディレイラーが壊れる、パンクする等は日常茶飯で、事故で拗れた自転車に跨がって40キロを移動した剛の者にも北海道で会った。応急処置にさらに応急処置を施して、自転車屋までの20キロを詳しく教えた。車で運ぼうと云ったのだが、頑として聞き入れない、立派なサイクリストだった。
さて、オークションは四週目に入った。自転車パーツはまだ半分にも減らない。わたしはコレクターではない、実戦部隊だと、どの面を下げて云ってきたのだろうか。パーツの山を見て反省しきりである。