コンビニでマンナンライス入りのミニ弁当を見付けた。女性のカロリー控えめ乃至は糖尿病に対応した商品である。さすがにナトリウムやカリウムにまでは気を遣っていないが、腎不全用の弁当まであと一歩である。タンパク制限がこのような形で実現化するとは思っていなかったので驚かされた。
マンナンライスをわたしはMさんから頂戴したのだが、女性のあいだでは結構知られた商品であるらしい。ファミリーマートやサークルKサンクス、一部の生協などで弁当や握り飯として売られている。ここ二、三日のように家で食事が摂られないときに利用しようかと思う。それにしてもLGC米やでんぷん米は種類が多いのに、どうしてマンナンライスだけが女性に持て囃されるのか。きっと原材料の蒟蒻の受けがよいのであろう。されば、梅干しと塩の代わりに山葵と山葵菜を用いた握り飯を作れば喜ばれるに違いないのだが。
提灯持ちはしたくないのだが、木村さんから訊かれたので一言。値段はともかく、他のでんぷん米と比して癖もなく、特有の臭みもない、療養食の貧しさと比べてもお薦めである。