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フルーツ罐   一考   

 

 増田さんからフルーツ罐を大量に頂戴した。それにしても罐詰はどうしてかほどに甘いのか。中に含まれているシロップを捨て、冷蔵庫で二、三日水に晒すとおいしくいただける。特に洋梨やマンゴーにはカリウム・ナトリウム共に0から2ミリグラムしか這入っていない。香味は生には遠く及ばないが、わたしは結構楽しんでいる。
 果物以外にも干しヒジキ、切り干し大根、海苔、昆布、大豆、納豆、ほうれん草、さつまいも、パセリ、筍、きのこなど、カリウムが豊富に含まれた食品は多い。意外なところではベーキングパウダやインスタント珈琲にもかなり含まれている。店に置いているドライフルーツやナッツ類もカリウム含有量は高い。ナッツ類はさらに塩分が加味されているので困りものである。
 近頃、家でお好み焼きをよく作る。辻さんのパスタの向こうを張っているようなものである。塩は用いないとは云っても、出汁を採るのが面倒なので出しの素を少量使う。後は同じだが、焼き上げてからソースとマヨネーズはほとんど塗らない。そのために極端に小麦粉を水で薄める。早いはなしがもんじゃ焼きの厚焼き版である。おかげで屡々失敗し、崩れてしまうときがある。
そのようなものでも、塩分と縁がなくなったわたしにはおいしく頂戴できる。
 前述のフルーツ罐に甘夏があった。みかん罐は総じてライトシロップを用いるので好きなのだが、増田さんご用達の甘夏罐は上白糖使用で本来のほろ苦さが残っていた。同じ仕様で八朔があれば良いのにと思う。

追記
 検索したところ、八朔の罐詰が売られているのが分かった。しかし、普段購入している蜜柑、二十世紀、梨、桃、パイナップルの四種は一罐百円である。近所のバッタ屋はやはり安価である。あるものを喰っていればよいのであって、贅沢は云うまい。それでなくとも子供の頃、パイナップル罐は憧れの高級食品で、中華料理屋の酢豚に必ず這入っていた。それが理由で昨今の黒
酢の酢豚が苦手である。パイナップル、玉葱、ピーマンが添えられた野菜炒めのような酢豚がお気に入りなのである。


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2009年12月01日 10:38に投稿された記事のページです。

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