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ですぺら   一考   

 

 この一年余、尿酸値や尿蛋白、あるいはカルシウム不足で痛風に泣かされてきた。食生活や酒が災いして腎臓に無理が掛かっていると勝手に判断してきた。ところが、既に腎臓が壊れてい、それが理由で尿酸値や尿蛋白、揚句はクレアチニンと尿素窒素が危険な値にまで上がってしまった。腎臓結石が引き金になったに違いないのだが、今回の症状は素人判断の限界を示唆している。わずか一週間の入院だったが、その間にも数値はどんどん高まってゆく。腎臓が出し続けたサインを見落とした、もしくは見誤ったというところか。
 済んだことは諦めるしかなく、末期はおろか、後期高齢者の仲間入りもできなくなった。横須賀功光さんではないが、わたし自身が残日指折り数えるはめに陥ってしまった。
 「かかる内向的なニヒリズムこそが人を失意のどん底へと誘う」と書いたのは本音である。本音であるが故に迂闊には書かれない、誤解を生むからである。相手がおっきーさんであればこそ可能な物言いだった。
 この一週間、思いは揺れ動いた。千々に乱れたと書いた方が思いに添う。そして、さらにデスペレート(捨て鉢)になったに違いない。


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2009年07月24日 11:31に投稿された記事のページです。

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