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武力   一考   

 

 飛行機事故や地下鉄事故など、ニュースを見ていたちはらさんから日本人がいるいないが常に問題になるが諸外国はどうなのかと訊かれた。国家の最大の為事は国民個々の生命と財産の保護にある。そして大使館や領事館はそのためのアンテナを常に張り巡らしていなければならない。日本の国家がそのつとめを果たしているかどうかには疑問があるが。
 2004年4月に起きたイラク邦人人質事件の折、自己責任という言葉をキーワードとした批判が渦巻いたが、自己責任とは当事者が自らに言い聞かせるための文言であって、決して第三者が用いるようなことがあってはならない。いわんや政治家が用いるなど以てのほかである。
 拉致問題にしても、わが国は自衛隊という軍隊を持っている。武力を持つことの是非はともかく、自衛隊を有する限りは港湾封鎖ぐらいの実力行使はあってもよろしかろう。戦闘機にしてもF-86Fにはじまって、F-104J、F-4EJと巡り、現在は一機百二十億円のF-15を203機も保有している。これはアメリカに次ぐ大戦力である。次期主力戦闘機の有力候補機に上がっているF22は一機250億円という。おそらく小一時間で制空権は手に入る。戦闘に問題があるなら、せめて威圧に使われなければ一機百二十億円の金が無駄になる。意味のないスクランブルなどやめて、北朝鮮の上空から拉致被害者を帰せとのビラを散蒔くぐらいは試みるべきだと思う。
 闘いに慴れを抱くなら端から戦力を持つべきではないし、またそれに従事してはならない。武力は遊びではない、国民の生命と財産を守るためにこそ活用されなければならない。


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2009年06月25日 21:43に投稿された記事のページです。

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