8月23日(土曜日)の19時から新装開店後、八度目のですぺらモルト会を催します。
会費は10000円。
ウィスキーのメニューは以下のごとし。詳しい解説は当日お渡しします。
今回はクレイゲラヒがメインで、加えるにクレッグホーン・ディスティラリーのボトルを楽しみます。クレッグホーン・ディスティラリーについては当掲示板2008年07月02日に書いているのでご参照下さい。
1998年、ギネス社とグランドメトロポリタン社が合併してディアジオ社が誕生、傘下のUDV社とIDV社は一つにまとまった。しかし、合併は独占禁止法に抵触。デュワーズ社と傘下の四つの蒸溜所をバカルディ社に売却。四つの蒸溜所とはオルトモーア、クレイゲラヒ、アバフェルディ、ロイヤル・ブラックラ。以降のバカルディ社のニュー・ボトルはアバフェルディのみ。
クレイゲラヒは長くホワイトホースのメインモルトだったが、現在ではデュワーズのメインモルトとなった。ディスティラリー・ボトルはなく、シングル・モルトとして出回るのは生産量の一パーセント。先頃14年ものが頒されたが、正式販売される商品ではなく、蒸溜所のスタッフ及び関係者だけに配られた限定ボトル。スペイサイドの隠れた銘酒だけに惜しまれる。
香りは非常に華やかで、フルーツの香りが濃厚。はじめにビールのホップのようなほんのりとした苦味を感じるが、アップル、ライチ、フレッシュな洋梨のキャラクター。クリーミーでバランスが良く上品な味わい。心地よい余韻が長く続く。
ですぺらモルト会(クレイゲラヒを飲む)
01 クレイゲラヒ 14年※
14年もの、40度のディステラリー・ボトル。
02 クレイゲラヒ '89(ダグラス・レイン)
オールド・モルト・カスクの一本。12年もの、50.0度のプリファード・ストレングス。360本のシングル・カスク。
03 クレイゲラヒ19年(イアン・マクロード)
チーフテンズ・チョイスの一本。43度。
04 クレイゲラヒ '84(ハート・ブラザーズ)
ファイネスト・コレクションの一本。15年もの、43度。
05 クレイゲラヒ '81(シグナトリー)
オーク樽による16年もの、43度、限定410本のシングル・カスク。
06 クレイゲラヒ '73(レア・モルト)※
ユナイテッド・ディスティラーズ社のレア・モルト・セレクションの一本にして22年もの、60.2度のカスク・ストレングス。
07 オーキンドゥー '82(クレッグホーン)
13年もの、55.2度のカスク・ストレングス。232本のリミテッド・エディション。中味はタムドゥー。
08 ベルチャロン '79(クレッグホーン)
14年もの、59.7度のカスク・ストレングス。247本のリミテッド・エディション。中味はダルユーイン。
09 グレン・クエッチ '75(クレッグホーン)
19年もの、58.2度のカスク・ストレングス。243本のリミテッド・エディション。中味はアバフェルディ。
10 ワリゴー '81(クレッグホーン)
13年もの、56.4度のカスク・ストレングス。250本のリミテッド・エディション。中味はプルトニー。
ですぺら
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