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ブナハーヴン・ヘヴィリー・ピーテッド   一考   

 

 「本品(シグナトリー)に先行してドイツのスコッチ・シングルモルト・サークルから97年蒸留、8年もの、57.8度のボトルあり。同じくシグナトリー社のアン・チル・フィルタード・コレクションからリフィール・シェリー・バットの加水タイプがボトリングされている。共にヘヴィリー・ピーテッド」と6月5日の「新入荷のボトル」で書いた。
 昨日、栗林さんからファクシミリがあって、もう一品あることが分かった。サマローリ社の97年蒸留、10年もの、45度である。なお、九月にはジャン・ボワイエ社のベスト・カスク・オブ・スコットランドの一本として43度のヘビーピートがボトリングされる。スリー・リヴァーの扱いだが、ボワイエのボトルはユニークである。
 サマローリのブナハーヴンは塩素系で、シグナトリーのそれとは香味が異なる。ピーティーな味わいではなく、市営プール(都営でないところがミソ)の水に含まれる消毒剤の臭みが強調されたものらしい。プール熱(咽頭結膜熱)やあたまじらみに注意。なお、あたまじらみに消毒剤は効かないことに留意。

 ところで、M・フォレスト氏のボトリングになるジュラ・ヘビーピート・カレドニアが入荷の予定。99〜02年の3年もの、水色ラベルは既に市場になくクリームラベルの方である。水色ラベルは60.7度、447本のリミテッド・エディション。パワフルでスモーキーなジュラだったが、クリームラベルはどうだろうか。ディスティラリー・ボトルはフェノール値40ppmのポート・エレンのモルトを使用しているが、こちらは60ppm。楽しみである。


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2008年07月04日 14:48に投稿された記事のページです。

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