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鴨   一考   

 

 丹波で鴨、鹿、猪などを専門に扱う店があって、問い合わせたところ猟師が居ないので勘弁してくれとのこと。他を紹介していただいたが、今年はシベリアからの飛来が少ないとかで、養殖もので間に合わせろと言われた。鹿児島もしくは滋賀の鴨の里の会ならなんとかなりそうだが、到着に五営業日が必要だそうで間に合わない、どうしようかと困惑している。既に予約が入っているのでキャンセルはできないが、鴨肉の仕入れで難産させられるとは思ってもみなかった。いっそ合鴨でどうかしらとも思う。
 ところで、イギリスのチェリバレー種やフランスのバルバリー種、ナント種の鴨肉を真鴨として売っている店がある。それでは芹沢鴨は水戸の野鴨かねえと訊ねたくなる。例え、野鴨でも家禽化すれば合鴨で、識別なんぞかなわない。「日本語と異なり英語のDuckなどヨーロッパの言語では、基礎語彙のレベルでは野生の鴨と家禽のアヒルを区別しないので、翻訳に際して注意が必要」とウィキペディアに書かれている。

 野鴨の抱き身が五千円から八千円ほどする。値が折り合わないので、バルバリー種の合鴨にした。金曜日に到着の予定。江戸時代は鴨には芹が合うとされてきたが、今回は水菜を用いる。セリからアブラナへ、鴨のハリハリ鍋である。


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2008年01月16日 11:16に投稿された記事のページです。

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