十九日の土曜日は恒例の鴨鍋のために店は貸切になる。先着七名様、費用は五千円ほどになると思う。各人飲み物は異なるので、酒代は別である。どうしようかと迷っていたのだが、おっきーさんの要望で催すことにした。予約を乞う。
ウェブサーバの統計を見ていて、鯛の子の煮付けの作り方で検索なさった方が複数いらした。いつも書いているのだが、濃口醤油1、薄口醤油1、味醂2を鰹と昆布の白出汁で薄める。この場合は四倍ぐらいに薄め、二十分ほど煮付けて、一旦冷やす。照りを出したければその分、出汁を濃くすればよい。砂糖や味の素は無用。鯛の子を事前に二等分に切り、沸騰した出汁のなかへ入れれば花のように拡がる。