土曜日のモルト会の解説がさきほど出来上ったが、ローモンド・スティルについて調べていて下記サイトを知った。ウィスキーファンはぜひ訪ねていただきたい。
http://www.ballantines.ne.jp/enjoy/inatomi/index.html
ところで、同じ赤坂のみすじ通りで六坪の店が見付かった。これから条件の交渉がはじまるので、予断は許されないが、六月中には契約をまとめたいと思っている。改装に二、三箇月は掛かるので、うまく話がまとまった場合でも、八月末の開店になると予想される。その間は生活のために、おそらく東京を離れることになる。私にできる仕事は運転手しかないからである。
ですぺらをデザインしていただいた建築家の西郷さんと話し合っているが、次の店舗もですぺらの雰囲気を踏襲したものになる。六坪だとバックバーの格納能力は最大七百本ほどになる。とりあえず、五百本の新規モルト・ウィスキーを拙宅から運び入れ、完全に専門店化したいと思う。
そのこともあって、昨夜から食欲が湧いてきた。ひできさんに留守番を頼みサンドウィッチを買いに走った。
ですぺらの千秋楽ですが、時間は十九時から二十三時までにさせていただきます。
九日は店主ひとりですので午前中からの仕込みになります。私が倒れてしまっては催しそのものが成り立ちません。また遠くからご参加のモルトファンもいらっしゃいます。そこで暫しの休息を得て、十二時以降はこの七年間に通過していった約二千種類のモルト・ウィスキーの総括をしたいのです。従って、モルト会へ複数回ご参加いただいた方、もしくは常にモルト・ウィスキーを飲まれていらっしゃる方のみの晤語になります。それが私にとっては最大の関心事で、六十を超えるボトラーに対する覆蔵のない意見をお聞かせいただきたく思います。短時間で済ませますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。