今日はサヨリの刺身を買ってきた。上質な白身、銀色に光る表皮の美しさはコハダや太刀魚と並んでなんともいえない。
スーパーでたかだか399円の刺身だが、一口食べて愕かされた。立て塩が施されている。拙宅から一旦は塩を追放したのだが、魚料理のために塩を再購入。舌がおそろしく敏感になっているので、立て塩の甘さに仰天させられた。
サヨリの旬は今。「見かけによらず腹黒い人」の代名詞とされるが、青魚のようなうま味がある。栄養価はなく、品良く実に爽やかな魚である。
俗称カンヌキと云われる大きなサヨリを一枚、まるっぽ頂戴した。