いかなる戦争も、いつ勃発する戦争も自衛もしくは防衛を言い訳にしてはじめられる。世界第二位の軍事力を持つ日本の平和憲法とはなんぞや。詐欺のごとき日本国憲法でなく、マララ・ユスフザイさんとカイラシュ・サティヤルティさん、2人がノーベル平和賞を受賞したことは喜ばしい。去年、一昨年の平和賞には呆れ返った。ノーベル平和賞は往々にして詰まらないひとや組織が受賞する。
ハルキストにとっては残念かもしれないが、ベストセラー作家にノーベル賞もあるまい。マララ・ユスフザイさんのごとく、無名であるにもかかわらず、峻烈かつ確固たる世界観、歴史観を持った若人にこそノーベル賞は相応しい。