チェックランプが消えないのでディーラーへ持ち込んでコンピューターチェックをしてもらう。セントラルエレクトロニックモジュール(CEM)とステアリングホイールモジュール(SWM)との交信がうまく機能していない、との結果が出た。
一覧表を頂戴したが、わたしには何のことやらさっぱり分からない。車本体とコンピューターとの交信が一部断線しているということ以外、なにも分からないのである。SWMを交換して直るといった単純なものでもなさそうである。SWMそのものが故障しているのでなく、電源が供給されていない、もしくはアースリード線が断線している、端子の接続不良などが考えられるが、その修理に6万円ほど掛かると云う。
捨て置いても車としての機能に問題はないが、さまざまな故障症状が出る。クルーズコントロールがまったく機能しないこと、ステアリングホイールに付いている各種ボタン(マニュアルモードのシフトとCDの曲送り・曲戻し等々)が作動しない、ターンシグナルランプが作動しない、ウィンドシールドワイパーが最低スピードでしか動かないなどである。
この内、前二者はわたしには必要がなく、後二者は深刻な影響をもたらす。わたしの車の場合、現れた症状は右折時のターンシグナルランプがたまに途切れることである。しかしレバーを押さえておけば普通に点滅する。ボルボのターンシグナルリレーの動作音は大きく設定されているので、途切れたときにすぐ分かる、頗る便利である。
取り敢えず、コンピューターをリセット(これはディーラーにしかできない)し、チェックランプは消えた。走行に問題は生じないのでこのままでどうだろうかと、ディーラーのひとは云う。(リセットの方法がネット上でいろいろ紹介されているが、「バッテリーのマイナスリード線の接続を外す」をはじめとして有効なものはひとつもなかった)
エンジンオイル、ミッションオイル共に問題なし。タイミングベルトも良好、過去の持ち主が十分な整備を施していたことが伺える。摩耗しているブレーキのディスクパッドとディスクローターを交換すれば、当分トラブルは生じないそうである。江別のスーパーライン北翔へマイレのパーツを注文した。
毎日自動車商会がボルボにも詳しくて助かった。神戸ナンバーへ変わったため、市役所での手続きがはじまる。使わないだろうが、市営駐車場が3時間無料になる。それと保険の登録変更を急がなければ。
追記
欧州車はパッドとローターの両方が磨耗しながらクルマを停めるという設計思想なので、日本車に比べてダストの量が多い。そこへ持ってきてボルボのホイールはフィンタイプのため掃除が大変である。そこでブレーキダストカバーを付けようと思う。ブレーキダストカバーの装着はディスクローターまで外さないと無理なので、良い機会である。