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憩室下血   一考   

 

 先日は車で戸田へ行った。行きはノンストップだったが、帰りは二度の休憩を挟んで外環下の298号線を走った。
 下血は午前中だけで無事に収まったものの、その代わりに下痢がひどくなった。ミヤBMとレバミピドが手元にあるので服用。レバミピド(ムコスタ)は本来ロキソニンやリンゲリーズなどと併用する薬なので、下痢に直接関係するのはミヤBMである。より正確に書けば胃炎と腸炎の薬ということになる。基本的にサプリメントは信用しないが、「乳酸菌革命Super」は良いサプリメントだと聞いている。もっともミヤBMがあれば不要だが。
 憩室からの下血は持病になってしまった。ただし、命にかかわる病なので蔑ろにできない。65歳以上の成人の場合、特に血行動態が不安定な人や高血圧、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎機能障害、冠動脈疾患などの併存疾患がある人では、憩室出血が原因で重い疾患にかかることもある。憩室出血の主な症状は無痛の大量直腸出血だが、9ー19%の患者で急速な大量出血が認められる。まず生理食塩水か乳酸加リンゲル液で輸液補充療法を始め、出血が持続するようであれば赤血球製剤を輸血する。わたしの場合は輸血と内視鏡クリップを併用している。
 出掛けた先で倒れるというのは、それが寒さであれ貧血であれ問題にならない。ただし、下血には要注意である。

追記
 サイトメガロウィルスが陽性と書いた。このところ、2ー3の間を行き来していたが、12と跳ね上がっている。明日、バリキサ錠450㎎を頂戴に戸田へ出掛ける。


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2013年01月07日 20:37に投稿された記事のページです。

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