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病理学検査   一考   

 

 二十三日の昼頃から拙宅のネット環境は不通だった。たかだか二日なので、どうと云うこともないのだが、回線が切れているのを知ったのは明石の女房からの連絡だった。メールを送ったらしいのだが、返事がないがゆえの電話だった。
 掲示板を運用してい、頻繁に見る方だと思うのだが、書き込まなければ一週間ほどパソコンを立ち上げないときもある。大体が、ムーンさんはじめ関西在の方に用事があれば電話を用いる。

 ところで、ポリープ生検の病理学的検査が出た。検査結果は顕微鏡検査で中程度の異型を伴う腺腫で、グループ3の診断だった。グループ3は良性ポリープで癌ではない。大きさはふたつは10ミリを超えていたが、医師はこの大きさなら癌かもねと云っていた。良性のポリープと癌とのあいだには、明瞭な境界線はが引かれない。子供が成長して徐々に大人になるように、良性のポリープは徐々に悪性度を増して癌になる。中間病変の場合は、判定する医師によって良性か悪性かの判断が異なる場合すらある。

 グループ1 正常粘膜、および異型(細胞や腺管の形態が正常から離れること)のみられない炎症性あるいは過形成性粘膜
 グループ2 炎症性あるいは再生性変化、および軽度異型を示す過形成性ポリープ
 グループ3 軽度〜中等度異型を示す腺腫
 グループ4 高度異型腺腫、良悪性境界病変、きわめて分化のよい高分化腺癌
 グループ5 明らかに癌と診断しうる病変

さらに分かりやすく説明すると、

 グループ1  完全な良性
 グループ2  まあ良性
 グループ3  要注意の良性
 グループ4  癌とはいえないがかなり癌に近い
 グループ5  完全な癌

 術後の病理検査でグループ5すなわち癌の結果が出なければ、良性とまでは云えなくとも、すべてポリープである。癌とポリープの差は大きさと聞いていたが、例外もあるらしい。
 この四、五年のあいだに摘出手術を受けた知己に検査結果を聞いたが、全員が1から3の診断、なかには転移なしと応えた方がいる。これは癌でないとの強調型と思われるが、意味は不明である。
 わたしのポリープは肛門から五十五センチの位置。大腸癌の原因は肉食であって、魚肉は安全である。さて、前述のメールだが届いていない。彼女にはメールの送付はまだ無理のようである。


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2011年12月25日 14:02に投稿された記事のページです。

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