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取敢えず   一考   

 

 赤坂への行きは九時間、帰りは十三時間掛かった。距離は二十一キロなので徒歩の方が早い。途次、練馬自衛隊の緊急派遣隊と遭遇するも渋滞で身動き取られず、非常時の法律の改正が問われる。
 透析が間に合わず、東葛クリニックの猪俣さんが日曜日に来いという。言問橋を渡るだけで一時間を費やす、六号線を諦めて白鬚から鐘ヶ淵を抜けて堀切へ、高速道路の下を伝って八潮から松戸方面へ。土曜日の午後五時にクリニックへ到着、心良く邀えられる。
 訊くと地震のため、透析時間を早めたという。広い病室でひとりで透析を受ける。ちなみに日曜日は休院、命が掛かっているので休みもなにもない、当然です、と猪俣さん。技師、看護師の情熱に感涙す。被災地の透析治療はどうなっているのやら。
 一日半、食事を摂っていないので、体重が足らない。体重維持のため、除水でなく、生理食塩水を血液へ多量に注水。除水はできないが、でも毒素は抜けますからと云われる。

 高速道路が閉鎖されると東京の交通事情は痲痺する。阪神淡路大震災の教訓はなにも生かされていない。
 政府ならびに原子力安全・保安院、東京電力が福島原発をメルトダウンと認めないのは不思議である。セシウムが検知されれば、その段階でメルトダウンである。今後、被爆者をどのように隠蔽すると云うのか。


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2011年03月13日 10:21に投稿された記事のページです。

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