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ご報告 その3   一考   

 

 大腸のポリープは九つほどで、癌化するのは四年ほど後のはなし。また痔は三つで、ジオン注による治療とは有効成分が硫酸アルミニウムカリウム水和物(ミョウバン)なので、腎不全の患者に用いるとアルツハイマーに罹る。ただし、発症は十数年後なので、わたしは生きていない。
 余命から逆算して慢性腎不全がもっとも大きな障害なのでそちらへ全力投球。大腸癌とアルツハイマー、それに胃からも出血が認められたが、それらには目をつぶることにした。
 14、15、16日と絶食、貧血と相俟ってふらふらの状態。慢性腎不全だから高い筈の血圧が90-80-70と下がりつづけ、ヘモグロビンの値が一時は6にまで下がった。今回の入院で生れてはじめて失神を繰り返した。輸血ができないので、終日点滴が続けられた。
 痔の手術のあと、痛みに耐えかねて座薬を打った。主治医から注意を喚起されていたにもかかわらず。間髪を入れず、激痛に襲われ、昏睡状態に陥った。人事不省になる直前大声を張り上げて泣きわめいたのを覚えている。腰部を中心に全身の筋肉があらぬ方を向き、ねじ切られるような感覚。死を意識させられる種類の痛みだった。それにしても、痛みがひとを意識不明にするとは、はじめての経験だった。
 今回の手術は失血死を避けようということだった。取敢えず、大腸からの出血は止まったが、それも時間の問題である。ちはらさんが書いているように、今後体内を切り刻むような手術はむずかしくなった。検査結果を貰ってきたので、主治医と話し合わなければならない。それにしても、今日、明日は動かれない。

 薬はいつものようにと云われたが、ザイロリックとニュー・ロタンはもっか服用を中止している。他にもポステリザン軟膏とフェロミアも服用していない。フェロミアは構わないような気もするが、もっか薬物恐怖症である。
 ひできさんも書かれているが、ちはらさんには申し訳なく思っている。

追記
 ポステリザン軟膏とフェロミアは腎機能に影響は及ぼさないことが分かった。迂闊な書き込みにお詫び申し上げる。


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2009年10月16日 20:03に投稿された記事のページです。

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