土曜日に聞いていたが、本日の日経新聞でキリンとサントリーの経営統合が発表されるようである。両グループは07年10月、資材調達の協力で合意し、段ボール原資の共同調達や缶蓋の規格共有化を実施していた。また、サントリーはキリンビールの支援を受け、204径缶をビールや発泡酒、第三のビールなどの新ジャンル商品に採用。これは国内で普及している206径缶に比べ缶ぶたの口径を2.45mm小さくしたもので、缶ぶたのアルミニウム使用量が約13パーセント少なくなる。
今回の統合によって世界最大規模のメーカーが誕生する。それよりも、ディアジオ社と関係が深いキリンと一緒になることによって、サントリーは念願のディアジオ社と強力な関わりを持つことになる。モルト・ウィスキーのファンとして嬉しいはなしである。
追記。
「経営統合が発表されるようである」と書いたが、国内食品トップのキリンホールディングスと同二位のサントリーホールディングスが経営統合に向けた交渉を進めているのが真相らしい。小耳に挿んだのとは少々異なる。