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スーパーノヴァ   一考   

 

 去年の七月のモルト会はアードベッグだった。解説で「アードベッグのディスティラリー・ボトルにはココアパウダーもしくは胡瓜のへたのような苦みが感じられる」と書いた。それ以来ダグラス・レイン、ダンカン・テイラー、ゴードン・マクファイルのごとく、アードベッグを購入するなら高くてもボトラーズ・ボトルをと心掛けてきた。同じ飲むなら美味いものがよいからである。しかし、世論はオフィシャル・ボトル一色である。先頃売り出されたスーパーノヴァが巷では奪い合いになっているらしい。近所の酒屋にはまったく入荷していない。オークションではとんでもない価格が付けられている。
 非常用のルートを使って入手してきたが、このような酒の入手がどうして非常用になるのかがわたしには理解できない。ひと頃のラガヴーリン同様、ヴーヴ・クリコジャパンの策略にまんまとかけられたようである。タリスカー57ノースの一リットル瓶と一緒に買ってきた。
 ところで、ラフロイグ10年とクオーターカスクの一リットル瓶が出ている。昔からあるボトルなのだが、うしろのラベルにデンマーク語でカラメル色素の使用がうたわれている。デンマークでは記載が必要なようである。サントリー扱いのクオーターカスクとそれ以前のボトラー扱いのクオーターカスクでは値も違うが味もまったく異なる。後者の方がやんちゃである。話序でに、このところのラフロイグ10年がすこぶる旨くなってきている。あれほど不味いモルト・ウィスキーはないと思っていたのだが。


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2009年05月18日 21:07に投稿された記事のページです。

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