風邪をひいたので店はお休みです。こればっかりはどうにもなりません。
プレオープンなので、お客さまは掲示板をご覧になった方だけ、風邪を移したくないので、くれぐれもよろしくお願い致します。
カタログの整理があって店へは行きますが、どうかよろしく。
いつぞや、黒木書店の息子のことを書いた。そのことについて天牛書店の天牛高志さんから店へ電話があった。「あいつ、あんな奴やったけど、いいとこもあった。書いてくれてありがとう」ただそれだけの電話だった。気持は痛いほど分かる、思わず目頭が熱くなった。
彼と高志さんとのかかわりの一端を知っている。黒木にとって高志さんは唯一の相談相手だったに違いない。父親との軋轢のなかで、ともすれば挫けそうになる黒木をいかように支えてくださったのか、涙した理由である。