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去年の7月半ばツバメが巣立っていった。そのツバメが今年も帰ってきた。一昨日から巣を作りはじめたのである。ところが今朝、巣はきれいに刮げ落とされている。お隣だと思うが、これでツバメはもうやって来なくなった。いささか淋しい。
どこにでも売っているゼリー菓子だが、100円以内で売っていれば買ってくる。本品は75円の中国製。しかし今まで食べたなかでもっとも美味。甘みが随分と抑えられていてフルーツがしっかり這入っている。
Van Hulsteijn(ファン フルステイン)cyclone(サイクロン) ロードバイクがヤフオクに出品されている。オランダにはさまざまな種類の自転車があるが、Van Moof(ファン・モーフ) やVan Hulsteijnといった最新のデザイン性の高いバイクもある。もっとも乗りたいとは思わないが。
今回はカマス、前回はコチ、前々回はメイチダイ、その前はヒラアジ。めぐみのさと 枝吉店に這入っている魚屋は藤江のイッシンフーズ。他のスーパーにも寿司を入れているが、なぜかこちらが一番安い。カマスは一寸変わると味が異なると云われる。人をも襲う獰猛な魚だが、小振りなものは干物が多い。産地でしか刺身は食べられないが、このような旬の魚が288円で食べられるのは嬉しい。
神陵台のブーランジェリー クスパンへ行く。当掲示板で何度か紹介しているが、ドンクで修業、2014年6月オープン、ハード系パンが旨い当地唯一のパン屋である。今回は日高さんと出掛けた。わたしはバゲット、クロワッサン、3種チーズフランス、バジルとベーコンチーズのパンを購入。昨今の食パンブームに乗ってクスパンの食パンも予約が必要なようである。いかに旨いものであっても事前に予約するとか列に並ぶ趣味をわたしは持たない。
さるにてもクスパンのバゲットは旨い。一口にフランスパンと云っても、ドゥ・リーブル、パリジャン、バタール、バゲット、フィセル、フルート、ブール、シャンピニョン、フォンデュ、タバチュール、クープの11種類がある。バゲットの横にトラディションと呼ばれるバゲットがある、見た目は同じだが、普通のバゲットより値段が少しだけ高い。日持ちのため、あるいは膨らみやすくするための添加物が含まれた小麦粉を使っていない。クロワッサンやパンオショコラなどのヴィエノワズリー(菓子パン)もクスパンは本当の手作りである。
姫路の岡野食品クロワッサントーストが近所のスーパーで売られてい、重宝している。クロワッサン風でトーストと言えば、中にパイの層が重なり合ったデニッシュトーストとか、とにかくパイ生地を想像するが、「モンシェール 東陽町工場」のデニッシュ食パンや京都祇園ボロニヤのデニッシュ食パンのようにはいかない、いかんせん158円である。バターならぬマーガリンが這入っていて、トーストすれば、耳の部分がクロワッサンの味がする、立派なクロワッサン風である。
追記
岡野食品クロワッサントーストをみたび食べる。回をかさねるごとに旨くなってくる。わたしは持子のマルアイ玉津店で買っているが、マルアイだからと云って在庫しているわけではない。よって見掛けると必ず買っている。超一級品と比してなんら遜色ないデニッシュ食パンである。
レーシングドライバーのペダルワークには足首の柔らかさが必須である。そのために足先を立てたまま、踵で歩く訓練をする。それほどでなくても、昔は運転免許更新時、目を開けて両足跳び、目を閉じて片足立ちとの項目があった。いつの間にかそのような項目がなくなった。それと昨今の高齢者の交通事故とは関わりがある。
先般の交通事故のニュースを見ていて、ひとりは両手に杖、ひとりは松葉杖えを突いていた。前述の免許更新時の検査項目があれば免れた事故でないだろうか。マニュアル車なら事故は起きないとの意見もあるが、事故の理由はアクセルを踏み込んだ足を戻せないところにある。要するに脚がつっているのである。思うに血糖値が高いのでないだろうか。高血糖は痛風や腓返りが頻繁に起きる。とりわけ糖尿病の方は脚がつったり引き攣ったりと膠着するのが常態である。
国は安全支援機能を重視しているようだが、対歩行者で有効なのは時速35キロまで、そのようなものが非常時の役に立つとは思われない。諸外国が行っている条件付き免許の方がより効果的でないだろうか。それよりなによりまず足首のストレッチからと思うのだが。
追記
厚生労働省の平成28年発表によると「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」も約1,000 万人と推計されている。
体調思わしくなく、今朝もまた病院へ赴く。担当医の横山医師によると血液検査の結果がよろしくなく、当分の間、1週間飛ばしで病院へ来るように云われた。ただし、この2週間に1回と云うのは最低ラインで、ちょっとでも具合が悪ければ遠慮せず来るようにとうながされた。薬の管理はちゃんとしているので、通院は減らしたかったのだが、こればかりはわたしの意志ではどうにもならない。
サーリーのBig Dummyはロングテールのカーゴバイクで、大量の積み荷を運べる。応分の脚力が必要だが、約90kgの荷物を積載できる。標準装備のタイヤは、シュワルベ ビッグアップル 26x2.35" だが、さらなる乗り心地と耐パンク性能を追求するなら、サーリー エクストラテレストリアル 26x2.5”がお薦め。自転車の販売価格は27万から30万円。
北海道でもっとも多いのはチャリダー、小さな自転車に山のようにキャンプ道具を積んで走っている。知床横断道路や霧多布岬キャンプ場への上り坂で幾度となくチャリダーをたすけている。北海道ではバイクはミツバチ族,自転車はチャリダー・バイカー,歩きはトホダーもしくはカニ族、今で云うバックパッカーである。Big Dummyはまさに北海道向けの自転車である。
山口産ヒラアジの握り、売価は288円。
ヒラアジ類にはギンガメアジ、オニヒラアジ、ロウニンアジ、カスミアジがあるが、識別にはやや難儀する。養殖だが同じ仲間のシマアジやカイワリの方が通りが良くなった。養殖のシマアジは20センチぐらいが多いが、ヒラアジは25センチまでは幼魚、成魚は30セントから40センチになる。シマアジとカイワリはしっかり脂がのっているが、ヒラアジの仲間はあまり脂がのっていない。よって焼き魚には不向き、魚体の側面に切れ目を入れるなどもってのほかである。
マイヤーレモンでもよいが、味の素から出ている「オリーブ&レモン フレーバーオイル」を用いたカルパッチョはお薦め。いずれにせよ、アジの仲間では最高の味わいである。
体調悪しく1週間早く病院へゆく。今日は市役所の方が拙宅へ来られる日なのだが、午後にしていただく。
昨日は毎日自動車で自転車のボトムブラケットの右ワンを外していただく。細かい専用工具は揃っているのだが、バイスがなければどうにもならない。以前にも右ワンを外してもらったのだが、その折は大きなハンマーを用いた。古い自転車の整備には力がいる。今のわたしには無理である。固着するのがいやで、組み付けに際しネジ部に大量のグリスを使うことにしている。
豆ご飯の副食になんぞないかなと、近隣のスーパーへ出掛ける。蓬莱のジャンボ焼売4箇入り、ドリームフーズの焼売と包子の8箇盛り合わせ、日本ハムのエビ水餃子等々が半額で売られていた。89円から149円の間である。7つ買って800円、これで1週間分の食費は賄えた。それがなくなれば天かすキャベツ炒めでも食べようかと思っている。
食費でもっとも贅沢をしているのはお茶でないだろうか。以前は鍋で沸かしていたが、今は出来合いの2リットルボトルを買っている。1日、2リットル乃至4リットルを休みなしに飲み続けなければならない。2リットルだとクレアチニン値が上がる。最低3リットルと思っているが、このところ徐々に上がり続けている。移植後1.35まで下がっていたクレアチニンが2.57まで上昇している。透析時の水分と食事の制限は過酷だが、移植後は打って変わって大量の水分が必要になる。免疫抑制剤を服用する人間にとって、3日水分を制限すると命に関わると聞き及んでいる。
豆の季節である。特に絹さや(サヤエンドウ)、ソラマメ、エンドウは好きである。絹さやを見付けると玉子と炒める、制作時間1分のメインディッシュである。ソラマメについてはこちらで何度も書いているので略す。今日買ったのは写真のエンドウ、明日は豆ご飯である。
実はスクーターの初乗りだった。実質1万5千円のスクーターゆえ、エンジンはフィルターを交換しただけで絶好調だが、電装に問題があった。まず、右のウインカーが点かない。接触不良はアドレスの特徴らしく、未だに新品のスイッチが売られていて驚く。10代の頃、バイクの免許を取りに行ったとき手信号だったのを思い出す。
実は市役所の担当者から軽四での買い物を注意されたので、スクーターでお茶を買いに行った。1箱なら足許に載せられる、これで軽四を使わなくて済む。ただし、廃車にしたオートバイと違って尻と腰が痛い。帰宅後、例によって冷蔵庫の前でへたり込んでしまった。スクーターへの馴れが必要である。
スイスの製薬大手ノバルティスが開発した血液がん治療薬「キムリア」が、米国で1回の投与で5000万円超の値がついた。小野薬品工業が2014年に販売した癌免疫薬「オプジーボ」は当初、100ミリグラム約73万円、一年使用すると3000万円を超えた。
わたしは癌ではなく腎臓だが、免疫抑制剤のいくたりかは健康保険が適用されず自由診療となる。自由診療は当然、医療費控除の対象にならない、実費負担である。1回の投与(静注)が70万円までは応じるが、それを超える金額の薬は拒否するとの方針を最初に自らに課した。わたしの移植腎のドナー(提供者)は女性である。従って男のそれと違って腎臓そのものが小さい、かつ前述したように高額医療を行わなかったためかなりの部分が拒絶反応によって焼け野原となった。要するに満足に機能していないのである。
生体腎を提供するドナーはレシピエントの親族(6親等以内の血族と配偶者および3親等以内の姻族)でなければならない。適応条件は別紙のごとく。免疫抑制療法の進歩により、血液ABO型が異なる移植や最近では夫婦間での移植も増えている。夫婦は他人同士ゆえ、血液型はともかくHLA抗原はほとんど適合しない。かてて加えてわたしの場合はリンパ球クロスマッチテストも陽性だった。
わたしが本来受けるべき免疫抑制剤は1回の投与が200万円だった。いかなる薬であれ投与量は体重に比例する。200万円は50キロの場合であって、100キロの体重なら400万円になる。わたしが投与をしなかった理由はそれが1回や2回で終わらないからである。仮にオプジーボのようにキムリアが保険対応になればそれだけで国民皆保険という社会主義的制度は破綻する。現在、35万人の透析患者が年間500万円、総額で1兆7500億円使っているが、これは癌治療の金額の一割にも満たない。癌治療を押し上げているのは全国に5箇所ある重粒子線癌治療である。最低340万円から500万円の費用がかかる。キムリアならその十数倍の費用になる。先進医療はさまざまな分野で活躍している、再生医療にしてもやがて心臓が1兆円ほどでできるようになる。構造の複雑さから腎臓は最後になるだろう。いずれにせよ、保険診療には上限を設け高度医療は自由診療にすべきでないだろうか。言い換えれば、金持ちは治療を受け貧乏人は死ねば良いのでないだろうか。健康保険には健康保険で対応すべき病がある。国民皆保険を破綻させてはならない。
追記
2016年の統計だが、日本の国民医療費42兆1381億円のうち、国民健康保険は9兆5404億円、協会けんぽや健保組合などの被用者保険が9兆7210億円、後期高齢者医療給付が14兆1731億円となっている。
鳥貝の旬である。「旬の食材百科」で「春に獲れる物を「春貝」と呼び、食感が柔らかく甘味が強い。一方秋に獲れる物は「秋貝」と呼ばれ、身が大きく歯ごたえが楽しめるが「春貝」のような繊細な甘さは無い。旬の時期は丹後とり貝に関しては5月から7月で、それ以外の産地では概ね4月から5月にかけてとなる」と紹介されている。
「丹後とり貝」は現地でもひとつ1000円以上、10センチもので1300円もするが、宮津や舞鶴など丹後地方では天然ものも獲れる。養殖ものと比して身は小さく薄く値も安い。売られているものは舞鶴産とあるが丹後とり貝との記載はない、よって天然ものである。
普段はは中国や韓国から捌いて湯引きされたものしかない。輸入ものは剥き身で120円から150円ほど。国産の鳥貝を見るのは久しぶりである。三郷にいたときは千葉産のとんぼ(小振りの鳥貝を開かないで茹でる)ばかり、ツブ貝にしてもひとつ2000円はする真ツブ (エゾボラ)ではなく小粒の灯台ツブばかりだった。
売られている鳥貝は天然ものにしては大きく約8センチ、値は3000円。神戸市指定のごみ袋を買いに閉店間際のスーパーへ来ただけなのだが、自らの懐具合を顧みず、半額の値札を再三確認しつつ購入。思わず小躍りする。
WebブラウザのFirefoxはわずか2日で66.0.4へヴァージョンアップ。Waterfox56.2.9に切り替えていたが、元に戻した。
・・・「Firefox」では先週末より、中間証明書の有効期限切れが原因でインストール済みの拡張機能やテーマ、検索エンジン、言語パックが利用不能となったり、新規にインストールできなくなる問題が発生していた。Mozillaは証明書チェーンの修正を実施するとともに、「Firefox」の調査機能を通じてホットフィックスをロールアウトして対応に努めていた。
今回リリースされたv66.0.4を導入すれば、「Firefox」の調査機能を無効化している環境でもこの問題への対策が有効となる。カスタマイズ設定がリセットされたり、一部のアドオンで再インストールや手動での有効化が必要となるなど、まだ解決すべき問題が何点か残されているが、週明けに影響が広がらないようリリースを優先したという。(窓の杜より)
追記
またまた2日遅れで66.0.5へヴァージョンアップ、今度はFlash Video Downloaderが使えなくなった。事前にタイトルを変更できるのが便利だったのだが。
MP4にはVideo DownloaderHelperを、ニコニコ動画をはじめ最近やたらと増えてきたHLSストリーミングにはVideoProcを用いている。Chrome拡張ストリームレコーダーではうまくダウンロードできないからである。
忌野清志郎の自転車好きは有名、ケルビムにはじまってTREK OCLV、スポーツバイク・つくば・マツナガが制作したオレンジ号、オレンジ2号の他にも作っている。
写真上段は50歳で自転車に乗り始めた頃のピンキー号(ケルビム)、クロモリ鋼フレームにアルテグラコンポーネントを組み込み、その後デュラエース(7700系)へグレードアップ。中3枚はフルカーボンフレームのオレンジ号、コンポはカンパレコード。フロントのみWレバーは、ランス・アームストロングのそれを真似たもの。下2枚はオレンジ2号、クランクはTA(テーアー)のカルミナ ライト46-30、スプロケットはカンパの13-29。病気も理由のひとつだろうが、自転車が新しくなる度にギア比が軽く、実用に適したものに変わっていく。本物の自転車乗りである。
スプリント競技世界選手権で1977年から1986年まで10連覇した中野浩一が手放さなかったのが、ハッタのヘッドパーツとボトムブラケット、そしてスズエのプロマックスである。八田製作所は現在、ヘッドパーツで約90%、BBパーツ(R9400)で約70%のシェアを競輪界において保持している。
プロマックスだが、前から知ってはいたものの、現物を触ったのははじめて。調整後の玉当たりのなめらかさに驚く、カンパを超えた本邦唯一のハブでないだろうか。現在、復刻版が売られているが、パテントを買い取ったアメリカ企業の手になるもの。シールドベアリングを採用しているので、国産のプロマックスとはまったくの別物。
NJS認可の競輪ハブは32Hと決まっている。また、SOYOのシームレスタイヤ(RED R-Ⅱ 180g)のごとく、競輪バルブと称される小さな英式バルブと定められている。写真下段はスズエのロードハブ。
ミニベロと云えばドイツのBD-1、イギリスのブロンプトン、同じくイギリスのアレックス・モールトンあたりが知られている。最近ではブルーノ、ジオス、ジャイアント、ビアンキ、マンハッタン、KHS等々が売られている。
1980年代ラレーがモールトンを買い取ってからは超硬度ジェラルミンによるトラスフレームを採用、頗る格好良くなったが、50万円から150万円もする。写真上段がそれだが、このような高価な自転車はわたしには購入できない。拙宅の軽四は5万円、オートバイも5万円、先日買ったスクーターは2万円、要するに自転車が一番高いのである。
中段はVRUMが開発したCATTIVA、電動アシスト自転車でありながら充電不要。回生ブレーキの採用、アシスト機能作動の限定、そして車重の軽量化で実現させた。販売は欧州限定で38万円ほどする。最近、イタリアではこの手の電動アシスト自転車が流行だそうな。
わたしは身体を悪くしてからはポタリングに徹している。よってミニベロの旧車に乗っている。20インチと云っても406と451の二種がある。下段の写真は451、わたしが乗っているクロモリ自転車にどことなく似ている。
一週間ぶりの買い物、昨日は太刀魚の刺身が安かった。例によって半分はポン酢で半分はちらし寿司にして食べた。いわゆる五目乃至ばら寿司ではなく、江戸前のちらし寿司である。酢飯に盛ればちらし、白飯なら海鮮丼となる。
帰宅後、買ってきたものを冷蔵庫へ入れようと思うも、身体が痛くて動かれない。呻きながら一時間ほど、床に突っ伏していた。30分位はいつものことだが、昨日はいささか長かった。暑さのせいかもしれない。
らんぎくさんが引用なさっているが、Firefoxにインストール済みのアドオンがすべて無効化されるとの問題が起きている。詳しくはこちら。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190504-00000002-impress-sci
Firefoxをデフォルトブラウザとして使っている。頻繁に無料ホームシアターから洋画をダウンロードしているので困惑している。取り敢えず、日付を2019年5月3日に変更して凌いでいるが、それによる新たなトラブルは予測できない。
上下の写真は縮尺がまるで違う。下段のヒラメは切り身で左右36センチ、厚みは3センチ近くある。商売ならともかく、家で食べるには大きすぎるのだが、徳島の野締めゆえ買った。三分の一は薄引きでポン酢、三分の一は茶漬け、残り三分の一はまだ冷蔵庫に這入っている。
上段の握り鮨は398円、切り身が薄くなって値が下がった。以前は698円で魚の厚みが3倍はあった。このような値下げは嬉しくない。丁度出入りの魚屋がスーパーにいたので理由を訊く。安くなければ売れないの一言、間違いなく日本のデフレーションは続いている。ここの握りは飯が多い、魚を薄くするなら飯も半分にしてくれと重ねて訊ねる。大将はそれには応えなかった。
先日、目下1尺ほどのキチヌの片身が280円で売られてい、購入した。関東ではあまり食べないが、関西ではクロダイ(チヌ)より多く獲れる。食べ方はクロダイに準じ、焼霜造りや皮霜造りに適している。シマダイと比して味は落ちるが、甘みがあってなかなか美味。かつて紹介したタモリ(瀬戸鯛)同様、ブランド力のない魚がわたしは好きなのである。
一言、魚を締める場合、かならず右半身から締めるのが鉄則である。魚は頭を左にして提供する、考えてみれば当たり前のこと。
オープンクランプのクイルステム(スレッドステム)の写真である。クロスバイクで流行っているアヘッドステムの良さを取り入れたもの。アヘッドステムは暑くるしく感じるが、この手のオープンクランプは便利でもあり、わたしは重宝している。
上はオープンクランプの写真でもっとも気に入ったっもの、キャリパーブレーキにスリーフィンガーのブレーキレバーは不要だと思うが、それにしても実にうまく纏めている。中はわたしのお気に入り、下はアラカルト。
前項のアドレスの写真は陶芸家の川口真世さんによるもの、父君によると二万円の購入代金は高いようだが、台湾ユアサのバッテリーを付けての値である。しかもキック一発でエンジンは始動する、わたしは良い買い物だったと思っている。
スクーターのような平和な乗り物には乗るまいと心していたのだが、寄る年波には勝てない。加えるに、先月初頭から体調が思わしくない。リッターバイクに身体が耐えられなくなって250ccの小型に切り替えたのだが、それすら顚倒時に起こせなくなった。そこで100ccのスクーターの出番となった。スズキが91年に販売をはじめた2ストローク、28年前の旧車である。わたしが乗っているエリミネーターは89年製なので、2年ほど新しくなる。オートバイからスクーターへ乗り換えるのは北海道行きを諦めることである。こちらはひどく落ち込んでいる。
16年前の4月26日に友が亡くなった、彼女は原付二種で東京の街を走り回っていた。屡々赤坂の店の前の歩道で放置プレーの餌食になっていたのを思い出す。
日高さんのミニベロを作っている。その一方でクロモリの自転車を買った。代金は8000円、加古川稲屋の中古自転車店からである。乗れはするもののわたしに云わせるとハチャメチャな自転車である。ボトムブラケット、ヘッド、ハブは回転しない。ブレーキは固着、チェーンの寸法が合っていないのでチェンジができない。
ミヤタが1979年に発売したランドナー Le Mans である。爾来、ワイヤー、シュー、タイヤ、チューブなど消耗品の交換はともかく、本体に整備らしい整備は加えられていない。26インチ1×3/8のアラヤWO、スギノのスーパーマキシー・トリプルクランク(165ミリ48T/44T/32T)と極東トップランペダル、ヨシガイのダイアコンペのカンチブレーキ、他はシマノのデオーレで統一されている。デオーレにもトリプルクランクはあるのだが、アウターの取り付けに難があって、スギノの方がすぐれている。それにしてもラージハブはサンシンが良かったのにと思う。カンチブレーキの性能はどこのメーカーであれ似たり寄ったりである。ボトムブラケットは現行のスギノのシールドカセット122.5ミリに換える予定だが、「BBシャフトは現品あわせ」と昔から云われるように、こればかりは合わせてみないとチェーンラインが分からない。
加古川の御仁が乗ってみますかと訊く、乗るまでもなく見ただけで予測はきく。すると親父さんが556を持ち出してチェーンとフリーにぶっかけ、自分がギーコギーコと漕ぎはじめるではないか。自転車に用いてはならないのが、556とタイヤの艶出しである。556の類いは油分を除去するものであって、駆動部分に塗布してはならない。潤滑なら556でなくシリコーンスプレーを用いるべき。チェーン、フリー、ディレイラーにはドイツ生まれのイノテック105が最良だが、最短でも3日は要する、頗る頑固かつ面倒なオイルなのである。
追記
前後のハブの掃除をした。前のハブは締めすぎで玉押しに虫食いが出ている。後ろのハブはなんとナットが手で回る、こちらは玉受けに虫食いが出るはずなのだが、なぜか大丈夫だった。玉押しとボトムブラケットのロックリングは手に這入らない。虫食いが見付かったときは同じハブをもうひとつ購入するしかない。
ランドナーをはじめ、昔は26インチが主流だった。日本人の体躯には26インチがぴったりだと思うのだが。
免許証を更新してから目がおかしい。まるで結膜炎か花粉症のようだが、いままでそのようなものに罹ったことはない。3月の検体検査の帰り、目が痒くて涙が止まらない。どこぞ停車するところはないかと探していたところ、道路工事で一車線を封鎖している。最後のスコッチコーンの脇へ車を停めて休憩した。先日はオートバイで同じ症状が出たが、二輪は側道があればどこででも停められる。鼻水を垂らしながら片目で運転はできない。それにしても、一箇月以上続いている。目薬以外になんぞ考えるべきなのか。
MICHE(ミケ)のハブを買った。70年代後半のものと思われるが、グリスが真っ黒の固形物に化けてこびりついている。3日間灯油に付けてから刮げ落とした。購入後一度のメンテナンスすら受けていないと思う。出自を知っていればこのような目に遭わなかったのであるまいか。往時のミケのハブはカンパニョーロのOEMである。ミケに限らない、ジャン・ロバートやジピエンメの他、6箇所ほどのメーカーがカンパからの供給を受けていた。
化粧品業界では、製造工場を持たずに企画・販売・流通を行うブランドが多い。少数ロットから受託を行う、セントラル・コーポレーション、コスメティック・ジャパン、サティス製薬といったOEMメーカーが多数存在する。スマートフォンなら台湾のフォックスコンや中国のレノボなどがOEMメーカーとして世界的に知られている。iPhoneをはじめ、アップル製品も自社で生産を行わないOEM製品。シマノにしてもチェーンやブレーキシューにとどまらない、多くのパーツをマレーシアや中国で造っている。
ミケは1919年イタリア・トレヴィーゾで生まれたコンポーネントブランド。最近は新素材を用いた高級パーツを造っている。
最近、シールドベアリングのパーツを再生する機会があった。写真のサンツアーのスプリントハブとシュパーブプロのペダルである。カップ&コーン式と違って、シールドベアリングは面倒である。ベアリングプーラーとベアリングシールインストーラーが必要になる。ただし、ベアリングの打ち込みにアルミ製は何の役にも立たないので要注意。深溝玉軸受を用いるならシールインストーラーはいらない。
ベアリングだが、安物だと国産より中国製の方に分がある。工作機械用CNC装置ではファナックが世界シェアの約50%を有すると言われていたが、このところ中国の猛烈な追い上げを喰らっている。中国では今年上半期504万社が倒産、他方607万社が起業してい、大半がハイテク分野といわれる。米中貿易戦争は中国に産業革命をもたらしている。
追記
シュパーブプロのペダルだが、ペダルキャップを外し、3ミリのアーレンキーを突っ込んで木槌で軽く叩くと簡単に抜ける。
スプリントハブは合成ゴムが接触しながら両側よりシールドしているLLU深溝玉軸受ベアリングを用い、シュパーブプロのペダルは鋼板シールド付きのZZ標準ベアリングを用いている。
昨今は完組ホイールの全盛だが、70、80年代まではリム、ハブ、スポーク、ニップルを個別に選んでホイールを組むのが一般的だった。例え既製品であってもホイールは自転車屋の親父が組むのが当たり前であり、腕の見せ所だった。自転車に乗り始めたころ、腕に自信のある親父から「ずっと乗るならホイールぐらいは組まないとだめだよ」と云われ、自分で組むようになった。それが理由で玉当たりには五月蝿くなった。ハブならサンシン、ペダルなら極東、スギノのクランクとタンゲもしくは八田製作所のボトムブラケットといった案配で、カンパのもの真似ばかりしていたシマノ製品の回転部分は歯牙にも掛けなかった。現在のシマノの変速機はすぐれているが、自転車でもっとも大切な部分はボトムブラケットとハブである。
ボトムブラケットはカップ&コーン式ベアリングに如くはないとわたしは思っている。しかし、転がり抵抗が比較的少ないシステムを安価に構築するにシールドベアリングは便利である。ただし、自転車によく使われる6001番の深溝玉軸受は1箇200円から60万円まであり、自転車には安物の公差0級のものが使われている。その中ではタンゲ精機(LN-7922以上)と台湾メーカーのTOKENにとどめを刺す。はなし序でに変速機もサンツアーを受け継いだSunXCD(サンエクシード)が最良だと思っている。
このところ白血病で喧しいが、わたしは友を白血病で喪った。横須賀功光さんである。抗がん剤治療はワンクール(和製英語)2箇月、それを何回か繰り返し行うのだが、治療中脱毛はつづく。髪の毛だけではなく、眉毛・まつ毛・鼻毛などの体毛全般に及ぶが、まつ毛がないと眼にごみが入りやすく、鼻毛がないと鼻の中が乾燥し粘膜がいたみやすくなる。化学療法だけならまだしも、骨髄移植になると大事である。
拙宅の横は明石川である。近々市営住宅へ移るが、引っ越してきたとき、土手への坂が歩かれなかった。小学生が自転車で軽々と登っているにもかかわらず。さらに思い出すのは戸田中央で3箇月近く入院の折、はじめてトイレへ行く許可が出たのだが、立ち上がれないしまったく歩かれない、看護師に両脇を支えられてトイレへ行った。76キロの体重は51キロに、筋力は一切なくなってしまう。骨髄移植も同様、適度な運動をつづけることは可能だが、選手としての再起はほぼ不可能になる。
骨髄バンクのドナー登録が増えているそうだが、数百乃至数万分の1の確率でしか一致しない。さらに移植希望者に適合者が見つかっても3割前後のドナーは拒否する。骨髄移植は生体間移植だが、膵臓・腎臓・眼球のような脳死による献体移植の場合は登録ドナーの家族の98パーセントが拒否する。そしてレシピエントは、抗癌剤と放射線照射で体中の白血病に侵された造血幹細胞を死滅させなければならない。浴びる放射線量は12,000mSv前後(体重によって異なる)と、50%致死量の3倍にもなる。
わたしの場合は数次の輸血により抗体ができているため、急性期拒絶反応に悩まされ、ステロイドパルス療法などの強力な免疫抑制療法によって長期生着を得た。白血病の場合はなによりもまず白血球の血液型であるHLAが適合しなければならない。ABO式血液型が異なるドナーから骨髄移植を受けた場合、移植された造血幹細胞が血液を造り出すようになるため、最終的にはドナーと同じABO式血液型になる。また、血液細胞の染色体、DNAもドナー由来のものに変わる。いずれにせよ、合併症や後遺障害のリスクがすこぶる高い治療法である。当然、生涯にわたって免疫抑制剤を服用することになる。
追記
臓器移植に違いはないのだが、造血幹細胞の場合は免疫抑制剤の服用は1年ほどで済むらしい。池江さんは急性白血病ゆえ、化学療法によって一時は治るだろうが、早晩、再発する。その場合は骨髄移植でなく臍帯血移植であってほしい。臍帯血移植については読売新聞社の池辺英俊さんの「白血病と闘う~政治部デスクの移植体験記」が詳しい。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20151105-OYTEW55414/
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