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新年早々烈しい下痢と吐き気に襲われている、熱はまったくない。困るのは免疫抑制剤が服用できないこと、飲むと吐してしまう。半年ごとにこのような状況になる。結果は血液検査に顕著に表れる。今月の外来診療は6、8、14日の3度、担当医の困惑した顔が目に浮かぶ。
クレアチニンが徐々に上がっている、このままでは再び透析治療になるやも知れず。
無性に寿司が食べたくなって近隣のスーパーへ。5時過ぎだと3割もしくは5割引になるが、陽が沈むとさらに寒くなる。とにもかくにも二輪は寒いのである。このところ魚介類が無闇に廉い。鯛、平目、間八、鰤、烏賊など、二束三文である。
昨晩はじめて電気毛布に点火。住み処は雪のないところが仕合わせ、新潟でなくてよかったと思う。
腎移植外来のあと、耳鼻科へ行き、聞こえなくなった耳を診察してもらう。聞こえていないのは間違いないが、鼓膜は無事、他に考えられる理由として脳腫瘍ではなかろうかと、日を改めてMRI検査と決まった。先月、骨頭壊死でMRIを撮ったばかり、もっとも場所が違えば致し方なし。
泌尿器外科の血液検査でクレアチニンが2.7と異常な数値である。数値もさることながら、耳が聞こえなくなったのは免疫抑制剤が関係ないとは云えないらしく、一部薬剤を元に戻そうとのこと。それやこれやで1月は3度も病院へ行かねばならない。良いはなしもあって、骨頭壊死にはまったく進行が見られない。これならあと1年自分の脚で歩かれそうかしらと問うに、断定はできかねるが大丈夫かもしれませんと。嬉しいはなしではないか、早速刺身を買ってきてひとりで祝う。
月曜日から1週間、食事の代わりにコストコのマドレーヌを食べていた。紅茶で流し込むのである、これなら負担はかからない。
先週の月曜日、暖かいので買い物に出掛けた。例によって帰宅後動かれなくなった。いつもなら冷蔵庫の前までは辿りつくのだが、今回は二輪の駐車場で、そして玄関でへたりこんでしまった。なんとかしようと思うのだが、脚の痛みがひどく動かれない。ぼんやりと風景を眺めやる、わたしにできるのはそれだけ。
高麗苑の高野さんが昨夜亡くなられたとの連絡が日高さんからもたらされた。
高麗苑の創業は1971年だが、高野さんと知り合ったのは1982年、今のアスピアから東へ、天文町へ行く途中に高麗苑があった。往時、云うところの東仲ノ町(ひがしなかのちょう)商店街、高架化に伴う、市街地再開発で現在の場所に引っ越した。当掲示板2018年06月22日に「高麗苑」との文章を著している。
「二人して抱き合って再会を喜んだ」とあるが、事ほどさように嬉しかったのである。聞くところによると肝臓癌とか、おそらく再発転移したのでなかろうか。わたしは痛みがひどく葬儀へ参列すらできない。まったく動かれない、無念である。写真は在りし日の東仲ノ町商店街。
明石のまえもんハリイカ(コウイカ、スミイカ)の10センチ未満の新イカが安いので大量に買ってきた。刺身もさることながら山椒炒めが好きなのである。台所で床に寝そべって包丁を握るのが常だが、ハリイカはスミが多いのでそうもいかない。無理を押して立ち上がり、流し台で調理する。身とゲソ共に2杯ずつ冷凍してお仕舞い、暫く楽しめそう。
追記
釣り情報サイト「つりまる」によると、流通の場では手の平にのるサイズから大型まであまり値段が変わらず、1㎏あたり卸値2000円前後。300gほどで1杯600円。ただし江戸前東京湾や近場のものは遙かに高価で1㎏あたり卸値4000円前後。300gほどで1杯1200円にはなる。と書かれている。わたしが買った新イカは1杯60円、ちなみに300gほどで1杯150円から200円までである。
ぺらぺらの肌掛け蒲団を使っている。ダウンなど這入っておらず、羽毛蒲団(ダウンケット)ではなく、羽根蒲団(フェザーケット)である。合掛けや本掛けをを持っていないので、冬場は肌掛けを重ね、それでも寒いときは小さな電気毛布を挟んでいる。どうでも良いことだが、わが国の羽毛蒲団の生地にはポリエステルが多用されている。ビニール袋で羽毛を包んでいるようなもので、通気性はゼロ、最悪のシロモノである。生地はソフトバティスト、それもドイツ産に如くはない。
グランコンペ・ゼロのリアディレイラーである。本体の前プレートは炭素繊維(カーボンファイバー)、後は鉄だが、大きく肉抜きされている。プーリーガイドの裏は鉄だが表側はアルミの削り出し。あまりの格好良さに衝動買い。使いもしないのに、煙草同様、コレクター気質は死ぬまでなおらない。
追記
シマノとカンパのヴェローチェを合わせたようなスタイル、構造的にはシマノそのものである。
愛飲する煙草はフォルテのメンソール。それが10月1日から値上げした、270円が350円である。よって20ケース買いに出掛けた。1ケース10個だから200個、7箇月分である。
煙草屋でおまけのライターを20個もらっているときに、他の客が来て1000個くれと云う。店主と話しているうちに別の客が3000個、また別の客が2000個と買ってゆく。わたしはただただ呆れかえっていた。
ニュースでは第3のビールの値上げのことばかり、1缶につき10円の値上げらしい。みなさんケースで大量買いしている。10円ならわたしは買わない。それにしても、煙草のニュースはまったく流れない。
大腿部の骨頭壊死の次回の検査は14日。と云うのも今日は朝から足腰に力が入らず、四度も引っ繰りかえってしまった。痛みもある、ただ、医師の指摘するような大層な痛みではない。身体を支えることはできる。従って、ほんの少し進行したように思う。なにかあれば電話するようにと医師から云われているが、電話の電源は切れたまま。電源を入れるも、9月2日から切れていたようである。その間の着電はなし、どうやら世捨て人になったようである。
ご無沙汰です。何とか、何とか。ありがとうございます。
無理を云って退院してきた。外来病棟は冷房が効いていないが、3階のICUおよび4階から11階までの入院病棟は冷房が効いている。もっとも看護師に云わせるとナースステーションはあまり効いていないそうな。
免疫抑制剤由来の下痢がひどく、脱水症と熱中症での入院である。クレアチニン値が危険な数値にまで跳ね上がっている。完全な管理下に置かれ、クレアチニンは2.3にまで下がった。免疫抑制剤の組み合わせと量を毎日取っ替え引っ替えし、なんとか2.0にまで下げるのが目標である。
写真は穿刺のあとだが、たった1本のラインを取るに20箇所ほどの穿刺、成功したのは最上部の1箇所のみ。毎度のこと故、腹も立たない。逆に、そこで諦めたらお仕舞いですよ、そこに血管はないのでは、もう少し左、もっと力を入れて、でないと血管が逃げるでしょ等々、なんとか成功させて自信をもたせようとこちらも必死だった。下手くそ。
来日中に心臓病を患い、心臓移植を受けるために帰国した中国人の女性実習生はわずか13日後に武漢協和病院で移植手術を受けた。無実の囚人から強制摘出した臓器が用いられたと国際人権団体が指摘している。同病院は2008年から2017年の9年間に400件の心臓移植手術を行っている。中国での臓器移植件数は年間6万件から10万件、そのドナーの大方が法輪功学習者とウイグル族である。
近年、訪日旅行の一形態として、中東などアジア圏からの観光客が日本を訪れる医療ツーリズムが脚光を浴びているが、その逆の日本人による中国への医療ツーリズムに触れるひとはいない。肝臓ならびに腎臓、角膜の移植で数百人の日本人が中国を訪れているが、その裏には生きたまま臓器を簒奪された法輪功学習者がいる。要するに、殺人の手伝いを日本人はしている。
病院とのあいだをタクシーで行き来するだけ、他は家に籠もりっきりの生活である。それゆえ、東京の消息はなにひとつ這入ってこない。学研の増田秀光さんからのメールが唯一の情報源である。増田さんからのメールを以下に引用する。
古書肆マルドロールの小山富士子さんがお亡くなりになったそうです。
巖谷さんのツイッターで知りました。
15日に家族葬を行ったということは、13日か14日だったのでしょうか。
https://twitter.com/papi188920/status/1283613380851318785
マルドロールの「きまぐれ日記」、7月5日に、閉店の挨拶が。
4月くらいから体調を崩されていたようですね。
http://maldoror.web.fc2.com/m23-p01.html
そういえば、シモンさんのエコール・ド・シモンも4月30日で運営終了。
6月26日にすべて撤収となったようです。
シモンさんのツイッターも4月10日から更新が止まったままです。
http://www.simon-doll.jp/news.html
https://twitter.com/OsamuTen/status/1276422113151250432
以上、すでにご存じかもしれませんが、ご報告まで。
学研プラス 増田秀光
文中の小山富士子さんとは25歳からの付き合い。特に池袋のポエム・パロールではわたしが造る書物をよく売ってくださった。生越燁子さんが営んでいらした美蕾樹時代には人魚館の岡田夏彦さんと、ポエム・パロール時代には書誌山田の鈴木一民さんと、上京時には必ず酒を酌み交わした。癌と聞いていたが、長く苦しい闘病生活だったと思う。巖谷國士さんの本を出版するといっていた頃が一番輝いていらしたように思う。合掌。
追記
癌治療でステロイドを服用していたため、彼女はコロナ禍を非常に気になさっていた。死因がコロナでなかったことはせめてもの救いであろうか。
トランプはバイデンに、習近平は胡春華に、トップが交代してもなにも変わらない。ただ、ソビエト、中共、北朝鮮、韓国のような全体主義国家は嫌である。
BBC必見の映像
https://www.bbc.com/japanese/video-53465253
関東でいうものもらい、関西でのめばちこに罹った。医師によると眼球に問題はなく、帯状ヘルペス(疱疹)だそうで、身体が弱っているのが理由とか。1週間ほどで治るであろう、とのこと。3種類の目薬と軟膏(アシクロビル)、飲み薬(パラシクロビル)をもらった。痛み止めが這入っていなかったので座薬をかわりに用いている。次回、神大病院でポルタレンを大量に処方していただこう。
拙宅の50メートル四方には調剤薬局、整形外科、眼科、歯科、耳鼻咽喉科、デイサービスなどが揃っている。
プレシジョンビレット プロシフトのリア ディレイラー。チタニウムでできている。値は5-6万円、ものの割には安価である。強度は十分だろうが、フレキシビリティーに欠ける。使いたいとは思わないが、目立つことこの上なし。
久しぶりに美味いベーコンを食べる。梅木英治さんの「ほなさいなら」を想い起こして涙する。ベーコンがわたしの好物だったのを熟知していた梅木さんがある日、素敵な店があるんですと、難波までわたしを呼び出した。その日に食べた滅茶美味かった鯨を再び梅木さんと喰いたいと願う。
ひらまさが378円と安かったので購入。先日と先々日は278円のヒラメの短冊。こりこりしていて美味。相も変わらず、刺身三昧。
都知事選に立候補している宇都宮氏は73歳、わたしと同世代である。この歳のひとは概して共産主義に好意的である。宇都宮氏も国会議事堂前に慰安婦像を設置しろとか宣っている。従軍慰安婦のはなしは父親から屡々聞かされている。昔、福原に雪洲というヒルサロがあって社会見学に親父と出掛けた。ホステスの平均年齢は50歳、なかには70歳を越えた強者もいらした。昨今の風俗には20代の女性も多いが、それは現在のはなし、かつての水商売はそうではなかった。父親は従軍慰安婦をおもいだすなあと一言。従軍慰安婦は部隊と移動を共にする、後からぞろぞろとついて行くのである。年齢は大方が40代から50代、なかには70代の女性もいたそうで、問題になっているような少女は見たことも聞いたこともないと云っていた。要するに兵隊よりもずんと年長の女性ばかりだった。
わたしは長く韓国に対して好意を抱いていた。文在寅にしても今までの大統領とは異なり、革命を起こそうとしているのだなと同情的に覧ていた。革命とはなによりもイデオロギーありきで、思想や哲学などあっては困る。なぜなら哲学には懐疑が欠かせないからである。財閥に代表される経済社会は解体すべき対象であって、そのために人民が困窮しようが知ったことではない。イデオロギーの前では精神のルーツは根こそぎ抜き取られ、歴史の修正、改竄と隠蔽、そして嘘で塗り固められる。そうした妄想を立脚させるために、情報の検問と厳格な監視が必須になり、屡々人命より優先される。どうやら文在寅のいう革命とは、かつての民主化運動ではなく、インフラストラクチャーなどの国有化までを進めようとする共産主義革命のようである。ただし、近代化の完了した韓国で共産主義革命は不可能、朴正煕政権のような権威主義体制にならざるをえない。よって早晩、反革命が起きると思われる。いずれにせよ、救国であれ独立の祖であれ英雄を必要とする国の人民は不幸である。
引越から二箇月半を経て。台所用品と衣服など、生活に必要なものは梱包をほどいた。ほどいたとは申せ、女房の為事であってわたしはなにひとつ手伝っていない。全体の三分の一ほどで、他は段ボールのまま、そちらの開梱はいつになるのか分からない。引っ越してから一段と身体が動きづらくなった。買い物は1日一箇所のみ、複数箇所へ行くと後が大変である。近隣に整形外科があってリハビリに行こうかと思っている。
大腿骨頭のMRI画像。ちゃんとした画像は有料のため、泌尿器科で内緒でコピーしてもらった。左側が右脚になるが、大きな穴が確認できる。その穴が壊死した部分である。整形外科医の見立てによると年内は大丈夫とのこと。
今日は久しぶりに造血剤のエポ(エリスロポエチン)を打つ。ヘマトクリット値が30を切ってから頻繁に貧血に襲われる。日本では保険適応上、腎性貧血にのみ用いられる。
先週ラ・ムーへ行った折、見付けたのだが、高いので買わなかった。でも、小さな薔薇の花のようで、気に入った。売れ残っているようであれば買おうかと先程出掛けた。1週間前には蕾だったのだが、これでも買わないかという顔をして咲き誇っている。まさに不要不急の至宝であろうか。不要は不用に通じ無用にも通じる。即ち花は人生そのもの。
追記
櫻井さんが「奥歯が死んで17年だな」とツィートしている。吉田風香さんがもしこの掲示板をお読みなら ikko@despera.com へメールをください。絢子さんの写真を渡したいのです。
前項で書いた貧血からくる眩暈だが、スーパーの中であろうが出入り口であろうが、ところ構わず地べたに座り込むことにしている。従って、最近はズボンを頻繁に洗濯する。そして眩暈は水分とも密接に関わっている。1時間、水分を摂らないと身体がおかしくなる。飲めば飲んだですぐトイレへ行かなければならない。県住へ引っ越してからは四六時中紙おむつを利用している。かかる非常時に助かるからである。
昨日タクシー代を請求に役所へ行き、序でに身障者用のタクシー券も頂戴してきた。1箇月遅れの申告だが12箇月分のタクシー券を頂く、申告書を見るとコロナにつき特例となっている。序でにマルアイ玉津でいつものクロワッサントーストを購入。なぜかマルアイ有瀬にはわたしが必要とするものがない。店舗は大きいのだが、商品構成がかなり異なる。出口で蹌踉めいて自転車にぶつかり、並んでいた自転車がすべて倒れてしまった。済まないことをした。
今日はクロワッサントーストを一枚食べただけなのだが、それでも眠ってしまった。これを仕合わせとでもいうのかしら。ただし、体調は最悪。
貧血を知るには赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が一般的だが、RBC、MCV、MCH、MCHCなどでも貧血の有無ならびにその理由が分かる。赤血球は酸素を運ぶ細胞で、数が減ると酸素の運搬能力が減り貧血という状態になる。それを端的に表しているのがRBC(赤血球数)で、わたしの場合は3.47(平均値は4.35-5.55)。ちなみにヘマトクリット値は29.6(平均値は40.7-50.1)である。
体調の善し悪しについて屡々書くのはこの貧血のことである。今日は体調がよろしいので買い物に行かれるとか、今日は体調がよろしくないので買い物に行かれないといった類いである。神大付属病院往復のタクシー代は平均15000円、先月分と今月分が滞っていたが、体調が思わしくなく、役所まで請求に行かれなかったのである。
血液検査はいろんなことが分かる。通常は生化学の項目であろうが、他にも血液一般、血液学、尿の生化学、免疫抑制剤の血中濃度などである。血液検査で大事なのは赤血球、白血球、リンパに関する項目である。それらを点検して内視鏡検査の時期を決めている。癌に罹りたくないからである。
さて、友人が癌に罹患した。ご当人の許可を得ていないので詳細には触れないが、ステージは4、ただし、骨に転移しているため、いささか難儀である。本人はわたしとどちらが先に死ぬかと戯れていらっしゃるが、相当なショックを受けたに違いない。過信していたわけではないが、彼は若い頃から病院が嫌いだった。いとせめて、3箇月に一度くらい血液検査をしておれば白血球とリンパの異常を察知できたのにと思う。共通の友人だった山本六三の突然の死とも照応する。残念である。
学研の増田秀光編集長よりメールがあって論創社のHPを知りました。懐かしく読みましたが、あなたにとっても貴重な資料かと思われますので紹介します。
文中、「大天使のように」の判型を間違えています。往時、思潮社には現代詩手帖と思潮のふたつの雑誌があり、桑原茂夫さんが詩手帖の、菅原孝雄さんが思潮の編集長でした。生田耕作と思潮社の最初は1970年に桑原茂夫さんが鷹ヶ峰の生田宅を訪ねたことにはじまります。「大天使のように」を制作したのは宮園洋さんとわたし、宮園洋さんは思潮社の制作担当で、忘れられない存在です。
文中の谷誠二さんは人文書院の編集長、他にもいろいろありますが、またの機会に。
追記
当掲示板の最下段にわたしのメールアドレスがございます。書かれないことはそちらで。
1960年に発売されたケンミンの焼きビーフンは好物である。ベトナム風フォーも頒されているのは知っているが、食べていない。60年間ケンミン一色だったのでたまには異なるものをと、モランボンのチャムチェの素、永谷園の麻婆春雨を買ってきた。チャムチェは韓国風春雨の炒め物。
結果はどちらも不味かった。特にチャムチェは無理である。韓国料理はわたしには合わない、刺激が強すぎるのである。昨今辛い料理が流行のようだが、刺激物を好むのは味覚の減退を意味する。このような時代こそ和食への回帰を願いたいものだが。
ヘマトグリット値が30を切った。血液の量が減ったので、食事の度に寝てしまう。食事量をいくら減らしても同じである。食べれば血液は胃に集中し、脳の方はお留守になる。我慢して起きていると失神する。もっか食っちゃ寝生活を満喫している。
やがて、スクーターにも自転車にも乗られなくなるかもしれない。写真はフランスのタンデムサイクリスト。片方は車椅子に乗る障害者、従ってタンデム自転車の後部ペダルは手回しになっている。欧州にはこのようなさまざまな自転車を造る工房が多数ある。
青山学院大学の福岡伸一さんの「ウイルスは生命の避けられぬ一部」を読んだ。面白い文章があったので紹介する。
「ウイルスとは電子顕微鏡でしか見ることのできない極小の粒子であり、生物と無生物のあいだに漂う奇妙な存在だ。生命を「自己複製を唯一無二の目的とするシステムである」と利己的遺伝子論的に定義すれば、自らのコピーを増やし続けるウイルスは、とりもなおさず生命体と呼べるだろう。しかし生命をもうひとつ別の視点から定義すれば、そう簡単な話にはならない。それは生命を、絶えず自らを壊しつつ、常に作り替えて、あやうい一回性のバランスの上にたつ動的なシステムである、と定義する見方――つまり、動的平衡の生命観に立てば――、代謝も呼吸も自己破壊もないウイルスは生物とは呼べないことになる。しかしウイルスは単なる無生物でもない。ウイルスの振る舞いをよく見ると、ウイルスは自己複製だけしている利己的な存在ではない。むしろウイルスは利他的な存在である」
もとより、ウイルスは撲滅できない。今般のCOVID-19(中共ウイルス)にしても、インフルエンザ同様、全ての年齢層に対して感染し、世界中で繰り返し流行する。年内に数種類のワクチンはできるだろうが、すぐに耐性を獲得するため、備蓄するに値するかどうかは分からない。
追記
一年延ばしたところでオリンピックなど開催できよう筈もない。再度大流行させるだけである。なにを考えているのだろうか。
ゴットリープ・ダイムラーらが1885年に制作した「史上初のオートバイ」のレプリカ。ダイムラーは前年の1884年に、ヴィルヘルム・マイバッハとともに単気筒4サイクルエンジンを開発していた。同エンジンは、排気量265cc、0.4馬力、回転数600rpmで、比較的軽量な割に性能が素晴らしく、ベルトを用いて後輪を駆動、最高速度は12キロ。翌年には、このエンジンを駅馬車とボートに取り付けた。駅馬車は、世界初の四輪自動車とされる。同じ1886にはカール・ベンツも三輪の自動車を開発、これらは自動車時代の基礎を作った。
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