![]() ![]() |
ラ・ムーで250円で買った観葉植物である。当時は名前を知っていたが、忘れてしまった。わたしは材木と名付けている。引越のどさくさで2箇月間水をやらなかった。挙げ句、誰かが枝をことごとく切ってしまった。剪ったのでなくちょん切ったのである。捨てないとと云われたが、スクーターに乗せて新居へ運んだ。鉢を変え、土を替え、陽の当たるところへ置き、毎日水をやった。2箇月を経て、やっと芽が出た。下方は1センチ、上方は1ミリの新芽である。嬉しい。
湯沸かし器の取り付け完了。軟弱になったなあと思うが、水が冷たくて洗いものが嫌だった。これで油汚れも大丈夫、早速、フライパンでお好み焼きを焼くつもり。
風呂場の鏡に困っている。借家ゆえネジが使われないので、「割れない鏡」というプラスティック製を購入。軽くて、添付されている両面テープで簡単にくっつく、そこまでは良いのだが、曇り方がひどくて髭が剃られない。15センチほどの据え置き鏡を買ってきたが、こちらはガラス製で曇らない。バランス釜の上へ置いて使っている。
朝の服用は17錠、夕の服用は10錠、併せて27錠だが、日曜日は肺炎の予防薬が加わり28錠となる。この内、免疫抑制剤は1日15錠である。要するにその他の12錠は症状によって薬剤そのものが入れ替わる。免疫抑制剤を服用している患者がもっとも注意しなければならないのは感冒、風邪やインフルエンザをひけばほぼ確実に肺炎になる。医師によると肺炎に罹ればあなたは死ぬよ、となる。
COVID-19(中共ウイルス)は症状が重くなれば肺炎、人工呼吸器となるようだが、免疫抑制剤を服用している患者はまず助からない。致死率9割である。
はなしは変わるが、青木理さんが反日というより反権力、または天皇制を否定しているのを評価してきたが、アビガンの使用に対して誰が責任を取るのかとの発言はいただけない。副作用のない薬は存在しないし、新しい薬を服用するときは納得いくまで医師と話し合い、最後は自分で決めるものである。わたしは納得できない薬剤はなにがあっても服用しない。自己責任との言葉をわたしは忌み嫌っている。しかし、自分の身体に這入るものは結果責任を取りたいと思っている。医師にも間違いはある、そのために血液検査票を共有するのである。
池に降る春の雨を眺めていると棲んでいる県住が愛おしくなる。女房も息子も局所を取り上げ、このような風呂では住みたくないという。わたしはひとと住む気はないのでどのように思われようが結構である。ただ、手伝ってくださるのは嬉しい。先日も息子がなにか運ぶものはありますかと問うので、物干し竿を買いに行きたいと伝えた。旧宅は蒲団が干せるようになっている浴室乾燥冷暖房機だった。電気代が嵩むので乾燥機として使ったことはないが、最初から天井についている2本の竿はありがたかった。
仮止めだが、取り敢えずカーテンは吊るした。しかしその後、新居ではじめての顚倒。理由は血圧ではなく、足がもつれただけ。よってどうということはないのだが、些か派手に転んだため右脚が痺れている。
湯沸かし器の強化ガスホースとシール剤が届いたが、寸法を間違えたため、水道用フレキパイプが追加で必要になった。今日は雨、購入は明後日になる。
蛇口とホースをつなぐニップルを買ってきたものの水漏れが止まらない。蛇口を調べたところ、歪になっている。これでは駄目である。そこでアマゾンを調べていたところ、ニップルが最初からセットになった蛇口を見つけた。便利なものがあると早速註文。不要なニップルを買ったことになるが、かかる便利な器具があるのを知っただけでも収穫である。
深夜に風呂を沸かし、洗濯機を回し、炊飯器のスイッチを入れる。深夜というのが味噌、旧宅は木造家屋のため、10時を回ると風呂と洗濯は遠慮していた。鉄筋コンクリート造りの有難いところである。風呂は沸くまでに30分かかる。簡易シャワーではジェットクイックシャワーが良さそうだが、こちらはもう少し考える。今日、明日中にカーテンを取り付けるつもり、少しずつだが、住みやすくなっている。
小西屋が最も近いので利用している。マルアイ有瀬とは正反対、薄暗い店舗でまるで田舎の食料品店のよう。江井ヶ島店、三田店が閉店し、もっか太寺店のみの小さなスーパーである。店は小さいが、ここの弁当はとんでもない大きさである。ちらし寿司はよく買うが、2、3日はある。題して「男の海鮮ちらし」
天麩羅盛り合わせも振るっている。大きな魚肉ソーセージと紅しょうがの天麩羅が真ん中に鎮座している。まるで通天閣界隈、新世界のそれである。当然、一食では食べきれない量である。焼豚が売りらしく、いつ行っても大量に並べているが、豚肉に砂糖水の注入はしていないようで、その分タレが滅茶甘い。要するに、お世辞にも旨いとは云えないのだが、店の雰囲気にはぴったり合っている。斯かる店の一軒ぐらい居させてよと云う非常識なスーパーである。
ベランダから満開の桜。この角度は有瀬を向いているが、明石側から撮ると桜が美しく撮られる。それは分かっているのだが、今のわたしには歩かれないのである。
「私の幼少期のアイドル、志村けんさんが亡くなった日に、新宿界隈で数度移転をしたAGEのママ清水弘子さんが亡くなったと連絡が来ました。ひろちゃんから時々に聞いた話を繋げると、山形大学の数学科に在籍中に学生結婚し、27歳で離婚し、東京に出てきて、編集者兼作家の中井英夫さんの紹介でバラードという店で働いたそうです。自分で出した店の一番最初はゴールデン街で1年弱、とても流行ったそうで、新宿御苑の緑苑街の岡田という店を居抜きで買って10数年営業し、バブル期に地上げにあい、丁度、小沢書店が鬼子母神で社屋を建てる時に地下に酒場と1階にギャラリーを作ったそうです。そこで10数年、小沢書店が倒産して競売物件になるので出て、最後は新宿5丁目に戻ってきたのでした。その物件はかつて詩歌句があったり、アンダンテがあった物件でした。今から10年前に辞めていると思いますが、私は20年ほどの付き合いでした。山形出身で、方言が印象深い面白い人でした。色々なことがあったけど、持病の腸閉塞もあり、この様な世の中では体力的にも厳しかったかもしれません。去年スーパーで立ち話したのが最後になってしまいました。享年75歳 合掌」
清水弘子さんが亡くなった。塩原庭村(杵屋三七郎)さんからの連絡で知ったのだが、渡辺なおさんがSNSで書いていらっしゃる文章を上へ引用する。晩年、もっとも親しくお付き合いなさっていた。
わたしは弘子さんを田中さんの紹介で知った。田中さんは中井英夫さんのパートナーで、新宿三光町で薔薇土(バラード)とのバーをなさっていた。ただし、弘子さんの中でわたしの顔と名前が結びついたのは御苑横の2階にあったAGEである。この店へはへは中井英夫、三枝和子、鈴木一民などとよく行った。中井さんは癇癪持ちで酔うといつも喧嘩になった。田中さんと弘子さんは常にあいだに這入ってくださる、謂わば救いの神だった。
芳賀啓さんの出版記念が神楽坂の日本出版クラブ会館で執り行われたが、二次会は神楽坂、三次会と四次会は新宿のなべさんとエイジ(AGE)、五次会はですぺら、六次会は夜が明けてからカラオケへとの強行軍があった。弘子さんにはですぺらを手伝っていただいたこともある。当掲示板にも何度もお出まし願っている。最後の店舗になった新宿5丁目のAGEを訊ねたとき、店内は真っ暗、構わずに奥へ行くとやはり眠っていらした。「暇でね、もったいないから電気は消していたの」消灯された店同様、彼女の生き方はおよそ不格好だった、それでいいと思う。それこそが清水弘子の個性であり、暗闇に沈んだまま、動こうとしない足掻こうとしない個がそこに在った。
ガス開通、これで湯が沸き饂飩が食べられる。ただし、湯沸かし器は不通のまま、配管費用が2万4千円とやら、なにを考えているのかしら。文句たらたらでお断りする。違法だが、自分で接続すれば3千円ほどで済む。大阪ガスの関連会社はこれだから困る、独占企業の悪しきところ。
担当医はどうあっても血圧が気になるようである。わたしは拡張期血圧が平均より低い、60から70までである。よって収縮期血圧は140までを正常と判断している。ところが医師は立場上130以上は困るという。
今回処方されたのはテルミサルタン、副作用が強く高カリウム血症を招く畏れがある。医師と議論になったが、どうしてもということで押し切られれてしまった。25日にさっそく服用したが、買い物に出掛けた先で倒れ、その弾みで右足の第2趾を骨折した。足趾ゆえ、アルミ板でも挟んでおけば治るが、中国語で云う「禍不単行(災いは重なって来る)」ではないか。
雨になるのが分かっていたので、3日分の食料を買いに行ったのである。レジを済ませた後、突然腰痛がはじまった。これは血圧が急速に下がりつつあることを意味する。取り敢えずスクーターへ荷物を積み込もうと思ったが叶わず、つんのめるように倒れてしまった。大事には至らなかったが、20分は動かれなかった。帰宅後の血圧は100の56mmHg。
今回の血液検査でヘマトクリット値が29.5、個体差があるが、わたしは30を切ると失神が常態化する。赤血球数と血圧とは異なる問題だが。
検体検査直前、無事に体温計落掌。マスク同様、体温計も購入は難しいらしい、通販なら入手できるが、街中の薬局では品切れとか。マスクは10年前の透析時代に購った興和の5枚入りが1袋余っていたのを用いている。5枚あればわたしの場合、2箇月はもつ。ひとに薦められる使い方ではないが、咳やくしゃみの飛沫を防ぐには十分、どのみちマスクでウイルスを遮断するのは不可能である。
3度大きな手術をしているが、医師のマスクの着用は念入りである。マスクと肌とのあいだはしっかりサージカルテープで留める。特に鼻と頰の隙間は頑丈に封じる。手術室は寒いほど冷房が効いている、その中で休憩なしで7、8時間、時として10時間を越える手術が施される。医師は汗だくで何度かマスクは取り替えるようである。もっとも、その間、こちらは麻酔ですやすや眠っている。母の膝の上での耳掃除や子供の頃の理髪店を思い起こす、存在を他人に委ねるのはとんでもない快感なのである。
2週間ぶりの水洗トイレ開通。モンキーレンチとパッキンが引越荷物のなかから出てこない、重複するが買ってきて繋いだ。ところが、トイレの天井灯からの配線のため毎回便器の電源が切れる。もっとも冷たい馬蹄に尻はすぐ馴染んだが。
このところ、咳が止まらない。PL配合顆粒は飲んでいるが、体温計がないため確認が取られない。風邪でなければ良いのだが。体温計と共に体重計も出てこない。明後日は神大病院なのだが、時期が時期だけに医師への説明に困惑している。
追記
ヨドバシカメラで体重計を買った。今朝出品店に問い合わせたところ、明日中に到着するとのこと、ありがたい。
ジュースが欲しくて出掛ける。最寄りの店はめぐみの郷 伊川谷店とセブンイレブンが2軒。めぐみの郷は枝吉店と比して品数が少なく、わたしにはラスクしか買うものがない。生まれて初めてセブンイレブンへ這入ったが、弁当以外これというものなし。結局、なにも買わずに帰る。ジュース1本でこのありさま、近隣の買い物情報を早く覚えなければならない。
かつて太寺に住んでいたころ、トーホーストアがあって贔屓にしていたが、今はもうない。この界隈にかんするわたしの知識は40年前のものである。その限られた知識ではフレッシュ石守、万代、マルアイ有瀬、小西屋あたりが良さそうである。このうち、後者の2店舗はほとんど知らない。スーパーは各店舗で商品構成がまったく異なる。現場に当たる以外、手立ての講じようがないのである。
追記
ひのき苑・懐石料理が近い、コースの値は2000円。気になる店である。
シシド・カフカならぬ吉田風香(かふか)さんから手紙を頂戴した。彼女について掲示板で触れている。2018年10月30日「芳紀なる方」がそれである。手紙のなかで、「2003年4月26日は私の7歳の誕生日でした」とあってそのあたりからわたしの涙腺は危うくなる。絢子さんについてわたしは極力触れないできた。触れるのはエロ子こと愛子さんとの晤語のみ。往時、間違いなく絢子さんをもっとも理解していたのは愛子さんである。
吉田さんもまた暗い乙女である。なにしろ、臨終に立ち会ってくださったですぺら最後の友である。暗いとは美しい、暗いとは若さの特権であり証憑のようなものである。杲杲たる若人などわたしには能転気な阿呆にしか映らない。
クーラーを設置してくださった業者の西岡さんが偶然当県住の理事だった。県住には自治会の集会と信任投票、ベランダの外の草刈り、ゴミ集積所の掃除当番等々、細かな決まり事が多くあるようだが、障害者はその任にあらずとか、助かることこの上もない。
それにしても、公営住宅の設備はひどい。風呂にしても、シャワー、鏡、棚はおろかフックひとつ付いていない。昔の家はどこともそうだったが、部屋ごとに少しの段差があって、それを越えるたびに蹴躓くのである。駐輪場にも10センチほどの段差があって自転車には構わないが、スクーターを拒否しているのと同じである。棲むひとの身になってこそ、這入り手もあろうかと思うのだが。
普通は馴れない環境に緊張するものなのに、引越初日に爆睡。疲れのせいか、薬のせいか、それとも老いからくる痴呆なのか。引越途次、10年ぶりに牛めしを食べ、そこでバックを置き忘れる。運転免許証、身障者手帳、各種保険証、財布、銀行の通帳、各種カード10数枚などが這入っていたが、無事に戻った。感謝、感謝である。ただ、バックから鍵類がなくなっている。新居の倉庫と郵便箱の鍵、もう一台のスクーターの鍵等々。おそらくバッグを傾けたときに滑り落ちたものと思われるが、それ以上はとやかく云われない。元はわたしの不注意にはじまったのである。
2日目は電球とコンセントがセットになったソケット、洗濯機給水ホースと蛇口を繋ぐ接続器具、携帯電話の充電ケーブルを買いに行く。都市ガス用ガス台と瞬間湯沸かし器を買わねばならないが、こちらはネット通信が繋がってから。他にもカーテンレール、風呂場とトイレのタオル掛けなど必要なものは多いが、現状ではどうにもならない。
膨大な量の薬だけは自分で運んだが、下着や入浴道具も出てこない。要するに荷解きが進まないと生活が成り立たない、困ったものである。
14日までネット通信が遮断されます。悪しからず。
神戸でパーティでもあるのですか。重度身障者、指定難病、要介護にて市役所には頻繁に世話を懸けていますが、県庁とはご縁がないですね。ステロイドや免疫抑制剤を日々服用しているため、マイコプラズマや肺炎球菌、当然ライノウイルスやコロナウイルスなどのRNAウイルスに罹ると死ぬときですのでご安心を。
阪神間で感染者拡大してるのに神戸に人を集めるのはおかしくないでしょうか。兵庫県庁に呼ばれてます。
あたたかいお言葉、いたみ入ります。
ご新居の住所はさっそく控えさせていただきました。
一考さまにお目にかかれる日を心待ちにしております。
新居の浴槽はいまの半分、コンクリート打ちの床と壁、シャワーなしの昔の6.5号のバランス釜、温水はおろか冷水すら出ない水洗トイレ、床から15センチほど上がった車を思わせる楕円の金属ドア、洗濯機の排水は風呂場へ流しっぱなし、まずもって最悪の水回りである。間違いなく夏は暑く、冬は寒い、しかし眺めていると風情がある。
先程、息子にキャンプ用の冷蔵庫と照明器具を運んでもらったが、風呂場には愕いていた。ぼくなら我慢できないと。
書くには気力が必要ですが、話すのなら楽ですね。引っ越し先が落ち着けば拙宅へいらっしゃい。書かれないようなことも話せますので。「県住決まる」に住所は記載しています。
ご返事をくださり有難うございます。
ギャラリーロイユはなぜか行くたびに臨時休業で中に入れずじまいですが、この機会にまた訪れてみようと思います。
「新掲示板に託けて」はここ数日何回か読ませていただきました。ここに書かれていることが頼りとなっております。
お聞きしたいことはいくつもありますが、引き続き何回も何回も読んで一度頭の中を落ち着かせます。その後に、またお便りする可能性は100%ですが、その節はどうぞよろしくお願い申し上げます。
時節柄くれぐれも御身お大切になさってくださいませ。
「新掲示板に託けて」へ書いたのがすべてです。ギャラリーロイユは行かれましたか。山本六三さんの奥方がなさっている画廊です。いろいろ話が伺えるかも。取り敢えず。
はじめまして。西宮市在住のこんと申します。
三月に入って記事が更新されておりませんでしたが、昨日近況がわかり、意を決してお便りいたします。
今回、失礼を顧みずお便りいたしますのは、山本六三さんのことです。
二月末日より山本六三さんを探しております。
「山本六三」でググりましたらこちらのですぺら掲示板へはすぐに行き着き、1.0からの記事を拝見しております。
いまの時代にあって、ググってこれほどに情報のない作家がいるのかと焦り焦りしながも、県立美術館の学芸員の方の記事と渡邊一考さまの記事に探していた作家像を垣間見ることができました。
有難うございます。
ほかの情報といえばオークション等の売買のことばかり、渡邊一考さまが山本六三さんについて書かれた文章がどれほど貴重か、少し、おわかりいただけますでしょうか。
お若かりし頃のお二方の濃密な日々、激烈なる葛藤のお話は我が身に起こったことを振り返りつつ、想像しながら心を動かされました。それでも情報は極端に乏しく、山本六三という作家像を未だうまく結べずにいます。六三さんに関する本が一冊でもあればなるほどと言って、そこで思考停止できたかもしれません。よすがは一考さまの山本六三論のみ、わたくしには一条の光です。
垣間見えた山本六三像はぼんやりしたままです。もっとくっきりした輪郭を擬えたいのです(「擬える」は一考さまを真似ました)。過去の掲示板に、山本六三さんについて原稿をお書きになるとか、エッセイ集をご準備なさるとありましたが探しきれませんでした。二十年近く前のこととなりますが、ご教示くださいますようお願い申し上げます。
ご体調に大きな波がおありのようですし、そんななか引っ越しのバタバタも重なり、お疲れが出ませんようご自愛くださいませ。
ご返事を心よりお待ち申し上げております。
引っ越しが決まった。9日梱包、1日空けて11日午前搬入である。10日は旧宅の掃除、12日に明け渡しとなる。この間はなんとか元気であってほしい。
荷解きは1年かけてゆっくり行う予定。運送会社だが、もっとも腹の立ったところに決定した。最初から最後まで金のはなしばかりで、前金でないと仕事はしない、あなたに本当に払えるのですかと、再三、再四にわたって詰問された。おそろしく無礼な輩である。腹の立った相手は営業の輩であって、会社そのものではない。そう思って不問に付すことにした。はなしがまとまるには別の要因もあったのだが、それはこちらでは書かれない。すべては腹に納める。
新居のベランダから平池(ひらいけ)を眺めたところ。20数年前、水遊びをしていた女の子が溺死、以降池は封鎖、いまでは水鳥が戯れている。団地で棲むのははじめてだが、粛たるおもむき。
今日は風が強くスクーターでの運搬は止め、取り敢えず電気と水道を開栓す。
指定難病の保険証は指定難病専用で、裏面に病院名も記載されている。ふたつの指定難病を患っている場合は保険証も2枚になる。指定難病とは現時点で治療方法がない病を指す。難病指定医のみ、特定医療費支給認定の申請に必要な診断書を作成することができる。なお、人工呼吸器装着者の負担上限月額は1,000円。
指定難病は1 球脊髄性筋萎縮症、2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)から333 ハッチンソン・ギルフォード症候群まであっって、わたしは71 特発性大腿骨頭壊死症である。なお、現住所は来週には変わる。
股関節部の疼痛が強いときは手に負えない、腰痛、膝痛、殿部痛などが同時に起きる。そのようなときに限って下痢になる。便意を催してからトイレへ行くまでに30分近く必要である、要するに間に合わない。身体のコントロールを失うとはかかる事態を意味する。疼痛には鎮痛消炎剤の投与で対処するが、四六時中痛いわけではない。波のように寄せたり返したりする。骨頭圧潰が進んだ場合、人工関節置換術が必要となる。
サイトメガロウイルス感染性腸炎に代表される、日和見感染症に特異的な予防方法はなく、対症療法(姑息的療法)で収まるのを待つしかない。わが国では再活性化例が多く、一度罹ったからといって安心できない。免疫抑制剤を飲む方にとって宿痾のひとつといえようか。
かなりひどい腸炎だったが、先週の土曜日に薄らぎ、もう大丈夫と思う。若干体重も戻ってきた、というよりも無性に空腹感に襲われる。先程、周さんと引っ越し費用のあまりの暴利について話しながら、腹が減ったとなんども口にしたのが理由で、今年はじめて1日2食を摂る。1食だと体重は静止しているが2食だと確実に太る。考えなくては。
写真はサイトメガロウイルスによる感染性小腸炎。
ですぺら トップへ |
多機能掲示板 トップへ |
シンプル掲示板
トップへ |
シンプル掲
示板 記事を書く |