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2002年10月 アーカイブ

二階堂奥歯 | 『アリスの人生学校』

こんにちは、二階堂奥歯です。
全国の乙女な皆様、ポルノグラフィ愛好家の皆様、マッコルラン好きな皆様、澁澤好きな皆様、本日10月1日は大変な日です。
ピエール・マッコルラン『アリスの人生学校』吾妻新訳 学研 1900円
が書店に並ぶ日なのです。

これは『恋する潜水艦』(国書刊行会)のピエール・マッコルランが、サディ・ブラッケイズという変名で書いた清く正しい(?)鞭打ち小説です。澁澤龍彦もお気に入りのポルノグラフィとして何度もその名をあげています。『奇譚クラブ』臨時増刊号 7巻13号(昭和28年12月 曙書房)に発表されたきりで、幻の傑作として知られていました。
解説は高遠弘美さん。この解説の為にフランスから何十万単位でサディ・ブラッケイズ名義の著作や研究書を取り寄せられたということです。西洋における「鞭打ち」の意義について語り、マッコルランがこの小説に登場する書物をいかに換骨奪胎しているかを絵解きする充実の解説です。
『アリスの人生学校』は『カンディード』と『ル・メナジエ・ド・パリ』という二冊の奇書から作者の偏愛のままに、十五歳の少女(言うまでもなく十八歳のアリスは第二部で十五歳の幼妻に重ねられる)に対する支配欲と鞭打ち趣味だけを抜き出すことで、鞭打ちの二面性、すなわち、訓育と性的快楽を際立たせた秀作である。継母を思わせる伯母と醜い中年男からアリス(本来「高貴」「優しさ」を意味する名前であった)を救い出すのに、反キリスト教的自由思想と反保守派的政治思想を旗印にしたという点でもなかなか穿ったポルノグラフィだと言わねばなるまい。(解説より)

ですぺらでも買えるそうです。
ですぺらで買った方にはおまけで二階堂奥歯を鞭打てるというのはどうですかと私が言ったらあきれられてしまったので、そのようなおまけはつきません。



投稿者: 二階堂奥歯    日時: 2002年10月01日 17:09 | 固定ページリンク




りき | こちらこそ。

>一考さま
こちらこそ、ありがとうございました。
友人もまた来たいといってました。

機会つくってまた連れていきます。



投稿者: りき    日時: 2002年10月01日 22:26 | 固定ページリンク




an | ハワイからお知らせです

こんにちは。ハワイからメールしています。 空き時間、インターネットを利用して自宅からビジネスをしたい方を探しています。 家事、育児、本業と両立してなにか始めたい方はHPを見てくださいね。



投稿者: an    日時: 2002年10月03日 18:43 | 固定ページリンク




猫女 | 先日はお邪魔しました

 初めて書き込みさせていただきます。先週の金曜日に大阪からお邪魔した者です。
 いただいたウィスキーと燻製の美味しさに舞い上がってしまい、他のお客様や一考様、薫子様にご迷惑をおかけしたのではないかと反省しております。
 また東京へ行く機会がありましたら、お店へ伺いますので、美味しいお酒をいただけたら幸いです。



投稿者: 猫女    日時: 2002年10月04日 01:46 | 固定ページリンク




高阪 | (無題)

心温まるお言葉、そのままいただいてしまいたい気も
いたしますが(笑)。残念ながら、どなたかと勘違い
されているかと思います。

まさか先日、梅田でアイラ系の香りの理由について教えて
くださった見知らぬ方ではありませんよね。もしもそう
だったら面白いなと思いつつ。ありえないお話です。



投稿者: 高阪    日時: 2002年10月05日 00:55 | 固定ページリンク




一考 | ボトル紹介9

 モルト・ウィスキーに関する書き込みを整理致します。
「アルティメット」「アデルフィ」「ベニーヴァー」「新規ボトラー3」を一括りにして、次回からは「ボトラー情報5」と致します。新規ボトラーの紹介を中心に内容は「ボトル紹介」とも若干重複します。
「マッカランとじゃこ飯 」「ヘレスの香り」「新入荷」「新入荷 2」「アイラモルトの最新情報」「新入荷3」「アバフェルディ」「新規ボトル」を一括りにして、次回からは「ボトル紹介9」と致します。ボトラー・ボトルに限らず、ディスティラリー・ボトルも紹介します。ただし、紹介のみにて必ずしもですぺらに在庫があるとは限りません。どうしても飲みたい方には購入なさった業務店を紹介させて頂きます。
「アブサン」「ブルイックラディ」「熟成年の当て方」「ですぺらモルト会」「ボトラーズの会」「ですぺらモルト会2」を一括りにして、次回からは「モルト情報7」と致します。ただし、店主の節操のなさを反映して話題はモルト・ウィスキーに限らず、酒全般と致します。
 なお、所有ならびに複数を示唆する英語のSは煩わしいので原則として除去致します。

 では「ボトル紹介9」をはじめます。
 まず、ベニーバ(BENIVOR)社から初のカスク・ストレングスが三点頒されました。同社のボトリングはウィスキー評論家として知られるミルロイ兄弟の兄、ウォレス・ミルロイ氏の手になるもの。
 グレン・グラント '77 24年 54.8度
 ダフタウン '85 17年 57.3度
 インチガワー '89 12年 60.2度
 インチガワーと前回紹介しました46度の三商品のうち、バーボン・ホグスヘッドのリンクウッドが10月10日に入荷します。

 ロンバード社のコレクション「ジュエル・オブ・(各地域名)」が「ジュエル・オブ・スコットランド」へリニューアルされました。ボトル形状がコニャックのそれに替わり、背が34センチと高くなりました。アルコール度数がダグラス・レイン社の「オールド・モルト・カスク」同様、50度のプリファード・ストレングスになり、ラベルは地域ごとに色分けされ、下部にカスク番号やテイスティングノートが付されています。もっとも、同社のコメントは「チャームにしてエレガント、バランスのよいモルト」等々、月並みでなんの役にも立ちません。本品も10月10日に入荷します。
 ローズバンク '89 12年 50.0度
 モートラック '90 10年 50.0度
 スプリングバンク '91 10年 50.0度

 スコッチ・モルト・セールスの「ディスティラリー・コレクション」に新たな一本が加わりました。店主期待の一本です。
 グレン・スコシア '91 11年 57.0度 276本

 コンパス・ボックスからカリラとクライヌリッシュのバッテッド・ウィスキーが頒されました。
 エルーセラ(ELEUTHERA)46度

 ディスティラリー・ボトルですが、グレン・モーレンジから「コート・ドゥ・ボーヌ・ウッド・フィニッシュ」と「1981ソーテルヌ」の二種。前者はバーボン樽で10年間熟成後、コート・ドゥ・ボーヌの赤ワイン樽でおよそ2年のフィニッシング。12年もの43度の逸品。後者はソーテルヌ(白ワイン)の樽で30箇月のフィニッシング。20年もの46度、4000本のリミテッド・エディション。とてもリッチでスウィートな味わいですが、私には高値の華。
 前回紹介致しましたカリラのディスティラリー・ボトルのうち、カスク・ストレングスと18年ものが10月10日に入荷します。特にカスク・ストレングスがお薦め。クライヌリッシュ14年は10月15日頃に入荷予定。
 新たなディスティラリー・ボトルではグレンギリーとグレンオードが年内に頒布されます。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月06日 18:21 | 固定ページリンク




一考 | ボトラー情報5

 ロンドンの新しいボトラーから“ザ・ダンデールセレクション”が頒布されました。ボトラーの詳細はまだ不明ですが、82年蒸留の20年もの46度のモートラックと72年蒸留の30年もの46度のクライヌリッシュが輸入されました。チルフィルターやカラメルを一切使用しない本物志向のボトラーです。これからの展開に期待が持てそうです。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月06日 18:35 | 固定ページリンク




如月 | 食べられないクスクス

「アリスの人生学校」発刊記念日には、事情も飲み込めないまま飛び入り参加さ
せていただきましたが、奥歯さんの書きこみを読み返して、なるほど、あれはそ
のような由緒正しい会だったのだと、改めて自分を納得させております。
それにしても橋本さんの「処女の生血」解説のすばらしかったこと♪二日たった
今でも一言一言が鮮明で、一人でクスクス笑っております。



投稿者: 如月    日時: 2002年10月07日 00:21 | 固定ページリンク




二階堂奥歯 | 処女の生血

如月さんこんにちは。
ええ、私が鞭を持っていたのにはちゃんと理由があったのです。いつも持って歩いているわけではないのです。

金曜のですぺらは大変な人出でした。
高遠弘美さんと橋本克己さんともうお一方とですぺらに行きましたら、白鳥友彦さんと金光さんとりきさんがいらっしゃるではありませんか。
その内、如月さんと、(出張で来られた)フクさんがいらっしゃいました。
さらに遅くなり、横須賀功光さんがいらっしゃいました。
私はおろしたてのヴィヴィアン・タムのドレスを着て、『アリスの人生学校』記念の鞭を持っていたのですが、あまり鞭は感心してもらえませんでした。
ただフクさんがお仕事柄鞭の金属部分の構造に興味を持たれたようでした。
(それだけかい!)とわたくしは思いました。

私も橋本さんに教えて頂いたウォーホル「処女の生血」と岡本かの子「肉体の神曲」をはやく見たり読んだりしたいです。



投稿者: 二階堂奥歯    日時: 2002年10月07日 00:49 | 固定ページリンク




フク | ありがとうございました

先週は上京のついでに二晩寄らせて頂きました。
一考さん、薫子さんいつも暖かくお迎え頂きましてありがとうございます。
最近は自分のなかで上京とですぺら詣でがセットになっており、どんなスケ
ジュールを立てようと締めに必ず赤坂が来るようにコントロールしてしまう
のです。特に今回の収穫は”ぎあら”。ですぺらに行く度に酒にしろ食べ物
にしろ新発見があるのが魅力です。

『アリスの人生学校』出版祝賀会の皆様ともお話したかったのですが、金曜
日は入る時間が遅すぎたか、輪に加われず残念でした。奥歯さん持参の本物
の鞭をはじめて触らせてもらって、格闘系フィクションの登場人物のように
鞭を自在に操るというのは思いの外難しいことを学びました。スナップの加
減と打擲点の把握がポイントなんだろうな(何やってんだか)。 ちなみに
握り部の金属加工は職人技ですよ、あれ。

年内に何回かは上京する機会もあると思いますので、もしお会いする機会が
ありましたら、また皆様宜しくお願いします。



投稿者: フク    日時: 2002年10月08日 06:22 | 固定ページリンク




あだち | 「心を強くするメッセージ」のご案内

    お邪魔いたします。 悲しみを喜びに、不安を平安に 失望を希望にうち変えてくれる メッセージをお受けください。    日替わりにて 「心を強くするメッセージ」     を発信しております。  http://www5a.biglobe.ne.jp/~subrow/                 安達三郎



投稿者: あだち    日時: 2002年10月08日 19:32 | 固定ページリンク




薫子 | 猫女さまへ

 先日はお越し頂き、ありがとうごさいました。お一人で静かに飲んでいらしたのに、あれこれと話しかけたりして、こちらこそお邪魔じゃなかったかしら。猫女さんの関西弁のイントネーションに、なぜか気持ちが暖かくなりました。そう、嘉門達夫の唄じゃないけれど、私は関西人、思いっきり関西人だったのだ。なにゆうとうねん、家では関西弁しゃべっとるやないか、と言われそうですが、他の人が、特に女性が話すのを聞くのはとても心地良いのです。また上京の折には是非お寄りくださいましね。



投稿者: 薫子    日時: 2002年10月09日 06:26 | 固定ページリンク




如月 | 新掲示板できました。

9月はじめから掲示板が停止し、一考さんをはじめみなさんにご心配いただきま
したが、ようやく新掲示板ができました。URLはhttp://www.furugosho.com/cgi-bin/bbs/yybbs.cgiです。
みなさんのアクセス、お待ちしております。



投稿者: 如月    日時: 2002年10月09日 14:59 | 固定ページリンク




名無しのオプ | 【告知】


姉妹スレ告知
【奥歯姫】東殿下と幻想文学の仲間たち4【萌え】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1034008160/

重複スレ
【奥歯姫に】東雅夫と幻想文学の愉快犯たち【跪け】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1034008108/
は放置でよろしく。



投稿者: 名無しのオプ    日時: 2002年10月10日 00:00 | 固定ページリンク




管理人 | IT社会の罠


↓の書き込み、こんな下らない書き込みするなよな。まったくもう。
ちゃんとした名前も名乗らずに書き逃げするから制裁を加えます。

161.30.221.202.xf.2iij.net, "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Q312461)
こいつの書き込み情報です。
どこのプロバイダからつないで、どういうOSを使っているかわかってしまうんですな。

もちろん、犯罪行為と思われる投稿ならば、然るべきところに連絡すると身元は分かります。
完全に匿名の存在なんて、ネット上ではそうそうないのです。ゼロじゃないけど、技術があれば。
便所の落書きではないのです。こいつの場合は単なる下らない代物ですけど。



投稿者: 管理人    日時: 2002年10月10日 01:11 | 固定ページリンク




松友 | ボトルも綺麗

 新入荷分の数本、美味しく戴きました。ロンバード社の「ジュエル・オブ・スコットランド」シリーズ、味には関係ありませんがまず背の高いボトル形状が綺麗で。細身の瓶はワインやグラッパなどでも拝見しますが品のようなものを感じました。そのせいで居心地が悪そうなのは少し残念ですが。'91y10年のスプリングバンクのバーボン樽使用は元々の持ち味を生かす懸命な選択かと。ただしdesperaさんにはスプリングバンク最終兵器がございますから(否、東高地)こちらは異なる纏め方を楽しむというところなのでしょうか。また、ローズバンク'89y12年は同じく”らしい”辛みが残っていた印象。で、御相伴に預かった中での白眉はSMSのグレンスコシア'91y57%でした。いいですねー、辛くって味があって。

 そういえば以前ダルユーインのシグナトリー記念ボトル(デキャンター)を酒屋さんで比較的安価に試飲させてもらいました。色から推察できる通りの重みなり(行過ぎる数歩手前?)が美味しかったのですがそれは値段を考えれば相応だったのかもしれません。しかも加工の入ったボトルと木箱の御代も馬鹿にならないものがあったのでしょう。手頃で面白いボトルがある傍らで、(レアものに代表される)価格の高騰は辛いものがあります。いくら好きでも追いかけられないです。



投稿者: 松友    日時: 2002年10月11日 17:45 | 固定ページリンク




二階堂奥歯 | サンタ・サングレ

本日から天野可淡展が行われています。私は今日行ってまいりました。
先月プレビューがありましたが、その時は片岡佐吉(人形屋佐吉)と恋月姫所蔵の人形だけでした。
今回は他のコレクターも出品しています。大体7体くらい新しい人形がありました。薄紫(?)のドレスを着た大きな少女人形と、手が鳥のそれに変化している少女人形が特に見事でした。

二月の「聖ヴァレンタインの斧」を皮切りに二ヶ月に一度くらいの割合でマリア・クローチェで人形展がありましたが今回で終了ということです。可淡の人形が次に見られるのはいつなのでしょう。

天野可淡人形展「サンタ・サングレ」
10/12sat~27sun 14:00~19:00
http://members8.cool.ne.jp/~koitsukihime/page/event.html



投稿者: 二階堂奥歯    日時: 2002年10月12日 23:14 | 固定ページリンク




御邪魔ビンラディン | 注目!フィルムセンターの韓国映画と川崎市民ミュージアムの木村威夫特集

フィルムセンターの「日本映画の発見」という日本映画史をほぼ時系列に沿って回顧上映してきた特集も、1970年代後半となると、だいぶ作品のヴォルテージが落ちてきて、ちょっとどうかなという作品が多くなってきたけれど、11月からは目先が変わり、1960年代のもっとも充実していた時代の韓国映画の特集が行われます。上映作品は28本。わたしは韓国映画にはなじみがないので、詳細はフィルムセンターのホームページ(作品梗概と上映スケジュールあり)を御覧いただくべきでしょうが、ですぺらホームページを御覧の皆さんには、次のような作品がお勧めではないかと愚考します。フイルムセンターのホームページ上では、作品名の前の記号を目印にお探しあれ。
K4 燕山君  K14 夢  K15 月下の共同墓地  K25 千年狐  K27 李朝女人残酷史  K28 李朝怪談
一方、川崎市民ミュージアムでは、11月23日から、鈴木清順の映画で知られる美術監督木村威夫の特集が組まれます。こちらは土日祝日のみの公開で、1954年の大映の「或る女」(豊田四郎監督)から2000年の「『紅の銃』よ永遠に」という「日活芸術学院25周年記念映画」に至る34本。
なかには、12月8日上映の「氷雪の門」という「政治的圧力」で広く公開されるに至らなかった作品もあります。ここで34作品全部の名前を列挙するわけにも行かないから、やはり市民ミュージアムのホームページを御覧あれということになってしまいますが。
今回の特集には入っていませんが、昨年公開された清順師の「ピストルオペラ」など、もっぱらこの人の美術と韓英恵ちゃんの可愛さだけが見どころであったと言って差し支えないでしょう。お勧めは、やはり、日活作品ですね。
今年は、「東京国際映画祭」は面白くなさそうだけれど、映画ファンは「鬼畜米英」なんかの作った映画は後回しにして、こちらと中野武蔵野ホール、自由ヶ丘武蔵野館のレイトショーで渇を癒すべきでしょう。妄言多謝



投稿者: 御邪魔ビンラディン    日時: 2002年10月15日 01:56 | 固定ページリンク




一考 | モルト情報7

 土屋守さんが主宰する「スコッチ通信No.10」でですぺらが紹介されました。
 定価は700円、偶数月発行のニューズレターです。発行はスコッチ文化研究所(〒106-0047 東京都港区南麻布5-2-39ニュー東和ビル503号 TEL.03-5789-2690 ホームページhttp://www.scotchclub.org/ )
 スコ文研の年会費は5000円ですが、会員になると「スコッチ通信」送付の他、会員証やバッジなど楽しいグッズがおまけに付きます。また各種特典あり、試飲会や講座、国内外の蒸留所ツアーなどユニークなイベントが目白押しです。
 「スコッチ通信」はモルト・ウィスキーに関するわが邦唯一の専門誌。毎号連載されている「話題のウィスキーのテイスティング」「失われた蒸留所」「蒸留所探訪記」などは一級の資料です。モルト・ウィスキーに興味を持つ方にお薦め、と言うよりはモルト愛好家は「スコッチ通信」を読むべし。
 入会手続きはですぺらでも仲介致します。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月16日 16:46 | 固定ページリンク




し~ちゃん | こんばんは~ 宣伝させてください!


川上史津子出演イベントのお知らせです!

『大人のオモチャ寄席2』atお江戸上野広小路亭
10/29(火)18時開場、18時半開演。  
快楽亭ブラック・プロデュース公演 バラエティショップ「アラジン」提供

上野広小路亭(03-3833-1789)
入場料、前売り2300円、当日2500円。
問い合わせ アラジン上野店(03-3832-7913)
前売り予約 オフィス快楽亭(090-3692-3405)

官能小説の睦月影郎さんもご一緒です
川上は知らないうちにゲストになってました
(前回公演時に次回予告で発表になっていたらしい・・・きゃあ!)

地図↓
http://www4.plala.or.jp/C-RANO/mapueno.html


『かいぶつ祭り』at西新宿ローズガーデンホテル
11/10(日) 15時開演 5000円(食事ドリンク・句集8号付)

榎本了壱さんとご一緒させて頂いている句会のお祭り
山口椿さんの新内、サエキけんぞうさんのテクノ等
川上は エロ短歌朗読&未発表短編小説朗読を予定

http://www.atamatote.co.jp/monthly/CFrame.html

↑HPには11/10(月)となってますが 正しくは日曜日です スミマセン
ご希望の方は 川上までメール下さいませ


そしてそして・・・

おかげさまで 歌集が増刷になりました!ありがとうございました!

只今発売中 『ダ・ヴィンチ』11月号に歌集が紹介されました
10/29発売『週刊女性』で「読者による性の手記」選考を務めました
11/5発売 『アサヒ芸能』「最後のベッド」インタビューと短編小説です

講談社より恋愛ショート&短歌を 年内に上梓予定
光文社・知恵の森文庫で 書き下ろし恋愛エッセイを2003年に予定

新作のキーワードは?エロキュン?です
ご期待下さいませ!
                             川上史津子拝



投稿者: し~ちゃん    日時: 2002年10月18日 15:38 | 固定ページリンク




二階堂奥歯 | サンタ・サングレ訂正ほか

今ちらしを見ていて前回の書き込みの間違いに気がつきました。
開催中(27日まで)の展覧会が天野可淡展、11月22日~12月24日に開催する最後の人形展がサンタ・サングレでした。
すみません。

今日は弥生美術館に「江戸川乱歩の少年探偵団展~迷宮へのいざない~」を見にいきました。
詳しい情報は
http://www.info-media.co.jp/museum/list/68yayoi.html

私のサイトに内容についてちょっと書いてありますので興味のある方はどうそご参照ください。



投稿者: 二階堂奥歯    日時: 2002年10月20日 20:29 | 固定ページリンク




如月 | 近況

新掲示板を設置して喜んでいたところに珍客(文○春○の元編集者らしいです)
の来場で、いいかげんうんざりしておりましたが、その後、日台友好にもいささ
か寄与できて、現在は曇りのち晴れといった感じのわが家です。
さて、その合間をみて、「院政期社会の言語構造を探る」と題して小サイトで発
表しております研究に、このほど「絵巻物の時空表現」~「1.顕密体制と絵巻
物」をアップいたしました。
http://www.furugosho.com/vertige/inseiki/kenmitsu_emaki.htm
今回アップした部分は、後白河院時代の絵巻物制作についての私見をまとめたも
ので、院政期における絵巻物の位置付けのための序論です。なお、タイトルにい
う「言語構造」は「人間行動」というほどの意味です。
   *    *    *
例の第2校はまだあがってきません。先週desperaの帰りにメールを開いたら、
翌日中に初校を帰して欲しいとのことで、アルバイトがはじまる前に急いで3章
分FAXしたんですが、どうなってるんでしょう。
   *    *    *
さて、25日に渋谷のパルコ・ブックセンターがリニューアル・オープンするそ
うですが、そのポスター写真が澁澤さんの書斎(本棚)です。横に主亡き本棚を
見つめるという感じでシモン人形も写っておりますので、機会がありましたら、「あ、これのことだな」と見てみてください♪



投稿者: 如月    日時: 2002年10月24日 08:32 | 固定ページリンク




し~ちゃん | 追加情報で~す

こんばんは 川上史津子です

10/28発売『週刊現代』にインタビューが載ります
11/5の『アサヒ芸能』は10/29発売に繰り上がりました
「最後のベッド」をテーマに 短編小説&短歌です
ちょっと、泣けるかも?

講談社からの次回作は 来年2月頃になりそうです~



投稿者: し~ちゃん    日時: 2002年10月24日 20:38 | 固定ページリンク




松友 | good smell

 続々と新しいボトルが入っていらっしゃるようで。えーと、恐らくは新入荷のクライヌリッシュ14y46%は甘く柔らかな香りがたまらないかと。味も全体に纏まりがあって。今まで確たる印象を持っていなかった蒸留所ですが(失礼をば)、思いを新たに致しました。またカリラ12y43%はドキドキものでございました。若くって元気で粗野。いや~色々な香りと味に出遭えるというのは何にしても愉しく感じました、"good smell"とでも申しましょうか。
 そういえば、昔どこかで"smell"は心地よい香りには使わないんだよと教えてもらいました。で、そのように覚えていたら、過日"dinnerrush"なる映画でイタリアン・レストランのベテラン・オーナーシェフが家庭的料理の心地良さとして"美味しい匂い(=香り)"の意でか"good smell"と。おぉ、そうなのでしょうか。かつて西で冗談として"good smell"とか言っていたのが嘘のようです(悲
 ダメダメな松友でした。

全く脈絡ない付記:さて、西の御仁さんはこちらをRomっていらっしゃるのでしょうか?先の週末に幕張メッセで開かれた「2002・~~ショー」の記事は既にネットにて御覧頂けたかと存じます。”まにあなあいてむ”大集合な訳ですが、現行種に触手が動く御仁にもG○○○は宜しいのではないでしょうか?いえ、設計思想は異なりますので比較にはならないのは既に御含み置き頂いているとは存じますが、まずはZDNで速報が出ていたかと記憶しております。それにしましても設計思想は日々進化致しますから、その時代により、もっと魅力的な”アイテム”が増えているかと存じます。今後の展開が楽しみです。余談ですが個人的には現在ですと拙メとしてはM○○のクル○が好きかもしれませんです。ではでは。



投稿者: 松友    日時: 2002年10月25日 00:42 | 固定ページリンク




一考 | ボトル紹介10

 アデルフィー・ディスティラリー( Adelphi Distillery Ltd)の紹介です。
 1902年に閉鎖されたアデルフィー蒸留所のオーナーの末裔ジェイミー・ウォーカーが1993年にエディンバラで設立。そのジェイミー・ウォーカーとチャーリー・マクレーンのサンプリング(樽の選択)には定評あり。低温濾過、即ちフィルターの無使用と無着色のカスク・ストレングスを専門にボトリングしています。ラベルとボトルのデザインはスコットランドのグラハム・スコットの手になるもの。少量生産のため、英吉利では主にメール・オーダーで頒されています。信頼できる瓶詰業者のひとつですが、わが邦での評価は異常なまでに高いと思われます。
 さて、アデルフィ社が久しぶりにニュー・アイテムを頒しました。以下の11種類です。

 アイル・オブ・ジュラ '96 6年もの 60.5度
 カリラ '92 10年もの 59.4度
 グレンロセス '92 10年もの 57.1度
 タムドゥー '90 12年もの 53.6度
 モートラック '89 13年もの 58.3度
 ダルユーイン '80 22年もの 55.2度
 グレンリヴェット '75 27年もの 55.4度
 クライヌリッシュ '89 13年もの 56.7度
 グレン・グラント '74 27年もの 56.9度
 ハイランド・パーク '82 20年もの 56.4度
 ノース・ブリッティッシュ(グレン・ウィスキー)'90 8年もの 67.5度



投稿者: 一考    日時: 2002年10月25日 18:43 | 固定ページリンク




一考 | ボトル紹介11

 イアン・マクロード( Ian Macleod & Co.Ltd.)の紹介です。
 スカイ島の豪族、マクロード家のイアン・マクロードがオーナー。エディンバラ近郊のブロックスバーンに本拠地を置いています。同社はイングランドでの「グレンファークラス」の発売元。「タリスカー」をベースに用いたブレンデッド・ウィスキー「マリー・ボーン」「アイル・オブ・スカイ」や「クイーンズ・シール」で識られ、「チーフテンズ・チョイス」とは姉妹関係にあります。その後、3種類のブレンデッド・ウィスキーを出しましたが、私はまだ飲んでおりません。河内屋さんに在庫あり、興味ある方はどうぞ。
 同社が関与するボトルについて一言。蒸留所名を記載できるボトルはイアン・マクロード社、蒸留所名を記載できないボトルはスコティッシュ・インデペンデント・ディスティラーズ社というように区分しています。
 1999年に頒された上記「チーフテンズ・チョイス」は2001年に「チーフテンズ」と変更。ラベル、パッケージ共に一新、フルラインナップとなりました。ウィスキー・マガジンでも同社のグレンカダムがシルバー・メダルを受賞、日ごとに評価が高くなっています。
 その「チーフテンズ」に新たな商品が加わりました。以下の7種類です。

 リトルミル '84 18年もの 46度 ラム・フィニッシュ
 カリラ '90 12年もの 43度 ラム・フィニッシュ
 スキャパ '79 23年もの 54.7度 シェリー・フィニッシュ
 リンクウッド '90 12年もの 43度 クラレット・フィニッシュ
 グレンロッシー '92 10年もの 43度
 グレンタレット '90 12年もの 43度 ポート・フィニッシュ
 グレンタレット '90 12年もの 43度 シェリー・フィニッシュ

 こちらはスキャパ以外は明年一月末、当店にも入荷の予定です。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月25日 18:45 | 固定ページリンク




一考 | ボトル紹介12

 ジャパン・インポート・システムからオリジナル・ボトルが頒されました。
 ボトリングはゴードン&マクファイル社。JIS向け限定商品としては第4弾になります。

 モートラック '70 32年もの 58.0度 リフィール・シェリー・バット 限定302本
 ダルユーイン '75 27年もの 55.1度 ファーストフィル・シェリー・ホグスヘッド 限定256本

 ボトルは壺の形をしたジャグ・デキャンターです。両方味見させて頂きましたが、後者の噎せ返るようなシェリー香にびっくり。ダルユーインはホットかつビターな辛口でフルボディのウィスキーです。シェリー樽との相性はよく、タリスカーのアモロソと共に傑出したモルトだと思いました。

 ホームページの新稿は六割方は書き直しました。取り敢えず、650種のボトルを扱うことになりそうです。乞うご期待。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月25日 18:47 | 固定ページリンク




一考 | モルト情報8

10月の新入荷のモルト・ウィスキーの一部

 【アイル・オブ・ジュラ '87(スコッチ・モルト・セールス)】
 ディスティラリー・コレクションの一本。14年もの、57.3度のカスク・ストレングス、限定276本のシングル・カスク。
 樽の提供はイアン・マクロード社。ボトリングはスコティッシュ・インデペンデント・ディスティラーズ社。塩味が強く、ディスティラリー・エディションと比してかなりドライ。

☆【エルーセラ(コンパス・ボックス)】
 46度。
 カリラとクライヌリッシュ、それぞれの個性を生かした究極のヴァテッド・ウィスキー。
 どちらかと言えばフルボディ・タイプのクライヌリッシュとライト・タイプのカリラを掛け合わせたところがユニーク。食前食後を問わないオールラウンダー、絹綾のように滑らかで豊かなこく、杳々たる余韻を誇る銘酒クライヌリッシュに少量のカリラを加えることによって、スパイシーな部分にさらなる深みがもたらされた。

☆【カリラ 12年】※
 43度のディスティラリー・エディション。
 2002年夏にU.D社の花と動物シリーズに代わって新しいディスティラリー・エディションが三種頒された。本品と43度の18年もの、そして55度のカスク・ストレングスである。正規代理店を経ての入荷は10月より。
 U.D社のボトルと比してずんと骨太、荒々しさを感じさせる飲み口。存在感のあるビッグなフィニッシュ。ただし、旧ディスティラリー・エディションの品の良さはなくなった。人によって好き嫌いが訣れるのは必至。

☆【カリラ・カスク・ストレングス】※
 55度。ディスティラリー・エディションのカスク・ストレングス。
 新たに頒布された三種のディスティラリー・エディションのなかで最もパワフル。正規代理店を経ての入荷は11月より。

☆【カリラ 18年】※
 43度のディスティラリー・エディション。
 12年ものと比してピート香とスパイシーなフィニッシュが格段に重厚。シグナトリー社のファット・ボトルほどのインパクトはないが、旧ディスティラリー・エディションよりは確実に美味。

☆【グレン・スコシア '91(スコッチ・モルト・セールス)】
 ディスティラリー・コレクションの一本。バーボン・バレルの11年もの、57.0度のカスク・ストレングス、限定276本のシングル・カスク。
 ボトリングはロンバード社。グレン・スコシアのカスク・ストレングスは貴重、店主が知るかぎりでは初めてのボトリング。
 スムースでオイリーなボディ。カスク・ストレングスだけに、Briny(塩辛い)なキャラクターがより深く楽しめる。強調しておきたいが、グレン・スコシアとスプリングバンク即ちキャンベルタウンのモルト・ウィスキーはアイラ・モルトと比して一歩も退かぬ塩味を持っている。本品はディスティラリー・エディションとは全く異なり、水なしではとても飲めない強固なハードリカーである。

 【スプリングバンク '91(ロンバード)】
 ジュエル・オブ・スコットランドの一本。バーボン・カスクの10年もの、50度のプリファード・ストレングス。シングル・カスク。
 以前の「ジュエル・オブ・各地域名」をリニューアル。ボトル形状はコニャックのそれに、地域ごとに色分けされたラベルの下部にカスク番号やテイスティングのコメントが付されている。同時頒布にモートラック90年蒸留の10年ものとローズバンク89年蒸留の12年ものがあり、すべてバーボンのシングル・カスク。チル・フィルターや着色は施されていない。
 リニューアル後、最初のボトリングにしては問題あり。割水とウィスキーとが馴染んでおらず、水っぽく感じられる。舌先で香味が割れるようなちぐはぐな味わい。同時頒布のモートラックやローズバンクがまずまずの出来だけに残念。

☆【インチガワー '89(ベニーバ)】
 バーボン・カスクの12年もの、60.2度のカスク・ストレングス。
 セント・アンドリューズのベニーバ社によるはじめてのカスク・ストレングス。同時頒布にグレン・グラント77年蒸留の24年ものとダフタウン85年蒸留の17年ものがあり、すべてバーボン・カスク。
 溶かしたバターの甘くスムースな香り、ディスティラリー・エディションより若いが味わいはこちらの方が雑味が少なくリッチ。

 【モートラック '90(ロンバード)】
 ジュエル・オブ・スコットランドの一本。バーボン・カスクの10年もの、50度のプリファード・ストレングス。シングル・カスク。
 豪奢なフルボディ。同時頒布のローズバンク12年と共に、ほのかなフレーバーと甘いフィニッシュが特徴。
 モルトの優等生と謳われるモートラックとリンクウッドは共にシェリー樽熟成のものが大半を占める。こういうモルトこそ、バーボン樽熟成のものを味わって頂きたい。

☆【リンクウッド '83(ベニーバ)】
 バーボン・カスクの18年もの、46度。
 ベニーバ社のファースト・エディション。ウィスキー評論家として識られるミルロイ兄弟の兄、ウォレス・ミルロイによるサンプリングとボトリング。同時頒布にモートラック74年蒸留の27年ものとクライヌリッシュ83年蒸留の18年ものがあり、すべてバーボン・カスク。
 新春の原生花園に降り立ったようなフローラルな香り、リキュールのマンザナベルデに似た青林檎のアロマ、シェリーとは異なるバーボン樽由来のほのかな甘さを伴ったフィニッシュ。
 他にバーボン・カスクのリンクウッドでは89年蒸留の12年ものがマーレイ・マクデヴィッド社から頒されている。

☆【アードモア '90(シグナトリー)】
 アン・チルフィルタード・コレクションの一本。バーボン・バレルの11年もの、46度。329本のシングル・カスク。
 同コレクションでは他にカリラ11年、スプリングバンク11年、ミルバーン17年、コールバーン19年、グレンロセス11年等が頒されている。
 他にゴードン&マクファイル社から81年と85年のヴィンテージ・ボトルが、ケイデンヘッド社から17年もの59.0度のカスク・ストレングスが、ダグラス・レイン社から79年蒸留の21年もの50度のプリファード・ストレングスが頒されている。またシグナトリー社はアードモアに力を入れてい、90年蒸留の43度のボトルの他、アン・チルフィルタード・コレクションから同じヴィンテージの10年ものも頒されている。

 【アバフェルディ12年】※
 40度のディスティラリー・エディション。
 バカルディ社が2000年に頒布したニュー・ボトル。U.D社の花と動物シリーズが頒布されるまではラベルに蒸留所の絵を刷り込んだディスティラリー・エディションが出回っていた。本品もまた、ラベルに蒸留所の絵と創業者ジョン・デュワーの肖像を刷り込んでいる。香味にさしたる変化はなし。

☆【クライヌリッシュ14年】※
 46度のディスティラリー・エディション。
 2002年夏の発売だが、正規代理店を経ての入荷は10月より。
 U.D社のボトルと比して、初手はよりホットにしてスパイシーな味わい。暖かく長く続くフィニッシュの中に僅かな甘味があり、バランスの良さでは本品が優るものの、旧ディスティラリー・エディションにみられるバターのようなこくと香りはなくなった。香味にかなり差異があり、好き嫌いが訣れるところか。

 【クライヌリッシュ '90(ヴィンテージ・モルト)】
 クーパーズ・チョイスの一本。ポート・フィニッシュの12年もの、46度。
 本品は樽のコンディションの良さが売り。変わりものカスクではイアン・マクロード社のチーフテンズが頑張っているが、内実は玉石混淆である。その点、シグナトリー社とヴィンテージ・モルト社のフォーティファイド・ワイン系のカスクは信頼度が高い。
 ロイヤル・ロッホナガーのスペシャル・リザーヴやスプリングバンクの12年、21年もののボトリングが中止されたのは熟成に必要な樽の確保が困難になったからである。これからはシェリーに代わってクラレットやラムそれにブランデーのカスクが幅を利かせそうである。特にワイン樽ではグレンモーレンジ社がめざましい業績を残している。

☆【フェッターケアン12年】※
 40度のディスティラリー・エディション。
 2002年10月の発売。ブランドと蒸留所名が統一され、熟成年数が10年から12年に、アルコール度数が43度から40度に下げらた。当初は1?ボトルによる頒布。
 唇に触れた時のえも言われぬ甘味、旧ボトルと比して確実にまろやか。

 【ロッホサイド '81(マーレイ・マクデヴィッド)】
 リフィール・シェリーの18年もの、46度のシングル・カスク。
 軽くスムースな味わい、ドライなフィニッシュだが余韻が残らず、なんら特徴を持たない。グレンモーレンジ同様、ミネラル分を含む硬水を仕込み用水に用いる。
 モントローズにはロッホサイドとグレネスク、ふたつの蒸留所があったが、共に80年代半ばから操業停止、90年代に閉鎖された。ただし、グレネスク蒸留所はモルトスターとして活躍中。

☆【ローズバンク '89(ロンバード)】
 ジュエル・オブ・スコットランドの一本。バーボン・カスクの12年もの、50度のプリファード・ストレングス。シングル・カスク。
 同時頒布のモートラック10年と共にバランスがよく、デリケートな薫香と甘いフィニッシュが特徴。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月26日 18:12 | 固定ページリンク




マミと野獣 | 人妻マミ公開調教

人妻・マミさん〔31歳)公開調教のパーティーを開催します。まだ若干人数に余裕がありますので興味ある方はご連絡ください。彼女は不倫の彼に調教され今ではアナルでも感じる淫らな女になってしまったとのことです。今回は複数の男性による調教プレーを希望しています。10月30日〔水)または11月1日〔金)13時頃から渋谷の某ホテルで楽しみたいと思います。平日の昼間で恐縮ですが参加ご希望の方には詳しいことをお知らせします。 richman@m1.freehost.ne.jp



投稿者: マミと野獣    日時: 2002年10月28日 19:45 | 固定ページリンク




一考 | 香味の鳥瞰図

 Siestaさんへ
 勘違いで高阪さんへなにかしら妙なことを書き込みしたようです。でも梅田のアイラさんなら確かに話は面白そうです。猫町ならぬモルト町が梅田には存在するそうで、一度迷い込んでみたいものですね。
 このところ、浪速書林の梶原さんが何度かですぺらへいらっしゃいましたが、こしかたに連れられて通いし北新地のクラブの閉店が相次ぐとの由。震災で瓦解した三宮のクラブやバーと併せ、いよいよ上方には馴染みの店が無くなってきたようです。梶原さんのテリトリーにモルト町は存在しないのですかねえ。

 もっか、モルト・ウィスキーの原稿と格闘中、たかだか120余の蒸留所のウィスキーの香味の鳥瞰図がうまく引けなくて困っております。甘みや辛みの種類、舌触り、喉ごし、フィニッシュの長短などは如何様にも処理できるのですが、フローラルな香りだけはどうにもなりません。
 アイラ・モルトの潮の香やハイランド・モルトのナッティーな香りの微妙な差異は言葉でなんとか捕捉できるのですが、スペイサイド・モルトのきらびやかな花の香はお手上げです。個々の花の香りに関する知識、記憶の引き出しを持っていないからです。如月さんから頂戴した鉢植えを庭一面に移植、一所懸命匂いを嗅いでおりますが、「花びらの端にをかしきにほひこそ心許なくつきためれ」の心境なのです。
 どなたか、花の香に詳しい方はいらっしゃいませんか。ヒントだけでも頂ければ、後のでっち上げは得意とするところなのですが。
 徒し事はさておき、Siestaさんにはモルト・ウィスキーの原稿にご協力頂けますまいか。すべての蒸留所ならびにボトラーに対する問い合わせとその返信の整理、ヴァンウィー社のホームページの翻訳など、お願いしたいことが山のようにあります。私自身そちらに専心致したく、それ故にですぺらのアルバイトを募集したのですが。そちらは未だに妙齢のご婦人の一顧だになく、空しい日々が過ぎ去っております。
 モルト・ウィスキーの件、ご一考頂ければ幸甚です。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月28日 22:23 | 固定ページリンク




一考 | 遊びをせんとや生まれけん

 マミと野獣さんへ
 このところ、anさんからの「ハワイからお知らせです」、名無しのオプさんからの「告知」、マミと野獣さんからの「人妻マミ公開調教」など妙な書き込みが続きます。内容から推して私が些かでも興味が持てるのは最後の「某ホテル」へのお誘いなのでしょうが、「人妻・マミさん」とは生憎と面識がないのでしょうね。マユミさんなら複数存じ上げていますが人妻ではなく、他に心当たりがないのですもの。
 それにしても「今ではアナルでも感じる淫らな女になってしまった」そうですが、例えアナルであっても最初から感じるのが道理であって、マミさんが不感症なのか、不倫の彼が初にしてテクニックがよほど拙いかのどちらかだと思われます。そのような場に「その道のプロ」の私が押し掛けて大方のジェラシーを双肩・・・(間違えました)三センチ五ミリの大竿に担うのは苦痛にしかなりません。淫乱になられるのがマミさんとやらの夢であれば、10月30日または11月1日のどちらかお暇な日に拙宅へどうぞ。ご希望なら駅からの道順等、詳しいことをお知らせします。私のささやかな趣味から申しますとご乱交の直後のほうがよろしいのですが。despera@tc5.so-net.ne.jp



投稿者: 一考    日時: 2002年10月28日 23:32 | 固定ページリンク




四谷シモン | (無題)

みなさん、こんにちは~。
この間から僕の半生記(実は反省記?)を書いてたんですけど、校正ようやく終
了しました。一考さん、ゲラ・チェック、どうもありがとうございました。
「人形作家」(講談社現代新書、税別¥880)、11月20日に発売の予定で
す。都内の大型書店では20日の夕方から、地方では21日から店頭に並ぶと思
います。
内容は次のような感じです。
   ☆    ☆    ☆
第1章 人生が始まっちゃった
第2章 問題児の青春
第3章 新宿に漕ぎ出す
第4章 女形・四谷シモン誕生
第5章 ただごとじゃつまらない
第6章 人形作家としてデビュー
第7章 人形観を模索する日々
第8章 答えはない
   ☆    ☆    ☆
生まれた時から、現在まで、僕のすべてを書きました。
よろしくね(ちょっと恥ずかしいけど…)。



投稿者: 四谷シモン    日時: 2002年10月31日 10:24 | 固定ページリンク




一考 | エロキュンに期待

 し~ちゃんへ
 アマゾンの文芸歌集部門で一位になられたとか。大ブレイクのご様子、嬉しく思っております。赤坂の文鳥堂ともう一軒の書店は共に平積みしています。
 上野広小路亭へは営業がありますので参加かないませんでした。句会のお祭りの方ですが、11月の3、4、10、23日は予定が入っています。こちらも残念ですがと八木さんによろしくお伝え下さい。
 歌集は端から増刷になると信じていました。当掲示板で雑誌を宣伝して下さい。私自身が貴女の作品を追うことができますので。それにしても、いよいよ短編小説ですね。エロキュンの新作とやら期待に胸を膨らませています。少し読ませて頂きましたが、ベストセラー間違いなし。五冊目まではいまのベクトルで問題は生じないでしょう。明年の春になるか夏になるかは分かりませんが、テレビでの活躍を期待します。
 四谷シモンさんの「人形作家」ではありませんが、貴女には対象のことごとくをミラーボールのような多面体の一要素として捉える能力が備わっています。楕円形における二定点ではなく、螺旋のような歪な弁証法、言い換えれば伸縮自在な佇まいが作品から看て取れるのです。
 繰り返しますが、主張と表現との狭間をみずから突き崩してしまうような、ある種捨て鉢な才能ですね。無責任な読者の要望のなかにひととき解体してみせるのも愉しいことではないでしょうか。自分などあってなきに等しいものですから。
 しばらくの間、無理を承知で頑張って下さい。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月31日 22:28 | 固定ページリンク




一考 | Office 2001不調

 Siestaさんへ
 Office 2001の不調につき、プリンターが使えません。プリンターの故障ではなく、エクセルとワードのトラブルです。今日再インストールをしましたので、帰宅後プリントアウトに挑戦の予定。資料の整理は来週に延ばしましょう。



投稿者: 一考    日時: 2002年10月31日 22:31 | 固定ページリンク




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