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10月の新入荷のモルト・ウィスキーの一部
【アイル・オブ・ジュラ '87(スコッチ・モルト・セールス)】
ディスティラリー・コレクションの一本。14年もの、57.3度のカスク・ストレングス、限定276本のシングル・カスク。
樽の提供はイアン・マクロード社。ボトリングはスコティッシュ・インデペンデント・ディスティラーズ社。塩味が強く、ディスティラリー・エディションと比してかなりドライ。
☆【エルーセラ(コンパス・ボックス)】
46度。
カリラとクライヌリッシュ、それぞれの個性を生かした究極のヴァテッド・ウィスキー。
どちらかと言えばフルボディ・タイプのクライヌリッシュとライト・タイプのカリラを掛け合わせたところがユニーク。食前食後を問わないオールラウンダー、絹綾のように滑らかで豊かなこく、杳々たる余韻を誇る銘酒クライヌリッシュに少量のカリラを加えることによって、スパイシーな部分にさらなる深みがもたらされた。
☆【カリラ 12年】※
43度のディスティラリー・エディション。
2002年夏にU.D社の花と動物シリーズに代わって新しいディスティラリー・エディションが三種頒された。本品と43度の18年もの、そして55度のカスク・ストレングスである。正規代理店を経ての入荷は10月より。
U.D社のボトルと比してずんと骨太、荒々しさを感じさせる飲み口。存在感のあるビッグなフィニッシュ。ただし、旧ディスティラリー・エディションの品の良さはなくなった。人によって好き嫌いが訣れるのは必至。
☆【カリラ・カスク・ストレングス】※
55度。ディスティラリー・エディションのカスク・ストレングス。
新たに頒布された三種のディスティラリー・エディションのなかで最もパワフル。正規代理店を経ての入荷は11月より。
☆【カリラ 18年】※
43度のディスティラリー・エディション。
12年ものと比してピート香とスパイシーなフィニッシュが格段に重厚。シグナトリー社のファット・ボトルほどのインパクトはないが、旧ディスティラリー・エディションよりは確実に美味。
☆【グレン・スコシア '91(スコッチ・モルト・セールス)】
ディスティラリー・コレクションの一本。バーボン・バレルの11年もの、57.0度のカスク・ストレングス、限定276本のシングル・カスク。
ボトリングはロンバード社。グレン・スコシアのカスク・ストレングスは貴重、店主が知るかぎりでは初めてのボトリング。
スムースでオイリーなボディ。カスク・ストレングスだけに、Briny(塩辛い)なキャラクターがより深く楽しめる。強調しておきたいが、グレン・スコシアとスプリングバンク即ちキャンベルタウンのモルト・ウィスキーはアイラ・モルトと比して一歩も退かぬ塩味を持っている。本品はディスティラリー・エディションとは全く異なり、水なしではとても飲めない強固なハードリカーである。
【スプリングバンク '91(ロンバード)】
ジュエル・オブ・スコットランドの一本。バーボン・カスクの10年もの、50度のプリファード・ストレングス。シングル・カスク。
以前の「ジュエル・オブ・各地域名」をリニューアル。ボトル形状はコニャックのそれに、地域ごとに色分けされたラベルの下部にカスク番号やテイスティングのコメントが付されている。同時頒布にモートラック90年蒸留の10年ものとローズバンク89年蒸留の12年ものがあり、すべてバーボンのシングル・カスク。チル・フィルターや着色は施されていない。
リニューアル後、最初のボトリングにしては問題あり。割水とウィスキーとが馴染んでおらず、水っぽく感じられる。舌先で香味が割れるようなちぐはぐな味わい。同時頒布のモートラックやローズバンクがまずまずの出来だけに残念。
☆【インチガワー '89(ベニーバ)】
バーボン・カスクの12年もの、60.2度のカスク・ストレングス。
セント・アンドリューズのベニーバ社によるはじめてのカスク・ストレングス。同時頒布にグレン・グラント77年蒸留の24年ものとダフタウン85年蒸留の17年ものがあり、すべてバーボン・カスク。
溶かしたバターの甘くスムースな香り、ディスティラリー・エディションより若いが味わいはこちらの方が雑味が少なくリッチ。
【モートラック '90(ロンバード)】
ジュエル・オブ・スコットランドの一本。バーボン・カスクの10年もの、50度のプリファード・ストレングス。シングル・カスク。
豪奢なフルボディ。同時頒布のローズバンク12年と共に、ほのかなフレーバーと甘いフィニッシュが特徴。
モルトの優等生と謳われるモートラックとリンクウッドは共にシェリー樽熟成のものが大半を占める。こういうモルトこそ、バーボン樽熟成のものを味わって頂きたい。
☆【リンクウッド '83(ベニーバ)】
バーボン・カスクの18年もの、46度。
ベニーバ社のファースト・エディション。ウィスキー評論家として識られるミルロイ兄弟の兄、ウォレス・ミルロイによるサンプリングとボトリング。同時頒布にモートラック74年蒸留の27年ものとクライヌリッシュ83年蒸留の18年ものがあり、すべてバーボン・カスク。
新春の原生花園に降り立ったようなフローラルな香り、リキュールのマンザナベルデに似た青林檎のアロマ、シェリーとは異なるバーボン樽由来のほのかな甘さを伴ったフィニッシュ。
他にバーボン・カスクのリンクウッドでは89年蒸留の12年ものがマーレイ・マクデヴィッド社から頒されている。
☆【アードモア '90(シグナトリー)】
アン・チルフィルタード・コレクションの一本。バーボン・バレルの11年もの、46度。329本のシングル・カスク。
同コレクションでは他にカリラ11年、スプリングバンク11年、ミルバーン17年、コールバーン19年、グレンロセス11年等が頒されている。
他にゴードン&マクファイル社から81年と85年のヴィンテージ・ボトルが、ケイデンヘッド社から17年もの59.0度のカスク・ストレングスが、ダグラス・レイン社から79年蒸留の21年もの50度のプリファード・ストレングスが頒されている。またシグナトリー社はアードモアに力を入れてい、90年蒸留の43度のボトルの他、アン・チルフィルタード・コレクションから同じヴィンテージの10年ものも頒されている。
【アバフェルディ12年】※
40度のディスティラリー・エディション。
バカルディ社が2000年に頒布したニュー・ボトル。U.D社の花と動物シリーズが頒布されるまではラベルに蒸留所の絵を刷り込んだディスティラリー・エディションが出回っていた。本品もまた、ラベルに蒸留所の絵と創業者ジョン・デュワーの肖像を刷り込んでいる。香味にさしたる変化はなし。
☆【クライヌリッシュ14年】※
46度のディスティラリー・エディション。
2002年夏の発売だが、正規代理店を経ての入荷は10月より。
U.D社のボトルと比して、初手はよりホットにしてスパイシーな味わい。暖かく長く続くフィニッシュの中に僅かな甘味があり、バランスの良さでは本品が優るものの、旧ディスティラリー・エディションにみられるバターのようなこくと香りはなくなった。香味にかなり差異があり、好き嫌いが訣れるところか。
【クライヌリッシュ '90(ヴィンテージ・モルト)】
クーパーズ・チョイスの一本。ポート・フィニッシュの12年もの、46度。
本品は樽のコンディションの良さが売り。変わりものカスクではイアン・マクロード社のチーフテンズが頑張っているが、内実は玉石混淆である。その点、シグナトリー社とヴィンテージ・モルト社のフォーティファイド・ワイン系のカスクは信頼度が高い。
ロイヤル・ロッホナガーのスペシャル・リザーヴやスプリングバンクの12年、21年もののボトリングが中止されたのは熟成に必要な樽の確保が困難になったからである。これからはシェリーに代わってクラレットやラムそれにブランデーのカスクが幅を利かせそうである。特にワイン樽ではグレンモーレンジ社がめざましい業績を残している。
☆【フェッターケアン12年】※
40度のディスティラリー・エディション。
2002年10月の発売。ブランドと蒸留所名が統一され、熟成年数が10年から12年に、アルコール度数が43度から40度に下げらた。当初は1?ボトルによる頒布。
唇に触れた時のえも言われぬ甘味、旧ボトルと比して確実にまろやか。
【ロッホサイド '81(マーレイ・マクデヴィッド)】
リフィール・シェリーの18年もの、46度のシングル・カスク。
軽くスムースな味わい、ドライなフィニッシュだが余韻が残らず、なんら特徴を持たない。グレンモーレンジ同様、ミネラル分を含む硬水を仕込み用水に用いる。
モントローズにはロッホサイドとグレネスク、ふたつの蒸留所があったが、共に80年代半ばから操業停止、90年代に閉鎖された。ただし、グレネスク蒸留所はモルトスターとして活躍中。
☆【ローズバンク '89(ロンバード)】
ジュエル・オブ・スコットランドの一本。バーボン・カスクの12年もの、50度のプリファード・ストレングス。シングル・カスク。
同時頒布のモートラック10年と共にバランスがよく、デリケートな薫香と甘いフィニッシュが特徴。
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