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御邪魔ビンラディン | 注目!フィルムセンターの韓国映画と川崎市民ミュージアムの木村威夫特集

フィルムセンターの「日本映画の発見」という日本映画史をほぼ時系列に沿って回顧上映してきた特集も、1970年代後半となると、だいぶ作品のヴォルテージが落ちてきて、ちょっとどうかなという作品が多くなってきたけれど、11月からは目先が変わり、1960年代のもっとも充実していた時代の韓国映画の特集が行われます。上映作品は28本。わたしは韓国映画にはなじみがないので、詳細はフィルムセンターのホームページ(作品梗概と上映スケジュールあり)を御覧いただくべきでしょうが、ですぺらホームページを御覧の皆さんには、次のような作品がお勧めではないかと愚考します。フイルムセンターのホームページ上では、作品名の前の記号を目印にお探しあれ。
K4 燕山君  K14 夢  K15 月下の共同墓地  K25 千年狐  K27 李朝女人残酷史  K28 李朝怪談
一方、川崎市民ミュージアムでは、11月23日から、鈴木清順の映画で知られる美術監督木村威夫の特集が組まれます。こちらは土日祝日のみの公開で、1954年の大映の「或る女」(豊田四郎監督)から2000年の「『紅の銃』よ永遠に」という「日活芸術学院25周年記念映画」に至る34本。
なかには、12月8日上映の「氷雪の門」という「政治的圧力」で広く公開されるに至らなかった作品もあります。ここで34作品全部の名前を列挙するわけにも行かないから、やはり市民ミュージアムのホームページを御覧あれということになってしまいますが。
今回の特集には入っていませんが、昨年公開された清順師の「ピストルオペラ」など、もっぱらこの人の美術と韓英恵ちゃんの可愛さだけが見どころであったと言って差し支えないでしょう。お勧めは、やはり、日活作品ですね。
今年は、「東京国際映画祭」は面白くなさそうだけれど、映画ファンは「鬼畜米英」なんかの作った映画は後回しにして、こちらと中野武蔵野ホール、自由ヶ丘武蔵野館のレイトショーで渇を癒すべきでしょう。妄言多謝



投稿者: 御邪魔ビンラディン    日時: 2002年10月15日 01:56 | 固定ページリンク





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