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■2004年01月 アーカイブ |
一考さま
薫子さま
ですぺらにゆかり深き皆々様
新年明けましておめでたうございます。月並みではありますが、昨年は本当にお世話になりました。今年も旧に倍するおつき合ひをお願ひ申し上げます。年末にですぺらに伺ふつもりでしたが、何年ぶりかの大掃除に何日もかかつてゐたため、ついと機会を失ひました。申し訳ありません。
年の瀬は大掃除の合間に、種村季弘先生の新刊と、一考さんがみごとな解説を書いていらつしやる酒井潔を読んでをりました。このやうな書物に出会ふことのできる幸ひを感じます。と同時に、M編集長さまのご苦労と気概を感じます。今年もご活躍を祈念してをります。
末尾ながら、皆々様のますますのご清栄をお祈り申し上げます。
昨年は本当にお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。ですぺらは本日より通常通りの営業です。皆様お正月休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。ですぺら店主ならびに皿洗い担当の私は、思いっきりの寝正月でありました。ちょっと太ってしまったカモ。ということで、本日はカモ鍋を用意してお待ちしております。
moondialさんへ
先日はどうもお騒がせ致しました。コピー・ペーストしたOS Xを立ち上げるととんでもないことになるのですね。漢字トークの頃からの癖でしてエクステンションを入れるのが面倒くさく、ついついシステムをまるごとコピーしてしまいました。どうやらユニックスを甘くみていたようですね。
モニターがいきなりまっしろになり、上部左端に「_unknown word」の文字。スペースキーを押してのリスタート、シフトキーを押してのリスタート、オプションキーを押してのリスタートでもOS9.2.2は知らんぷり。最後にリスタートを立て続けに四度繰り返してP+R+シフト+オプション+コマンド、ここで2ちゃんねるの方が示唆するように一台は回復。しかし、残る一台にはなんら効果なく、「_unknown word」が「_」に変化してからはmac.boot+リターンキー、boot+リターンキー、bye+リターンキーを無視。コマンド+オプション+シフト+デリート+SCSIナンバーでつむじを曲げたのか、逆にフリーズを起こす始末。
PCスロット横のリセットスイッチを押してバッテリーを外してみました。このリセットスイッチはマッキントッシュのリセットスイッチではなく、CPUモジュールを交換した際に用いるものと承知の上、藁をもつかむ思いでした。その時、目に入ったのがマザーボードの下のほこり。ついでにと、電源、内部コード、メモリー、ラム、各種カード、マザーボードのすべてを外し、大掃除。新たに組み立てたところ、なんのトラブルもなかったかのようにブート致しました。分解掃除をしたために、結局「_unknown word」の因果関係は分からないまま。ハードディスクは初期化の上、OS Xを一からインストール、OS10.1.5で元気に活躍しています。
それにしても、このところかつて経験のないトラブルが続きました。どうやらシステムのカスタマイズが過ぎたようです。こんなことに時間を取られているとなにも出来ませんね。
管理人の櫻井清彦です。
遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします>皆さま。
DeepMacもよろしくお願いします。http://www.deepmac.com/
パソコン出張サポート(Winndowsも世話します!)も始めましたのでこちらもよろしくです。
http://www.aisasystem.co.jp/
コンピュータのことでしたらお任せ下さい。
一考さん
一応専門家なので調べてみました。
> モニターがいきなりまっしろになり、上部左端に「_unknown word」の文字。
これはMacのブートプロセス途中、Open Firmwareの段階で落ちていることを示しています。
bootとかbyeというのはOpen Firmwareのコマンドです。
原因はPRAMに書かれているOpen Firmware用のデバイスリストと実際のデバイスリストが
合致していなかったからだと推測されます。だからunknownなんでしょう。
PRAMクリアするとOpen Firmwareのデバイスリストが初期化されますから、これで生き返ります。
言うことを聞かなかったマシンはばらすことによってPRAMクリアされたのだと思います。
OS Xでバックアップを取る場合は、フリーでCarbon Copy Clonerというソフトがありますから、
これを使うといいと思います。ディスクイメージファイルでコピーを作ることができます。
マックのブートプロセスを概念的に簡略に書いたものはアップルのページにあります。
http://developer.apple.com/documentation/MacOSX/Conceptual/BPSystemStartup/Concepts/BootProcess.html
Open Firmwareは少々難しいですが、こんな解説があります。
http://www6.plala.or.jp/yan2/openfirmware.html
ForthをもとにしたOpen Firmware言語を理解すれば、手動で起動ディスクを選択することもできます。
まあ、ハードウェアのドライバを書くような人しか知らない世界ですけど。
櫻井さんへ
ブート中に落ちているのは理解、bootとかbyeというのがOpen Firmwareのコマンドであることも了解していました。
PRAMクリアするとOpen Firmwareのデバイスリストが初期化されますから、それで生き返るはずだったのです。ところが一台はそれを無視して暴走をはじめました。そこからが私の手におえなくなったのです。
フリーソフトCarbon Copy Clonerの御教示に感謝。そこから先、Open Firmware言語の世界はあまり関与したくないのです。バイクをいじっていたいのです。だって、余命が気になる歳になりましたから。
勝井さんへ
龜鳴屋の屋号どおりの亀レスなら、当方は海馬レス、例え馬の字が入ったところで俊足とはおよそ縁なき存在かと思います。一月後、半年後、否一年後に返書を認めるなんざあ、それこそ風流と申すべきもの。私は内藤三津子さんよりちょうど十歳年下ですが、「こんなに老後が長いとは露知らず」の心境は解る気がするのです。現役でいられるのはあと十年ほど、いかに悪あがきしようかと腐心致しております。
あなたの亀レス「敵前逃亡の顛末」には薫子さん共々、大笑いさせて頂きました。私はあなたが仰るような「一代の鬼才」ではなく、また人から莫迦呼ばわりされることはあっても、「畏れ」を抱かれるような経験はとんとなく、近しいひとからも「尊敬するには値しない人間」と常に言われ続けております。
せっかく上京され、赤坂のホテルに泊まりながら、しかもですぺらの真ん前にまで来られながら踵を返されたとは残念至極。私相手に遠慮は無用、いささか恨みに思いますよ。だって、いずれ叶うことならあなたとは一度対談をさせていただきたいと願っているのですから。当然、費用は当方の負担、編輯者としてではなく、出版人としての晤語(泣き言、繰り言の類)を愉しみたいと思っているのです。
金沢では愛子さんが大層な歓待を受けました。またその料理屋経由の山女の子の醤油漬け、河豚肝の味噌漬け等々、石川の珍味の馳走に与っております。せめて赤坂で飲まれるときは飲み代の心配はなさらないようにお願い致したく思います。拙宅にもぜひお泊まりいただきたいと薫子が申しております。
「次に上京することがあれば、密かに二階まで上がってみたく思います。三度上京の機会があれば、そのときこそ勇気をしぼって、ドアに手をかけてみようと思っております」とやら、寺山修司のポスターが貼ってあるですぺらは三階ですよ。一気に三階までいらしてください。次回の上京のおりは朝までゆるりと酒を酌み交わしましょう。
菊地信義さんが角川の「本の旅人」で『稚兒殺し』をとりあげてくださるのは私にとっても嬉しい限りです。では、龜鳴屋ご一党さま、よいお年をお作りください。
一考生
一考さん
電話でお話ししたDVD関係のURLはここらです。
OS 9でDVD映像を再生するにはビデオカードが必要みたいです。
http://www.yoshi-mac.com/urawaza.asp
http://www.h4.dion.ne.jp/~mitake/mac/mac1_12.html
http://smuraki.fc2web.com/DVD/DVD.html
ここにはOS Xで動き、しかもビデオカード不要のフリー再生ソフトの情報があります。
h12年式のFDの整備書が欲しいのですが、手に入りますか?
今日は横須賀功光さんの命日。一年を経て、この間の千々に乱れる思いにひとつの形を与えようと思っています。
.... 整備書さんへ
「h12年式のFDの整備書が欲しいのですが、手に入りますか?」と訊ねられても、FDだけならなんのことやら解りません。中型トラックのFDなのか、ハーレーのFDなのか、RX7のFDなのか。いずれにせよ、ご自身で検索されるかメーカーへ赴かれるがよろしかろう。もしRX7なら電装はともかく、あのエンジンをばらすのは私なら止めます、専用工具が必要ですから。それと平成12年式ならロータリーが摩耗するはずもないと思われますが。
みなさま今晩は。
櫻井清彦@幻想的掲示板&ですぺら掲示板管理人です。
さて久しぶりに新年会を開催したいと思います。
東御大、倉阪御大、御両人とも参加予定です。
初めての方でも大歓迎です。
ですぺら掲示板しか見ていない方の参加も大歓迎です。
参加希望の方は櫻井sakurai@aisasystem.co.jp
までメールを下さい。
参加メールをお待ちしておりますよ。
○日時 1/31(土) 19:00~深夜まで
○場所 赤坂ですぺら
○会費 5000円
○申し込み期限 1/26(月)深夜まで
○定員 一応20人ぐらいですかねえ
よろしく。
ところで京極さん、祝!直木賞!
うちのオフ会にも来てくれないかなー。
一考様 皆々様 あけおめことよろでっす
ひとり「旧正月」川上史津子です(笑)
初の携帯小説が決定致しました!毎週更新です
がんばって面白いものに致します 読んでやって下さい
AMラジオのニッポン放送携帯電話情報サービスで、
川上史津子の連載小説が2月1日スタートします。
タイトルは「恋する放課後」。
10代の恋や愛に関する揺れ動く気持ちを表現します。
こちらの小説は、ニッポン放送携帯電話情報サービスの
会員がご覧になれます。(月額280円)
アクセス方法は、iモード、ボーダフォンライブ!、EZwebの
それぞれのトップメニューから「TV・メディア」から
「ラジオ」の「ニッポン放送」にアクセスしてください。
「ニッポン放送」のトップページの「人気作家連載小説」から
ご覧いただけます。
http://www.allnightnippon.com/mobile/
またこちらも初の ロフトイベントでございます!
サブカル好きな方は是非ゼヒ 終演後一緒に飲みましょう!
2004年2月15日(日)新宿ロフトプラスワン
(新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 03-3205-6864) にて
『念力家族VS.えろきゅん 新世紀トンデモ短歌会』
「トリビアの泉」で話題の唐沢俊一さんプロデュースです
歌集『念力家族』を上梓された笹公人さんとご一緒させて
頂きます さて、内容は・・・? 唐沢さんによると
「念力の少女の詠める五七五七七聞けば胸もえろきゅん」
だ、そうです(笑)
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
それからコチラ『@ぴあ』にて「詠う♪恋愛相談室」
まだ投稿があまり来ておりません(泣)
親身になってチカラのかぎりお答えさせて頂きますです ハイ
川上の詐欺としか言いようの無いプロフィール写真もご覧頂けます
JAROにはナイショで、ひとつ
http://www.pia.co.jp/date/
本年も宜しくお願い申し上げます
1月24日(土)の夕7時から10時にかけて第15回目のですぺらモルト会を催します。会費は6000円、メニューは以下のごとし。
1年分のボトルの取り置きは不可能ですので、2箇月分ずつ紹介させて頂きます。1年間で120の蒸留所のシングル・モルトを味わうことになります。
年内の開催は毎月第4土曜日、従って次回は2月28日です、どうかよろしく。例によって、ウィスキーの解説はその日にお渡し致します。
ですぺらモルト会1月
@ジュラ・スーパースティション※アイランズ
@カリラ('91 ウイルソン&モーガン)アイラ
インチガワー('89 ベニーヴァ)スペイサイド
@インペリアル('79 ゴードン&マクファイル)スペイサイド
@クレイゲラヒ(19年 イアン・マクロード)スペイサイド
グレン・キース('76 ジェームズ・マッカーサー)スペイサイド
コールバーン('80 ダグラス・レイン)スペイサイド
グレン・オード(12年)※ ハイランド
@グレンモーレンジ・セラー13(10年)※ ハイランド
ミルバーン('72 ゴードン&マクファイル)ハイランド
ですぺらモルト会2月
@スプリング・バンク('93 クライズデール)キャンベルタウン
ロングロウ(10年)※ キャンベルタウン
カードゥ(12年)※ スペイサイド
@ベンリネス('81 ヴィンテージ・モルト)スペイサイド
ロッホデュー(10年)※ スペイサイド
@ロングモーン('90 ウィスキー・ガロア)スペイサイド
グレンゴイン(17年)※ ハイランド
@ブローラ('82 イアン・マクロード)ハイランド
@グレンタレット('86 ジェームズ・マッカーサー)ハイランド
@リトルミル('85 ゴードン&マクファイル)ローランド
@は去年とは異なる新規ボトルです。
二月五日(木曜日)がまたやって来ました。須永朝彦さんと不肖私儀の合同誕生会を「ですぺら」にて催します。本命は須永さんにて、徒に齢のみ重ねる私如きはほんのつけたりに過ぎません。須永さんには本年も御健筆を願う次第ですが、念願の小説集「就眠儀式」の新版が学研文庫から上梓される予定です。当日、小生は下拵えのみにて客席に陣取っての置酒歓語、つちのこ編集者の遠吠えにお付き合い下されば幸甚です。
午後七時より、会費は男子四千円、女子三千円。アルコール類は潤沢に用意致します。滅びを忘れるわけには参りませんが、いとせめて一会の切なさに身をまかせたく、ご参加賜らんことを願い上げます。
こんにちは。
昨日はありがとうございました。一考さん、薫子さん。
在庫切らしていました「PEGANALOST」8.8号ですが、
未谷さんのほうで、増刷をしていただきました。
昨日、ですぺらのほうに20部くらい全てを委託してきました。
ご興味或る方は、是非お持ちください。
無料配布です。念の為。
先ほど四谷シモンともども、無事パリから帰りました。 パリのアル・サン・ピエール美術館との出展交渉は基本的にメールだけでしたので、 行ってみるまでどんな場所なのか、四谷シモンの人形をどんな風に展示してくれ るのか等、わからないことだらけだったのですが、日本とフランスで展覧会のや り方の違いがあるのは事実としても、われわれをとても歓迎してくれ、いいオー プニングになりました。 美術館の場所はモンマルトルのサクレ・クール寺院にのぼるケーブル・カー乗り 場のすぐ右横、鉄骨とガラス張りの建物。その2フロアが人形展にあてられ、1 階は世界の人形コーナー、螺旋階段をのぼった2階がアーチストによる人形コー ナーです。 四谷シモンの人形4点の展示場所は2階の一番奥(全体の中央)ですが、美術館 がそのコーナーを自由に使わせてくれたので、こちらの思うように作品をならべ ることができました(作品が到着するまで、ガラスケースが割れたりしないかと ても心配だったのですが、すべて無事でした)。 四谷シモンの人形のすぐ横はハンス・ベルメールの写真とスケッチですが、これも、 四谷シモンへの影響関係がよくわかるよう、美術館が球体関節人形のスケッチを 四谷シモンの人形(「木枠で出来た少女」)のすぐ隣にならべてくれました。ま たオープニングでは、これらの写真やスケッチのコレクター・ノザルゼフスキ氏と、 ベルメールがシモン作品をみたらなんというだろうかとか、親しく話をすること ができました。 フランスの人たちは、作品を見たあとで、これはどんな人がつくったんだろうと 四谷シモンのプロフィールを熱心に読んでくれて、それがとても印象的です。 また展覧会のポスターは2種類あるのですが、そのうちの1枚は四谷シモンの人 形(今回パリでは非展示)でつくってくれ、地下鉄の駅をはじめ、パリの街のい ろいろなところに四谷シモンの人形のポスターが貼られだしています。 滞在中、曇り空の日が多かったのは残念ですが、それほど寒くはなく、比較的気 持ちよくパリの滞在を楽しむことができました。 寒がりの四谷シモンは、ホッカイロを大量にもっていったのですが、これは一度 も使うチャンスがなく、東京からのおみやげといって美術館のスタッフにあげたら、 とてもよろこばれました(笑)。
シモンさん、如月さん、ご無事にお帰りのようで、安心しました。寒いパリで凍った道で滑って転んでいるのではと心配していたのです。展示の様子もいい感じですね。パリの街中にシモン人形のポスターが貼られるなんて、想像しただけで嬉しくなってしまいます。ですぺらで詳しい報告を聞かせてくださいね。
伝えたい日本の美しいものシリーズとして「ぽちぶくろ」が上梓されました。京都の骨董店てっさい堂のコレクションで、歌舞伎を題材にしたもの、江戸小唄シリーズ、面づくし等々、見ているだけで嬉しくなるような素敵なものばかりです。こんなぽちぶくろを贈られたらどんなに楽しいだろうか、中身が一杯だともっと嬉しい・・・。
一考が編集をお手伝いしたこともあって、「ですぺら」でも取り扱っております。フルカラー320頁、定価3900円、スーパーエディション刊。プレゼントにもよろしいかと。同じシリーズで「まめざら」「おびどめ」も出版されています。
1月23日、多田智満子さんの一周忌が神戸で行われました。米子のワタナベさんが、「不良の一考ちゃん」を懐かしがっておりました。
この日、神戸は寒かったのですが、加藤・多田家の庭にそびえるユーカリの木が、多田智満子さんの面影を伝えていて、美しかった。
多田さんが亡くなられて1年ですか…。早いものですね。 さて昨晩desperaに四谷シモンの人形をつかったパリの人形展のポスターをおい てきました。実物をご覧になりたい方はぜひどうぞ。 またその折、おみやげにランボーが住んでいたアパルトマンを写した絵はがきを おわたししたんですが、灯台もと暗し、あらためてその住所(10, rue de Buci) をみると、われわれが滞在したホテルのすぐそばで、たぶん毎日のようにその下 を歩いていたんですね。気がつけばもっとよく見てたのに、残念。
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