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一考 | ラ・ミシオン・シャルドネ

 先日、宇野邦一さんからサンセールの注文を受けたのだが、ギィ・サジェのサンセールを私は飲んでいない。要は味見もせずに店に置いているのである。モルト・ウィスキーはすべて確認しているが、ワインには一部未確認のものもある。旨いかと問われれば、正直に飲んでいないと言うしかない。
 それではおいしいワインを、とご注文なさったので、ピーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリのラ・ミシオン・シャルドネを抜栓した。チリワインだが、2004年以降に飲んだシャルドネ種ではもっとも旨かった。
 
 「ル・クラスマン」でフランソワ・ラヴノーと共に三つ星評価を受けたウィリアム・フェーヴルのシャブリはコスト・パフォーマンスが高い。二千円を切る安価でボトリングしているが、高級品ほどフィニッシュの酸味が生かされてくる。シャブリにうるさいひとには、1erのボーロワやレ・リスのヴィンテージものがお薦めである。
 そのウィリアム・フェーヴルやチリのピノ家等々が創設したジョイント・ベンチャーがピーニャ・ウィリアム・フェーヴル・チリである。ブテック ワイナリーなので、生産量は限られている。現在出回っているラ・ミシオン・シャルドネは2005年のヴィンテージだが、五~六年寝かせれば柔らかな酸味が加味され、果実味が豊かな味幅のあるワインになると思う。しかし、そのゆとりは現在のですぺらにはない。
 詳しくは下記を。
 http://item.rakuten.co.jp/miyakata/10000585/



投稿者: 一考    日時: 2006年08月13日 20:23 | 固定ページリンク





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