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一考 | 泥鰌御礼

 さきほど、龜鳴屋の勝井さんより小包到着。なかを開けてびっくり、泥鰌の蒲焼でございました。勝井さん曰く「泥鰌といえば、金沢では蒲焼」お見逸れいたしました。お見逸れついでに、お手紙の一節を無断で紹介させていただきます。
 「金沢で一番おいしい泥鰌の蒲焼を焼いていた水野商店が数年前に店じまいし、以来まったく口にしていなかったのですが、掲示板のやり取りに、なにやら辛抱たまらなくなり、いろいろお店をあたられた」との由。「市内で泥鰌を専門で焼いているのは三軒、そのうちの浅田どじょう蒲焼店に目星をつけたところ、悪くない」らしく、「えらくギュッと串に縮めて刺してあるものの、小骨の小気味いい歯ざわりも焦げた苦味も舌によし。これならばと、泥鰌談議にひと味添えるべく」ご送付くださったとか。ちなみに、泥鰌は小形なるも、しっかりと旬の子持ち、農薬の薬味が含まれない芳ばしさ、とびきりの甜味でございます。
 持つべきは友、書くべきは食したきもの、もの欲しげな趣を顕に、遠慮なくひとに甘え、無心し、ひとを強請る。「売るのは媚、買うのは顰蹙」これぞわが人生の極意。もっとも、さんざんに為呆けた人生ですが。
 勝井さん、どうもありがとうございます。金沢か東京か、いずれであれ、徹宵痛飲の日を鶴首して待っております。

追記。ですぺらへ養子に参りし幻の猫十五匹、各々無事に里親が決まりました。当地の動物愛護協会からも感謝状を頂戴。ついては仔猫をあと十匹お送りくだされたく、どうかよろしくお願いいたします。



投稿者: 一考    日時: 2004年07月05日 23:20 | 固定ページリンク





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