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一考 | オホーツクの匂い

 外山さんへ
 以下、例によって龜レスですみません。「ラ・ジョコンダの微笑みが江戸ソバなら、その背景の曲がりくねった川や橋が田舎ソバ」とやら、うまく表現なさいますね。
 神戸時代には日本海側を走って北海道へ行きました。北陸自動車道は新潟西ICまで、あとは8号線のつづきの1号線で北上します。山形、秋田、青森と曲がりくねった道沿いに田舎ソバ屋が並びます、もっともあちらの名称は板ソバですが。新潟と山形はつなぎに海藻を入れるのでたぐりは問題なし、外山さんのおっしゃる日向臭さが、あちらで食べるとなんともいえない薬味になります。
 お説のとおり、たまには「イデア風のもの」をはずして、ソバとひなたぼっこもいいものです。北海道が楽しかったのか、途次のソバが嬉しかったのか、今となっては判然と致しません。気が置けないのが田舎ソバとでも申すべきか、眼前を日本海の風景が悄然として通り過ぎてゆきます。
 ところで、鮭とばの茶漬けはいけます。出刃で薄く削ぎきり、それに魚醤を一滴のみ。つぶ貝(北海道ではゴマ)の炊き込みご飯とともに知床のアイヌの古老から教わったのですが、オホーツクの匂いがします。



投稿者: 一考    日時: 2004年06月28日 05:15 | 固定ページリンク





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