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一考 | 頬にキス

 如月さんへ
 種村季弘さん主演の映画の話でそちらのサイトが盛り上がっているようです。
 明治時代から続く有名な漢方医院が六本木にあるんですって、その漢方医が函南に広大な薬草園を所有してい、監督の佐伯さんはじめ、関係者はそちらで起居を共にしているとのこと。
 先日のですぺらにおける撮影は柘榴と林檎と二十世紀を用いた博打場と軍の南方への転進の両シーンでした。一方は柘榴と梨のツー・ペアと林檎のスリー・カードのどちらが強いといった理不尽な賭博、一方は南方といっても南国ではなく大陸、すなわち南極でして、新宿梁山泊の女性と種村さんがペンギンと共に空を舞い、大久保鷹さんはアザラシと怪獣探検という荒唐無稽なお話。大久保鷹さんは太宰治、種村さんの役どころは連隊長にして吟遊詩人。両のほっぺにキスマークをつけられ「君たちは墜ちてきた天使」と喜んでおられました。種村さんの役者振りにかの怪優、大久保鷹さんも舌を巻く始末。楽しい一日でした。
 佐伯さんと私は二十代からの飲み仲間、京大在学中から映画には一見識を持つ親友の一人です。映画の完成は三月の予定、前述の漢方医院で試写会を開きます。お近くですのでいらして下さい。日にちが決まれば御連絡致します。

 以下は皆様へ
 11月12日の月曜日、学研文庫に署名をしに種村さんがですぺらへいらっしゃる予定。署名本をご所望の方はですぺらか如月さんへどうぞ。



投稿者: 一考    日時: 2001年10月18日 02:20 | 固定ページリンク





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