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一考 | デリリウム・トレメンス

 高坂さんへ

 上京してから二度入院したのですが、手術前の検査で医師が目を丸くさせて言いました。「貴方は重度のアルコール依存症です」と。松友さんの紹介で知り合ったアナーキーな山崎医師で、ですぺらのお客さんでもあり、親友でもあります。病室でだけは酒を飲まないでくれと命令されましたが、この「病室でのみ」というのがミソでして、後は勝手に判断しろとの、それはもう優しくも慈愛に充ちたお言葉でした。
 かつて明石で四度、同じ病気で入院しているのですが、その折は手術の後、看護婦に担がれて飲み屋を梯子致しました。深夜に病院に戻ったのですが、ことはバレバレ、きつくお灸を据えられました。MOONさんが書き込みなすった交通事故の時の医師は、喧嘩で五度入院した病院の院長で、分かれた最初の女房の次の旦那(神戸大学医学部のお偉い方)の教え子だったものですから、かねてよりの飲み仲間。手術は二度に分けて行われたのですが、その間は痛みに堪えかねてゴクン、ゴクンの体たらく。ベッドの下に隠した多量のジン・フィズと水割りウィスキーの空き缶が発覚。こちらもまた、酒を飲むなら屋上でどうぞとの有り難いお言葉。こんなことをいくら書き綴っても詮方なく、要するに私は単なるデリリウム・トレメンスなのであります。
 「ウィスキー・キャット」は写真の美しい書物ですが、マイケル・ジャクソンの「モルト・ウィスキー・コンパニオン」ではない最初の本「世界のウィスキー」の方も珍しい写真が多く含まれています。



投稿者: 一考    日時: 2001年10月31日 01:52 | 固定ページリンク





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