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伊藤”御邪魔ビンラディン”敬さま
週刊文春の書評、気に入りました。坪内祐三氏との面識はないのですが、有り難いことで忝なく思っております。「後方見聞録」の押さえどころ、例えば稲垣足穂の巻の書き出し、シャイで切れ味のよい人物描写、「心がひどく動かされる」矢川澄子の巻き等々、肝要なところはしっかりと押さえていらっしゃいます。手前味噌で恐縮ですが、「伝説的な流れ編集者」には感激。一切の権威を擲って出版と対峙してきたつもりですので、「流れ」の一言はうれしう御座いました。
10月30日の東京新聞夕刊の大波小波にも書評が掲載されました。書き手は「風紋」とのみ著されていますが、内容から押して先々代の学芸部長風間寿夫さんではないかと思われます。解説より引用し「今どき、こんな純な言葉をはき出す出版人がいるだろうか」続けて「こんな本を文庫に入れた出版社の見識は見上げたもの」との賛辞。増田さん共々、喜んでいます。
伝説を捩りまして、ペンネームを「つちのこ」にしようかと思案中、命名は柿沼さん。つちのこ編集者は「わんわん」より可愛い名ではありませんか。
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