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たしかジルベール・レリーでしたか、マゾヒズムというのは自己に向けられたサディズムであって、存在するのはサディズムだけである、というようなことを言っていたと思いますが、世の中サディストばかりというのも当たり前のようでなんか面白味がないかもしれません。
ところで、ジルベール・レリーは頑固一徹なサド学の泰斗であるばかりでなく、素晴らしく特異な詩人でもありました。
翻訳がないのが残念ですが、『わが文明』という詩集は私の偏愛する詩集でもあります。
おお、サド、日々よ、山々よ、記憶の砦を彷徨う亡霊よ! カラヴォンの向こうに花の咲き乱れる谷間があったのだ。
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