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一考 | 斜視線

 おきさんへ
 ちなみに私はUNI(ユニ)の愛用者で、原稿はいつも鉛筆書きです。だって、消しゴムが使えるのですもの。
 創業者の家紋「三鱗」が先に商標登録されたことや三菱財閥からの誘いを断わったことも存じ上げております。正確には眞崎鉛筆製造所ですね。第一、足穂が「お伽話風のしゃれた幻想譚や「彌勒」のようなアナーキーな私小説」を書いていた頃にはUNIブランドは誕生していません。
 音楽の歴史が楽器の歴史でもあるような、そうした歪曲が文章にも応用できないかなと思ったのです。つまり、小咄です。
 ご指摘のとおり「MACもWINDOWSも五十歩百歩」ですから、マイノリティの文学を語るに際しマックを使えとは書かなかったのです。ウインドウズで動くOS10.4.8やインテルマックで動くXPが平和に共存する時代ですから、なにも言うことはないのです。 ただ、あまりのシェアの高さをちょいと揶揄してみたかったのですが、例題が悪かったようですね。パロアルト研については詰らぬ文献ですが、少し集めて読みました。
 IBMはともかく、「パチもん」のはなしには興味があります。私が子供の頃の福原は縮の七部袖にステテコか股引、それとラメ入りの腹巻きが正装でした。ヤクザからテキ屋、蝦蟇の油売りからバナナの叩き売りに至るまで、いわゆる香具師のスタイルですね。あの股引の朝鮮語がPachiで、当然そこからきたものと思っていたのです。
 関西では「パッチもん」なのでしょうが、バッタ商品もしくは人称代名詞としても用います。「ゴン太」や「ゴンタクレ」の意もあって、広義な意味でのデスペラードですね。ただ、それでははなしが古すぎます。これからは大阪発の「こんパチぶる」でいくとしましょう。

 白龍が香露酵母でないことも、メールがあってすぐ分かったのですが捨て置きました、済みません。新潟の白龍酒造と間違えてはいません。黒龍の純米大吟醸が香露酵母だったと記憶するのですが、こちらも確認はしていません。そして白龍の生貯蔵酒の香りが黒龍の吟醸酒とよく似ていたものですから、早とちりしたようですね。
 昔は七号、九号、十一号、十二号位しかなかったのですが、義侠酵母にはじまって、いまでは数百種類の吟醸酵母があります。もっとも国税庁には数千種類あるそうで、その内の数種類は飲ませていただきました。ただ、昨今は純米吟醸酒にはまったく興味をなくしました。興味をなくしたのはいいのですが、吉田酒造にご迷惑をお掛けしたのであれば、謝罪しなければなりません。
 以上、取り敢えず。



投稿者: 一考    日時: 2006年08月09日 05:45 | 固定ページリンク





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