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一考 | 目を覚ますのはあなた

 坂本さんへ
 貴方の書き込みは個人への誹謗中傷以外のなにものでもありません。そして、貴方の書き込みのどこを索しても、学問としての政治は見当たりません。「政治研究者」と書かれていますが、単なるゴシップ大好き人間としか私には思われないのです。私が管理人なら即刻削除するのですが、当掲示板は管理人と私の二人三脚で維持されています。従って、書きたくもない反論を少々。
 時事的なことを書けばこのような書き込みもあろうかと思っていましたが、それにしてもなにを仰言りたいのかがまったく分かりません。坂本さんの頭のなかでは小泉首相とその取り巻きについての罵詈雑言が即「政治」のようですね。貴方自身が「そもそも30兆円枠という根拠が分かりません」と書いておられるように、なんら根拠を持たない公約が守られようが、守られまいが、どうでもよろしいではありませんか。
 靖国参拝にせよ、田中真紀子氏の問題にせよ、世は移ろいます。その時、そう思ったからもしくはそう言ったからを理由に、政治家が固着した概念を持とうとするならば、それこそが独善や独裁の母胎になるのであって、もっとも避けねばならない事態でしょう。政治家であれなんであれ、私は理念や節操を持った人間を信用しないのです。
 「米国政府の日本政府に対する年次改革要望書」は少なくとも当掲示板をご覧の方ならみなさんご存じでしょう。民主党桜井充議員の「郵政民営化は米国の意向を受けての改革ではないか」との8月2日の参院郵政特別委員会で発言がことの発端だと思います。下記サイトで愚にもつかない暴論が書かれていますが、貴方のお仲間なのでしょうか。

 http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu100.htm

 郵政民営化が、金融市場の開放を求める米国の利害と一致していようがいまいが、それが国民にとって必要な改革であるかどうかとは、なんの関係もないと思います。それでなくとも、日本の公的年金や郵貯・簡保の資産運用業務に参入するために設立された外資系信託の閉鎖、解散、買収が相次いでいます。ピー・エヌ・ピー、ユー・ピー・エス、ドイチェ、クレディ・スイス、そして米国金融最大手のシティグループのシティトラストは今年十月ですべての業務を閉鎖し銀行免許を返上、全面撤退することになりました。
 話ついでに、サンフランシスコ条約(第1条 (b) )によって日本の主権が承認されたのは1952年4月28日、その講和会議に続いて、サンフランシスコ郊外のプレシディオ陸軍基地で日米安全保障条約が締結されました。この二つの条約をもって日本は自由主義陣営の一員として国際社会に復帰したのですが、その独立の日以来、「日本がアメリカの植民地」になったのだと私は堅く信じています。

 公人の概念が私にはよく分からないのですが、とりあえず「議員や公務員など公職にある人」ということにしておきましょう。一方、私人とは野に下ったひとを言うのであって、公務員でなかった私などは一般人と言うのが正しく、私人とは申しません。で、その公人と一般人との差違は私生活があるかないかだと思うのです。従って、公職にある山崎拓氏の私生活が暴かれるのは仕方がないのかもしれません。しかし、貴方自身が書かれておられるように、それらは「疑惑」にしか過ぎないのです。『週刊文春』『東京スポーツ』双方との告訴合戦も裁判の途中で和解してしまい、灰色決着が付けられました。書かれたことが事実であるのなら、『週刊文春』はどうして最後まで戦わなかったのでしょうか。貴方は文章の末尾でマスコミは事実を伝えていないと非難しながら、山崎拓氏の件に限ってはマスコミを信じられるのですか、その根拠は奈辺にあるのでしょうか。
 ギリシャ悲劇からシェイクスピアに至るまで「親子丼プレイ」ごときはいくらでも描かれています。「親子丼プレイ」や「飲尿プレイ」のどこが、「前代未聞」なのでしょうか。それこそネット検索してください。いずれにせよ、貴方の書き込みは単なる魔女狩りです。山崎拓氏の性癖への嫉妬心が「小泉政権のダークサイド」を書かせたのであればご同情申しあげますが、そうでないのなら貴方の品位を疑います。

 北朝鮮に関しては経済制裁はなんら意味をなしません。なぜなら、韓国や中国が援助額を増やすだけだからです。悲しいことですが、恫喝外交には恫喝以外に有効な手立てはないのです。イラクであれどこであれ、戦地への自衛隊派遣によって実戦訓練を積んでいただいた上で憲法を改正するの他、拉致問題の解決方法はないのではと愚考します。韓国、中国、ロシアとの断交を覚悟で北朝鮮を海上封鎖するか、もしくは消費税を十パーセントに上げてその金数を身代金として北朝鮮へ支払うか、方法はかなり限定されます。そしてなによりも、国民の総意が必要になります。
 ひとの言動を非難するのは容易いのですが、問題は対案を生み出すことだと思います。都合の悪い事はすべて政治家に丸投げするのではなく、国民ひとりひとりが考え、方策を編み出し、世論を喚起し、そして政治家に進言する、それが国民の責任であり務めなのではないでしょうか。貴方や私のような脳天気な人間が拉致を誘発させ、「国家・国民の安全と平和」を脅かしているのではないでしょうか。

 第六はすでにお答えしました。

 小泉首相は歴史に名を残す名宰相だと思います。大臣の任命に際し一本釣りを敢行し、派閥を形骸化させました。また政策集団への脱皮に異を唱えた代議士にかつてなかった締め付けや制裁を加え、刺客をはなちました。道を造れとか橋を造れといった地方の権益を覆すために、立候補者を官邸で決め、落下傘候補を増やしました。既得権益を守るために汲々とする派閥や地方組織や支持母体を壊すことが、貴方のいう「騙し」であり「独裁」だとするなら、貴方が佳しとするのは田中角栄のような金権まみれの政治家なのでしょうか。
 澁澤龍彦や種村季弘が文学の世界に現れたトリックスターであったように、政治の世界にも後れ馳せながら小泉純一郎というトリックスターが誕生しました。渡辺喜美氏のホームページには下記のように書き込まれています。

 小泉総理は自民党や連立与党の要求に耳を貸すべきではない。思った通りの非妥協路線を貫けばよい。その結果、連立が壊れたり、自民党が分裂の危機に瀕したりすることがあっても良いではないか。「永田町のハルマゲドン」の後には「政界ビッグバン」が起こるのだから。

 貴方の文章は「新党も出てきた事だし・・・素晴らしい未来がこの国と皆様に訪れる事を願望してやみません」で閉じられています。貴方はきっと大樹の会の関係者なのでしょうね。まあ、そんなことはどうでもよろしい。ここは「素晴らしい未来」を信じるような方が出入りなさる掲示板ではございません。「素晴らしい未来」を「素晴らしい地球」を望むなら、まず、人類を滅ぼすための算段を致さねばならないのです。



投稿者: 一考    日時: 2005年08月24日 12:29 | 固定ページリンク





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